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イタリア買い付け旅行記2003

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毎年恒例のイタリア買い付け旅行。2003年も素晴らしいアイテムの発掘と、知られざる美食を堪能してきました。
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vol.20「初シチリア・パレルモ」

vol.20「初シチリア・パレルモ」

2003年7月2日(水) 

ローマからパレルモに飛ぶ
2泊したローマにひとまず別れを告げ、今日はシチリア島に出発だ。せっかくほどいた荷物をまとめて旅支度。

今回の旅行は最終的にふたたびローマから日本に帰国する旅程なので、同じホテルにあらかじめ、帰国する前日の宿泊を1泊、キープした。こうしてもう一度戻ってくることを告げておくと、荷物をそれまで預かってくれるのでありがたい。

昨夜プレゼンされたシ

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vol.19イタリア買い付け旅行記「ローマで得たシチリア食材情報」

vol.19イタリア買い付け旅行記「ローマで得たシチリア食材情報」

2003年7月1日(火) 

ワインソムリエの案内によるローマの1日遠くから聞こえてくる人の話し声で目が覚めた。寝坊しないとは思ったけど、カーテンの隙間から朝日が差し込むように少しだけ窓を開けたまま、眠りについていたのだ。

今回の買い付け旅行で初めて迎えた朝。窓を大きく開けて深呼吸し、下を覗いてみる。話し声は10メートルばかり下のホテル前の道路に面したパン屋さんに買い物に来る客同士の会話。今日も

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vol.18イタリア買い付け旅行記「パレルモの市場とシチリアの美味を探して」

vol.18イタリア買い付け旅行記「パレルモの市場とシチリアの美味を探して」

2003年6月30日(月) 

帰国後東京・渋谷にあるオフィス。室内に入り込む空気はすでに30度Cを超え、湿度も高い。日中の気温はローマ、フィレンツェ、パレルモだって同じなのに、東京と決定的に違うのが、抜けるように青い空と乾いた空気です。

イタリアでは都市部でさえも、時おり頬をなでるひんやりした風を感じるし、朝夕の涼しさは格別。窓を開けておけばエアコンなしでぐっすり眠れる。

日本だと、こんな環

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