はじめての抗がん剤治療 -1周目-
こんにちは、もってぃーです。
「"自分語り嫌い勢"なのに頑張ってるね!」とお褒めの言葉をいただきました😁
そうなんです、珍しいんです。
実は、いつも愚痴を聞いてもらってる友だちの一人に最近乳がんが見つかりまして…ギアが上がりました。本当に多いんですね、乳がん患者。仲間になんかなりたくなかったけど、なってしまったからにはサポートしたい。
個人的には、御涙頂戴コンテンツも謎の民間療法情報もいらないし、医療専門情報は主治医から得られるので、しいて言えば必要なときに必要な事例サンプルが転がってれば助かるかも?と思っています。
というわけで、今後もただただ事実と所感をサンプルとして投稿していこうと思います🫶
今回は抗がん剤治療の1周目を振り返ります。
抗がん剤治療のフロー
わたしの受けている「EC療法」は21日おきに通院して血液検査+問診後1.5時間ほどの点滴を打ち、副作用軽減のための処方薬を持ち帰って自宅療養するというもので、これを4セット繰り返します。
主な副作用は以下です。
吐き気・嘔吐
倦怠感
白血球減少
脱毛
口内炎
皮膚・爪の異常
記録の方法
体調が芳しくない日も多いので、必ずやると決めているのは
体温/血圧の測定
飲んだ薬と食べたものを写真に撮る
の二点だけ。
測定結果は「OMRON CONNECT」、体調や詳細の情報は「Noteshelf」をメインに使って管理しています。
副作用の発生スケジュールはあらかじめざっくりわかっているので、ペースを掴みつつ実際の症状を一覧できるように、マンスリーカレンダーに記録することにしました。
マンスリーカレンダーを振り返る
12/1の抗がん剤点滴からの日々の具合いをカレンダーに絵文字で記録してみました。今回は残念なことに健やかに過ごせたのは2,3日間だけで、他は総じて痛いかしんどかったです。
1周目のトピックス
7日目:味覚や見た目に変化
なるべく歩いた方がいいと言われたのでコンビニとかパン屋さんとかに行ってみたけど息が切れた😅帰宅後はヘロヘロ
唇に血の気がない
一夜にして顔中に吹き出物ができた
13日目:歯茎が腫れ上がる
口の疼く痛みで目を覚まし、うがい薬を求めて洗面所に行ったところ、鏡に写った顔の輪郭の変形に驚愕しました。そういえば、親知らず抜いたときこんな顔だったなぁ…😂
体のありとあらゆる部分が白血球や自己免疫力やらとの絶妙なバランスで正常を保っていたのだなぁと実感しました(頭をよぎる「はたらく細胞」と「はたらく細胞Black」)。
翌日ちゃんと39℃弱の高熱が出ました。
21日目:味覚異常と脱毛の進行
味覚が日に日におかしくなるので、かろうじてキャッチできている甘味を積極的に摂取(同じ甘味でも上品なあっさりした甘味だとよくわからない、ということがわかりました)。
あと、ハゲ方がまばら過ぎて鏡見るたびにウケてます。
2周目の対策
1周目での症状等を受けて、2周目では以下のように変更することになりました。
抗がん剤点滴の3日以内に白血球増加の筋肉注射をうって白血球の減少を抑える
ただし白血球増加注射によって骨の痛み/微熱等の副作用が発生する
解熱鎮痛剤の処方を増やす
カロナールの他にロキソプロフェンも処方
便秘防止のための酸化マグネシウムの処方を増やす
日頃便秘知らずでも抗がん剤で必ず便秘になる
便秘は吐き気を誘発する
うがい薬の処方を増やす
ちなみに、白血球増加の注射は、今までうってきたどの筋注よりも痛かったです。そして、お値段一発¥32,860!!!前もって言っといてくださいよ、高いよって。わたしも「えっ…」ってなったけど、休日窓口の守衛のおじいちゃんが一番びっくりしてました🤣
さて、3万円注射の効果やいかに!
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