手遊びのススメ:桜の花びらの線香
いざ、手遊びのススメ。
こんにちは。86400"の山本です。
この記事では、デザインやものづくりの下ごしらえとして、なんとなくやっている日々の手遊びについて記しています。
今回は「桜の花びらの線香」について。
ちなみにここに出てくる桜は昨年春(2021年3月)のもの。
今年ももう開花というニュースをみて、ふと思い出して記事にしました。
ひらひら
近所の公園で、鳥たちがせっせとつつくものだから、次から次へと降り注いでくる桜の花びら。
まだ綺麗な状態だったので、どうにももったいなくて拾い集めてきました。
少し甘い匂いがして、しばらくはこのまま山盛りのお皿を飾っていました。
ただ、あまりにたくさんあったので、何かできないかなと考えていました。
そんなとき、手元に線香。
花びらを巻きつけたら綺麗かもと思い、手遊び開始。
巻く巻く
接着剤は、火をつけても安全なものをということで、あの頃お道具箱の中にあったでんぷんのりで線香に貼り付けていきます。
線香にのりを薄くつけて、一枚ずつくるくる巻いていきます。
このとき、のりが多いと桜の花びらがすぐ茶色く変色してしまいました。
茶色くなるのは酸化によるものらしく、水分は天敵のよう。
ということで薄く、手早くがポイントです。
(ちなみに花びらを変色させずに保存するには、ビニール袋に入れて冷蔵庫、もしくは急速乾燥が有効みたいです。)
そしてこれが完成したところ。
ところどころ茶色くなっちゃいましたが、濃いピンクが綺麗です。
匂いは、少量だとほぼわからないです。
なので、線香に火をつけても桜の匂いは、、ない。
あくまで見た目が綺麗、それだけです。
ということで僕は火をつけずに飾って、ほのかな香りを楽しむことにしました。
(ちなみに、ちゃんと乾かせば火は着きますよ。)
それからそれから
その後、こちらが数ヶ月経った様子です。
ピンク色が茶色へと変色してきました。
銅や真鍮と同じ、酸化ですね。
ただ、よくよくみてみると花脈がくっきりあって、これもまた美しい。
美しいあの色を留めたい気もするけど、変化するのもそれはそれでよいです。
さてさて、もう春はすぐそこ。
また桜拾いに行きたいな。
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