見出し画像

私の悲惨なお盆Week

私の今年のお盆期間は、悲惨極まりなかった。
きっとnoterの中でワースト10位内よ。自信ある。



8/10   口の中にカミソリの刃!?


先日、歯医者に行ってから、口内炎が4つ出来ている。
少し様子見したが、痛みが治らない。

歯の矯正の器具の一部が"刃"になり口内を切りまくっているようなのだ。

新たにひっかけた矯正器具のワイヤーの付き方が悪く、鋭利な刃物になってしまい、断続的に舌を切り続けるという拷問仕様になっていることが判明した。

しかも、歯医者はお盆休み!


家にいても痛みに耐えるだけなので、とりあえず刃物化した部分をワックスでコーティングし、惨事が起きる前に予約をしてしまった映画を見に行った。

このワックスがポロポロ取れるんだわ。
取れると刃物が剥き出しになる。
「口の中に地雷」って、想像すらしたことなかったわ。
見た映画より、自分自身がホラー映画の主人公よ。


帰りにドラッグストアで口内炎の薬を幾つも購入して3000円の出費・・・。


8/11    食事が拷問になり早3日


口内炎はMAX痛いし、刃物なワイヤーが舌に少しでも当たれば激痛を起こすし。
食事の時間は、楽しい時間ではなく、拷問の時間だ。
噛むたびに「ピギーっ」って涙出るんよ。

地獄の刑に、こういうのあったかも・・・。

前世で奴隷とかに、酷いことしてた王だったのかも。

なんか知らんが「前世の被害者の皆さん、すみません」と謝る。


お粥を、傷と反対の方向に流しこんで飲むのがやっと。

絶食の影響で、目眩、立ちくらみがしてきた。


8/12   1キロ以上 痩せる


絶食4日目。1キロちょい痩せた。
目標体重になったけど、微妙な気持ち。

栄養不足すぎると眠くなるの? 12時間寝られた。
起きてる時間は、本をぶっ続けで読んで、痛みの忘却に励む。


8/13   帰省を諦める


トラフルのおかげで口内炎が2つになったが、帰省どころではないため、諦める。

豆腐とひき肉と卵を、めんつゆと甘酒の素で味付けし炒めた栄養食を開発。
「豆腐と挽肉と卵の ふわふわ」と名付けた。
そのまんますぎるネーミングだ。

ゼリー飲料では補えないタンパク質を補給したので、これで空腹で倒れる心配はなくなった。命拾い。


8/14   こんな状態なのに面接の準備


金曜日は本命の会社の正社員面接なので、履歴書と職務経歴書を作成。
働いた会社が多すぎるため、3時間かかった。
(もちろん主要な経歴に絞る)

書類の作成後、筆記用具や、パンプスなどを買いにまわった。意外と元気に動き回れた。

永平寺の修行とか、自衛隊のレンジャー部隊のことを考えれば、ほとんどご飯食べてなくも大丈夫だって思えるもんさ。


8/15   歯科医院で修正するも、追加費用の心配


お盆休みが明け、ようやく歯科で「口の中の刃物」が当たらないようコーティング処置をして貰ったが
「コーティングが取れることがある」らしい!

そんなん、やだー!

というわけで、土曜日に本修正となるらしい。
こんな酷い目に遭いながらも、追加費用取られるのかな?
・・・心配。


なにはともあれ、口が痛くなくなったら、腹減った!

ダイエットも目標到達したし、土曜まではお粥生活だけど、ソフトクリームなら食べれるぞ!

ミニストップで「プリンパフェ」を頼んだら、外国人の店員が「白桃パフェ」を出してきた。
値段は白桃パフェのだった。


美味しかったから、いいか!
自然なフローズンフルーツのお味



絶食からの復活なので、ミニストップのパフェなのに、千疋屋のパフェくらい美味しく感じた!



8/16   本命の会社の"面接日"に台風直撃


台風7号のせいで、当日、面接の延期が決定した。

まあ人事部も、電車止まる前に早く帰りたいよね。
普通にリスケされて良かったわ。

電車の運休情報に、前日の夜からずっと振り回されて疲れたけど、外を見たら、ドラム式洗濯機みたいになってる。

街路樹の枝がグルン、グルン、回転してる。
こんな中、出かけなくてよくなって助かった。

今週は疲れすぎたので、面接が来週になったのは、むしろ良かった。



この地獄の1週間を切り抜けたら
「普通」の全てが「ありがたい」心境になった。

「痛みがないこと」
「元気に、ご飯が食べられること」
「雨風凌げる家があること」



そして、私が子供の時に口内のガンが元で亡くなった祖父の気持ちも少しわかった。
末期がんで、口が痛くてご飯が食べられなかったのだ。

「お墓参りは出来なかったけど、おじいちゃんの気持ちはわかったよ」


それと、もう今後は、こういう苦行はいらないので!
苦行は不要』を合言葉にして、生きていくから!
と決心をした。



この記事が参加している募集

不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。