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中小企業のIT導入 ①

今回の記事は、IT・IOTの導入を考えている方、検討している経営者に読んで頂きたいです。
今後、働き方やリモートワークが出来るのか?等、環境が大きく変わっていく状況で、動き出さないのは将来のリスクになります。

どうか、存続の危機になる前に英断する為の準備を始めて下さい。
ですが、そんな投資を出来る状態ではないと思った方!
今回はそんな準備に役立つ、あまり投資の要らない方法を紹介致します。
是非、最後まで読んでください。

・現状を確認する
・問題を理解する
・リストを作る
・検討を行う
・トライアルを行う
・効果を確認する
・実運用する

中小企業では多くある事ですが、誰かが居るから出来る事や、
基準・基本が無いけど出来ている事等、仕組みが無いけど出来ている事などは無いでしょうか?また、誰かが言うから変わってしまう事等、基本となる仕組みが出来上がっていない状態などをしっかりと問題として取り組む事が必要です。全体を必ず俯瞰で見る事が必要です。

その上で組織を良くして行き、効率(作業性)の良い仕組みを作るうえで
IT、IOTを使う事を理解すると、とても良い導入となる事を覚えて欲しいです。

・現状を確認する

IT、IOTを導入するには、準備が必要です。
準備と言っても、何かを購入する事ではありません。
例えば、PC(パソコン)等をいきなり買っても意味が無いように、
目的・使い方を想定する事が必要です。

今までの経験では、なぜ買った?そんな企業をを見てきました。しっかりと使うイメージが出来てからで、導入は遅くありません。

まず必要な事は、ベースが有るか?が必要です。
『データは何が有りますか?に対して、台帳が有ります。』と答えているのを聞いた事が有ります。
この様に、1つ1つのデータ(マスター)さえ理解していないのであれば、ベース作りを優先して行って下さい。

台帳は色々なデータを集めた帳票です。
データは、一つの項目についてまとめたものです。
例)仕入れ台帳=期間で仕入れを行った一覧
  仕入れデータ=個々の仕入れ品の名称・管理番号・仕入れ先等

データが整っていない中で、台帳をITで効率良く作る事は出来ません。
データを作るのはExcelでも、十分です。
ベース作りを行い、IT導入の準備を行う事が必要となります。

ITは、お金を出せば仕組みが出来る道具ではありません。
あくまでも一つの道具です。
道具でしかない為、ITで効率化する事は出来ても仕組みやデータ(マスター)を自動で作ることは有りません。

現状でITを利用出来る状況がどの程度なのかを把握する事が大切です。その理解が不十分な程、導入前の準備は長引きます。

・問題を理解する

問題の理解でも、困っている事を仕組みが有るのか仕組みが無いのか仕組みを効率化したいのかを理解する事が必要です。問題の確認を行う際、十分に理解した方が良い事として、改善した時の効果が有ります。

問題の抽出
・仕組みの有無
・基準の有無
・緊急度

この3点は非常に重要です。
ただし、問題点が有ります。それは、経営方法・チーム力です。

経営方法
オーナー企業やカリスマ経営の場合は、注意が必要です。
決定者が必要としていない場合や、必要性を気づいていない場合などが有ります。そうした場合は、最後に添付する資料で決定者の意見を取り入れる事で、流れからの参加をさせて行きます。

チーム力
ITを部分的な活用に留めない為にも、組織全体でデータの活用が出来る様にしていきましょう。
その際に、自分だけ良くなれば良いや、自分には関係ない等、
自己中心的な考えにならない様、考える事が必要です。

こうした中から表面化した問題点を更に理解する事が重要です。
問題点は、きちんと対策されていないと再発してしまいます。
ITだけではない問題点にも、準備として取り組む必要が有ります。

・リストを作る

問題を解決する為に必要な事として挙がってきた中には、
様々な階層での問題点があると思います。
仕組みが無い・担当が分からない・どうやればよいのか決まっていない等、
そうした階層を共通理解する事が重要となってきます。

有料部分では、リスト作りで必要な要点をお伝えしていきます。組織で考えていくのに必要なポイントとなっています。また、リストの簡単なサンプルフォームも見える様にしました。

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