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私の人生最悪の結末

私の不安を煽る最悪の結末は「誰かに嫌われる」だった。
嫌われることについて怖いと思っている認識がなく
別に嫌われてもいいし?私は私の道をいきますね?くらいに思っていた。

本当に毎回無自覚な女だ。

私は周りの人達を無意識に自分のテリトリー内と外に分けていたのだが
テリトリー内の人たちに嫌われることを異常に怖がっていた。
なのにテリトリー外の人に嫌われることについて何も思っていなかったことから
自分は嫌われることに対して何も思っていないと思い込んでいたのだ。

ここで言う私のテリトリー内の人は
家族、友人、恋人、職場、でそれ以外はテリトリー外。
仕事で対応する相手、近所のおばさん、店の定員。
どうでも良かった。

私が人間関係で苦労する時は決まって異性関係でだった。
一度愛されたその居心地が良く、捨てられることが怖くなり
異常に嫌われることを避ける、
どんな手を尽くしてでも避けるために過剰に尽くし、
気がつけばお手伝いさんになってしまうのだった。
でもそれを自覚すると最後。

何で私ばっかりがこんなにしないといけないの?
同じくらい返してよ。
私のこと好きなの。
などと不満が出てくる。

でもこんなこと相手に言えない。言ってはいけない。
結果、自爆する。

このパターンは異性にだけだと感じていたので
20歳過ぎでこれに気づいた私は生涯彼氏をつくらないと決めた。
だが、しかし。

20代後半になり学生時代の友人と同居することになった。
同居を始めて1ヶ月ほど経った頃、
友人がコロナになり身の回りのことを全て私がした。
過剰に尽くす姿は異性にしていたそのものだった。

その時しんどいと言っていた友人が隣の部屋でオンラインゲームを始め
ゲラゲラ笑う声が聞こえ大爆発。
異性でなくても過剰に尽くしてしまう自分がいることに驚いた。


ここで気付いた。私の人間関係の作り方はおかしい。何かが間違っていると。
役に立たないと価値が無いと思っていることが私の人間関係を作るベースになっていたし、
この自己肯定感の低さは私に好きなことまでも認めないようにしていた。

そこで私はやっと今まで触れてこなかった幼少期からの家族との関係に触れることになった。
今まで怖かったのだろうか。無意識に触れれずにいた。
でも気づいてしまったものは仕方がない。



家族と向き合うことにする。

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