見出し画像

経営の品質 2

今回の経営の品質シリーズを書き終えてからは、より実際に使える資料を交えながら書いて行けるように一部変更して行きたいと思います。

前回の続き、経営者・経営層(特に組織の更なる強さを求めている方)は、経営の品質についてお読み下さい。
常に4つを念頭に置いて、各カテゴリーをお読み下さい。

・顧客本位
・独自能力
・従業員満足
・社会調和

この4つはバランスを取りながら、戦略を建てる事が重要です。
どれかが、全く考えられていない事が起きないように気を付けてください。

・リーダーシップ
・社会的責任
・ニーズの理解と対応
・計画と展開
・個人と組織の向上
・価値創造
・情報マネージメント
・活動結果

前回に続いてのカテゴリーから書いていきます。
気になって頂いた方は、是非部分的に知るではなく経営の品質1も併せて読んで下さい。

画像1

・計画と展開

まず始めに、現在の自組織を客観的に状況を確認しましょう。
SWOT分析等、ライバル社と比べてどの位置にいるのかを把握しておく事が必要です。

その中で見えて来る、差別化戦略や基盤強化戦略等を計画して行きます。この計画を立案する際に、影響を与える範囲を念頭に置いた4つで検討することを忘れないで下さい。

展開には、必ず実現出来る範囲でのステップで行う事が必要です。あまりにも非現実な計画、展開を進めることは辞めましょう。
変化のスピードが早くなっている状況の中、過度な成長は対応スピードの低下や、全体の諦めムードなどが起きやすくなります。

・個人と組織の向上

個人の成長は、必ず組織の成長から紐づく形が必要です。組織として達成したい事、一翼を担う部署の成長、部署の成長目標を達成する為、個人の成長と感じられるようにします。

個人の成長が組織の向上に繋がり、個人の達成感だけでなく組織の向上も感じられる様にしていきます。
個人の達成感を感じられる事も、非常に大切です。

小さな成功体験を積上げ、大きな成果を作り出す事となります。大きな成長を求めがちになりますが、成功体験から感じられる意識の変化は、スパイラルアップしていく組織では必要なマインドです。

また、リーダー・管理者はチーム・部署の関係チーム・部署との連携も、向上する事を忘れずに計画しましょう。

画像2

・価値創造

価値創造=商品開発と考えた方、残念ですが不正解です。価値創造とは、顧客・エンドユーザーの立場で商品・サービスを考えた時の話です。商品・サービスを選ぶ時、何故それを選ぶのかという話です。

完全な独断市場でなければ、同業者や似た商品・サービスがあると思います。そうした対象と比較検討やSWOT分析等を行います。そうする事で、商品・サービスの強み弱みを把握した価値を理解することが出来ます。

そして、価値を高める為の強みの強化や、弱みの克服等で価値を想像する事が出来ます。その中で、商品・サービスの開発が出てきます。そこに至るまでの経緯を共有する事がとても大切です。

画像3

全てのカテゴリーで共通する事は、どう組織で共有するかです。次回はそうした情報について書いていきます。ここまで読んで頂きありがとうございます。
次回、経営の品質シリーズも完結です。
宜しければ、フォロー・すきをお願いします。

それでは、次回経営の品質3をお待ち下さい。

この記事が参加している募集

スキしてみて

サポートよろしくお願いします 。 充実させる為に、頑張って準備しますね(^O^)