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夏のジブリパーク攻略法!チケット選び・服装・持ち物・回り方を紹介

2024年8月末にジブリパークを訪れ、「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」チケットを利用して、開園から13時半までの4時間半で、全体の8割のエリアをまわることができました。

本来は1日かけて全エリアをまわる予定でしたが、台風の影響で帰りの新幹線が運休する可能性があったため、滞在時間を短縮して急遽帰宅することになりました。

「もののけの里」と「どんどこ森」のエリア内にある「どんどこ堂」には時間が足りず、訪れることができませんでしたが、事前に計画を立てたおかげで、限られた時間の中でも多くのエリアを効率よく楽しむことができました。

この記事では、その体験をもとに夏のジブリパークの攻略法を紹介します。


夏のジブリパーク攻略法①チケット選び

夏のジブリパーク攻略法①チケット選び

ジブリパークのチケットは事前購入が必須です。

チケットは2ヶ月前の10日14時に予約販売が開始され、「ジブリの大倉庫」は入場時間指定があるため、人気の時間帯はすぐに売り切れてしまいます。

なので、チケット販売開始前にチケットの種類と「ジブリの大倉庫」の入場時間を決めておきましょう

特に夏休み期間中は混雑が予想されるので、予約販売開始と同時に購入するのがおすすめです。


チケットの種類

ジブリパークのチケットにはいくつか種類がありますが、「ジブリパーク大さんぽ券」「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」で迷う人が多いと思います。

「ジブリパーク大さんぽ券」で入場できるエリア
①ジブリの大倉庫
②青春の丘
③どんどこ森
④もののけの里
⑤魔女の谷

「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」で入場できるエリア
上記の5つのエリアに加えて、以下の建物内に入ることができます。
・地球屋
・サツキとメイの家
・オキノ邸
・ハウルの城
・魔女の家

私は「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」を購入したら大正解だったので、今からその理由を紹介します。


「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」のメリット

私が「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」を選んだ3つの理由は、

  1. せっかく行くので、建物の中まで見たい

  2. 建物内はエアコンが効いており、涼しく過ごせる

  3. 雨が降った場合、外観だけだと十分に楽しめないかもしれない

という理由から「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」を購入しました。

どんどこ森にある「サツキとメイの家」にはエアコンがありませんでしたが、それ以外の建物内は涼しかったので、真夏にジブリパークを回る際に室内で体力が回復したのは、とてもよかったです。

ジブリパークに行くまで、プレミアムチケットはじっくり建物内を見たいコアなファン向けだと思っていましたが、体力を回復するために買うのもありだと感じました。


また、「ジブリの大倉庫」はチケット購入時に入場時間指定をするのですが、一番混雑しそうだったので、最初の10時に入場するチケットを購入しました。

ちなみに、「ジブリの大倉庫」は入場時間の指定はあっても、退場時間の指定はないので、早めに入場したほうが混雑を避けられると感じました。


夏のジブリパーク攻略法②服装

夏のジブリパーク攻略法②服装

夏のジブリパークは屋外はとても暑く、建物内はエアコンが効いています。

そのため、服装は暑さと紫外線対策をしっかりしつつ、体温調節ができるものを選ぶことが重要です。


服・靴

◆トップス
トップスは汗じみが目立たない服を選びましょう。
薄いグレーは避け、濃い色や汗を吸収しやすい素材がおすすめです。
ただし、黒い服は熱を持つので避けたほうがいいです。

◆ボトムス
ジブリパーク内は広く、特にどんどこ森は本当に森の中にあります。
スカートよりも薄手のズボンにしたほうが、蚊に刺されたり、日焼けする心配も減ります。

◆靴
敷地が広く、階段もあるので、歩きやすいスニーカーを履いて行きましょう。


日焼け防止・体温調整グッズ

真夏の強い日差しを避けるために、帽子アームカバーを身に着けるのがおすすめです。

影がない場所も多いので、サングラスをするのもいいと思います。

また、「ジブリの大倉庫」の中にある「オリオン座」という映画館ではエアコンが結構効いているので、カーディガンやUVカットパーカーなどの羽織りものを持参することをおすすめします。


夏のジブリパーク攻略法③持ち物

夏のジブリパーク攻略法③持ち物

夏のジブリパークには、以下の4つを必ず持って行きましょう。

・日焼け防止グッズ
・汗対策グッズ
・虫よけグッズ
・飲み物


日焼け防止グッズ

・日傘
・日焼け止め

夏のジブリパークに1日いると、ものすごく日焼けするので、こまめに日焼け止めを塗りなおしたり、日傘をさして日焼けを防止しましょう。

また、服装のところでも紹介した帽子やアームカバー、UVカットパーカーも併せて使いましょう。


汗対策グッズ

・ハンディファン
・ビオレ 冷タオル
・ボディシート
・あぶら取り紙
・タオル

ビオレの冷タオルを首にかけて、ハンディファンで風を送ると涼しいです。

汗をかいたら、ボディシートとあぶら取り紙でケアしましょう。

また、タオルは屋外で汗を拭いたり、首にかけて日除けをするのにも良いです。


虫よけグッズ

・虫よけスプレー

「どんどこ森」は森の中にあるので、持ち運びしやすい小さめの虫よけスプレーを持っていくといいと思います。


飲み物

・冷たい飲み物
・ペットボトルカバー

暑いので冷たい飲み物は必ず持って行きましょう。

ジブリパークの中にも自動販売機はありますが、持ち込んだほうが安心です。

保温のために、ペットボトルカバーも用意しましょう。


夏のジブリパーク攻略法④入場前にすること

夏のジブリパーク攻略法④入場前にすること

名古屋市内からジブリパークまではリニモを使って移動し、「愛・地球博記念公園駅」から歩いてジブリパークに行きました。

リニモの駅にもジブリパークのイラストがあり、到着前からワクワクして良かったです。

開園時間は10時でしたが、9時には「愛・地球博記念公園駅」に到着していました。

ジブリパークに入場する前に、まずはリニモの「愛・地球博記念公園駅」からジブリパークの間にある「ローソン 愛・地球博記念公園店」に行って買い出しをして、その後「北口案内所」で地図をもらうのがおすすめです。

ローソン・北口案内所

ローソン 愛・地球博記念公園店

ローソンで購入したほうがいいもの
①凍ったアクエリアス
②冷たい飲み物
③ビオレ 冷タオル

①凍ったアクエリアス
まずは、凍ったアクエリアスを人数分購入しました。

凍ったアクエリアスはペットボトルカバーに入れておき、室内では飲まないようにして、屋外のエリアを歩く時まで取っておいたら、冷たさが3時間くらい続きました。

在庫が確実にあるかはわかりませんが、あったら必ず買ったほうがいいです。


②冷たい飲み物
凍ったアクエリアスはすぐには飲めないので、冷たい飲み物も併せて購入しましょう。

凍ったアクエリアスが飲めるようになるまでは、この冷たい飲み物を飲んだり、自動販売機やカフェで飲み物を買うのがおすすめです。


③ビオレ 冷タオル
凍らせたアクエリアスの横に、凍らせたビオレの冷タオルもありました。

事前に購入して持って行くのもいいですが、ローソンで凍ったものを購入したほうがもっと冷たいと思います。


北口案内所

北口案内所では、パーク全体の地図を入手できるので、効率よく回るためにも必ず立ち寄りましょう。

詳しい説明書きはないので、各エリアについてもっと詳しく知りたい人は、事前にジブリパークの公式ガイドブックを購入したほうがいいと思います。

北口案内所はトイレコインロッカーもあるので、開園前に寄ることをおすすめします。


夏のジブリパーク攻略法⑤回り方

ジブリパーク内では、下記の順番でまわりました。

ジブリの大倉庫

どんどこ森

魔女の谷

青春の丘


ジブリの大倉庫

ジブリの大倉庫

◆なりきり名場面展
開演1時間前に入場待機列に並んだおかげで、開場してすぐに人気の「なりきり名場面展」に入ることができました。

1時間も外で並ぶのは暑かったですが、
・午前中で気温が上がりきっていないので、正午に並ぶよりはマシ
・天井があって日陰だった
・ビオレの冷タオルとハンディファン、冷たい飲み物で暑さ対策をした

ので、何とか過ごせました。

私は開場と同時に入ったので、撮影スポットは人気の場所でも5人待ちくらいだったのですが、11時半ごろには50人以上展示室の前に並んでいたので、開場1時間前に並んで正解だったと思います。

なるべく早く入場待機列に並ぶと一番混む「なりきり名場面展」を早く進むことができるので、入場時間直前に並ぶのではなく、1時間前くらいから並ぶのがおすすめです。

※入場待機列に並ぶ際、スタッフにチケットの入場時間を確認されるので、朝一番の入場時間指定ではない場合は、自分の入場時間になるまで並ぶことはできません。


◆オリオン座

オリオン座

短編映画を見ることができる「オリオン座」は、歩き疲れた時に寄るのがおすすめです。

上映時間が決まっているので、上映時間をチェックして待ち時間に無駄がないように他の展示室をまわるのがいいと思います。

ちなみに、オリオン座の中はエアコンがかなり効いているので、着席したらカーディガンやUVカットパーカーなどを着たほうがいいです。


◆食事

食事は早めの時間帯に「カフェ 大陸横断飛行」か、「ミルクスタンド シベリあん」で食べるのがおすすめです。

私は11時過ぎに「カフェ 大陸横断飛行」で食事をしたら、まだ全然店内は混んでおらず、メニューの殆どがパンだったので、すぐに食事が提供されました。

カフェ 大陸横断飛行

11時半を過ぎると混んできたので、「カフェ 大陸横断飛行」で食事をする場合は、なるべく早めに行ったほうがいいと思いました。

ジブリの大倉庫のエリア外にはフードトラックもありましたが、屋根があったとはいえ室外なので暑そうでした。

「カフェ 大陸横断飛行」と「ミルクスタンド シベリあん」は「ジブリの大倉庫」のエリア内にあるので、そもそも入場人数が限られているし、屋内なので午前中に「ジブリの大倉庫」を訪れる際にはどちらかで食事をしたほうがいいと思いました。


◆お土産コーナー
お土産コーナーはジブリパーク内にいくつかありますが、ここのお土産屋はかなり充実しているのでお土産を買うならここがおすすめです

ジブリパーク全体として、クッキーなどのばらまき土産は殆ど売っていませんでしたが、こだわりのグッズがたくさん販売されているので、どちらかというと自分用のお土産を買うのに良さそうです。


◆時間配分
「ジブリの大倉庫」の展示は、以前ジブリパーク展で見たことのある内容や、三鷹の森ジブリ美術館で見たことのある展示もあったので、私はかなり駆け足で見てまわりました。

じっくり見たら3時間くらいはかかると思うので、他のエリアをまわる時間との折り合いをしっかり意識する必要があります。

ジブリパークを1日で見てまわるとしたら、ペース配分を最も気にしないといけないのはここのエリアです。

ちなみに再入場不可なので、他のエリアを見終わって余った時間でもう一度見たいというのはできないので注意してください。


どんどこ森

どんどこ森

「どんどこ森」は他のエリアから離れており、「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」で入れる「サツキとメイの家」の中にエアコンがないので、熱中症に一番注意する必要があります。

移動手段は無料のバスや有料のネコバスがありますが、待ち時間が長いので歩いたほうが移動は早いです。

バスのルートや時間をチェックして、タイミングよく乗れる場合は必ず乗ったほうがいいと思います。


ただ、私が行った時にはバス停が大行列で、時間もなかったので行き帰りは歩いて移動しました。

どんどこ森までの道がたくさんあるのですが、道によっては歩く距離や高低差がかなりあるので、標識と地図を確認したり、すれ違う人に聞いたりしてどの道を行くのか決めるのがおすすめです。

「どんどこ森」は移動と暑さがとにかく勝負なので、比較的涼しい時間帯や体力のある時間帯に行くのがいいと思います。

ネコバスの券売機とトイレの近くに自動販売機やラムネを買える場所があるので、そこで飲み物を飲んで休憩するようにしましょう。


ちなみに「どんどこ堂」は時間の都合で断念しました。

滞在時間が1日あったら行けたと思いますが、「サツキとメイの家」の近くから上がっていく階段は急だったので、かなり体力が必要です。


魔女の谷

魔女の谷

「魔女の谷」のエリアは新しくできたので、混雑している時間を避けるために昼食の時間帯の12時〜13時に行ったら空いていました。

どんどこ森から歩いて移動した後で、しかも正午の時間帯でとても暑かったのですが、「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」のお陰で、エアコンが効いている建物に3つ入ることができたので、なんとか体力が持ちました。

「魔女の谷」は「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」で入れる建物が多く、エリアもそんなに広くないので、暑い時間帯に行って正解でした。

でも、「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」じゃなくても、「魔女の谷」はお店が多いので、空いていれば、お昼の暑い時間帯に行っても大丈夫だと思います。

グーチョキパン屋には10分くらい並んで、パンも購入できたので、所要時間は想像していたよりもかからなかったです。

グーチョキパン屋

「魔女の谷」は暑い時間でも、想像以上に快適に過ごせて良かったです。

※有料のアトラクションもありましたが、時間の都合で乗ることはできませんでした。


青春の丘

青春の丘

「青春の丘」は一番リニモの「愛・地球博記念公園駅」に近いところにあるので、帰り道に寄るのがおすすめです。

帰りに乗るリニモの時間を決めておいて、その時間まで調整してエリア内にいるとジブリパークを出る直前まで楽しめます。

狭いエリアなので、混んでいなければ所要時間はそんなにかかりませんでした。

入口と出口が一方通行で出口はリニモの駅と反対方向になるので、駅に向かう際には再度坂を上がる必要があることに注意しましょう。


もののけの里

「もののけの里」は「魔女の谷」と「青春の丘」の間に行こうと計画していたのですが、時間がなくてあきらめました。

1日いれたらまわれたと思いますが、「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」のチケットで入れる建物がなく、建物の外観やオブジェを見るのが中心のエリアで、14時前後の一番暑い時間帯に行くのは体力的にきつそうだったので、「青春の丘」に行くことにしました。

正直なところ、夏に「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」のチケットを持っていて、なるべく建物に入って涼みたい人にはあまり向いていないエリアなのかなと感じました。

今度夏以外の季節にジブリパークを訪れることがあれば、ぜひ行ってみたいです。


帰り道

リニモの「愛・地球博記念公園駅」に行くまでに、「ロタンダ 風ヶ丘」とローソン 愛・地球博記念公園店に寄りました。

ローソンは食品だけでなく、ジブリのお土産が多数あったので帰り道に飲み物やおやつを購入する際、お土産も一緒に見るといいです。

ちなみに、ローソンと「愛・地球博記念公園駅」にはゴミ箱がないので、ゴミはジブリパーク内のゴミ箱になるべく捨ててから移動したほうがいいと思いました。


まとめ

この記事では、夏のジブリパーク攻略法を紹介しました。

夏に1日でジブリパークを見てまわるには、事前準備と時間配分が大切だと思います。

自分の見たいエリアの優先順位を決めて、効率的にまわるようにしましょう。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。


関連動画

三鷹の森ジブリ美術館


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