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ブランディングが9割−乙幡満男〜ペイントアーティストが読み解く〜

どうもこんにちは!ペイントアーティストのSOICHIROです😆
今回は、「ブランディングが9割」を読み解いていきます!!
早速いきます!!よろしくです\\\\٩( 'ω' )و ////

ブランドの力があれば、物はよく売れます!消費者はブランド名があるものとないものでは、ある商品を買うでしょう!
ではそこにある価値はなんでしょうか?
一言で言うと、50点の商品を100点に見せるのがブランディングという価値です。
それでは、どのようにすればブランディングは作れるのでしょうか!!
これから紐解いていきましょう!

価値とは?

人は価値のあるものに対価を払います!それが高価であっても自分自身が意味のあるものと認識すれば価値が生まれます!この価値はブランディングによって作ることができます。
あなたはコーヒーを飲むときにスタバかドトールだとしたらどっちにいきますか?スタバとドトールのコーヒーは100円ほど値段の差があります。スタバの方が値段は高いです。ただ、このときにそれをわかっていてスタバのコーヒーを注文する人は多いです。これはブランディングが効いているといえます。プレミアム感に惹きつけられるのです。

値下げをするリスク

服屋さんにありがちなんですが、一万円で買った服がセールになって半額で売られているのを見た時がっかりしませんか?このがっかり感がお客さんの信頼を損なうことになり得ますし、ブランドの価値が損なわれます。つまり安売りでお客さんを引き止めることはできません。

ロゴをつけることだけがブランディングじゃない

グッチやエルメスなど、ロゴを見たらどこのブランドかわかる高級ブランドがあります。ただ、高級ブランドだけがブランドとは言えません。イオンのトップバリューのように価格を最低限まで絞ったブランドもあれば、ドン・キホーテのように宝探し感覚で買い物ができるようにとブランディングに成功したお店もあります。また、ロゴを隠して商品を見せてどこのブランドか当てられるか実験しました!その結果、ほぼ全員が分かったブランドがあります。それは、無印良品です。商品を見ただけでどのブランドかわかるというブランディングは最強ですよね!!

ブランドとは何か

ここで原点に立ち返ります。ブランドとは、お客様と企業の五感を通じて評価されお客様自身の頭の中に蓄積していく価値です!
ブランディングがうまくいくと利点がたくさんあります。利益を生みやすくなり、信頼も獲得しやすくなるでしょう。実は小規模の会社ほどブランディングは成功しやすいです。なぜなら、尖りのある施策を打ちやすくターゲットを絞りやすくなり、大企業よりも意思決定が早く有利と言えます。

ブランディングはとっつきにくい!?

いえいえ!流れを理解しちゃえば難しくありません。まず3つの分析をしてみましょう。「自社分析(強みは何か)」「顧客分析(本音を聞き出す)」「競合分析(差別化できるところはどこか)」です!
何のためのブランディングなのか明確にしておきましょう!理念を掲げ強いブランドを構築していきましょう。
顧客の「そうそう!こんなの欲しかった!」という言葉を引き出せたら勝ちです!そのためには自社の強みと顧客の需要が重なる部分をしっかり洗い出すことが必要です!そして、自社のブランドが目指す目的地とブランドがリンクしているのかも見極めましょう。認知されるだけでは思わぬ方向に行っちゃいます。
まず自社の強みの洗い出しに使えるのが、「ジョハリの窓」です!対人関係におけるグラフのことで、他人から見た4つの視点と自己分析した4つの視点を理解するというものです。盲点が最大の強みだったりするので、これを活用して洗い出しをしましょう!顧客と共感できる点を分析し、心の奥底の「大好き!」を引き出すことが大事です!

ターゲットを絞っても売り上げは下がらない

層を絞ってブランディングすることでロイヤリティを生み出し、リピーターを増やすことができます。ある程度絞ることでブランドに特徴を出し尖ったものにできます!ただ、絞り過ぎるとビジネスとして成り立たないので注意してください!客層を広めるために細かく設定するのもいいですね!
また、ペルソナを設定して具体的な顧客を設定してみましょう!ペルソナとは、ターゲットの代表的な1人を具体化した、象徴的な顧客像のことです!
ブランディングする上でターゲットはズレてはならないので、年齢や性別や行動など、具体的な設定をして1人の人物を作ってみましょう。名前もつけてあげましょうね!

ホンネはどこにあるの?

顧客の心の底にある本音を解き明かしましょう!顧客がなぜその商品を手に取ったか、なぜ購入に至ったのか、その原因の部分をマーケティング用語でインサイトと言います。差別化をする上で重要な項目ですので、しっかり解明していきましょう。
インサイトの調べ方は、WEBのチェックやSNSでの行動チェック、実際に会って話を聞いたり、ワークショップを開いて案を出し合うのもいいでしょう。自分の当たり前を疑い、常識の外にヒントが隠れていることもあります。

競合を見て判断する

自社の位置は、どの位置なのか、どの規模なのか、世間と比較して理解する必要がある。ここで使うのが、コトラーの競争位置戦略です。これは「リーダー」「チャレンジャー」「ニッチャー」「フォロワー」の4つに分類してそれぞれの地位に適した戦略を考えることをいいます。
競合が真似できないような自社ブランドを確立させてブルーオーシャン化するのが理想です。

一番を目指そう!!

特定の分野で1位を目指しましょう!ブランドの世界では2位ではダメです!お茶の生産量が国内1位は静岡県だと想像できますが、2位はご存知でしょうか?実は鹿児島県です!生産量は僅差なのですが、2位になると全く認知度が違ってきます。〇〇といえば、自社です!!なんてのがブランド化できればいいですよね😆
大手には敵わないと思いがちですが、マーケットを細分化することで1位を取りやすいです!
自社のポジショニングをしましょう!お客さんの頭の中のイメージを操作して商品と結びつけることが肝心になってきます。
西友の「皆さまのお墨付きです」というブランドデザインが売り上げを1.5倍もあげたそうです。事実からくる品質のアピールが良い作用を働かせた例です。
ポジショニングマップを活用しましょう。ポイントは既存のお客さんを忘れないこと。差別化しすぎてお客さんがいなくなっては意味がない。品質と価格を軸に考えないこと。競合がいるところでは勝負はしないようにしましょう。

価値のあるブランドの作り方

目指す姿を明確にしましょう。指針がないとズレてしまいます。らしさがあるかも意識しましょう。それでは、目指す姿はどのようにして作るのでしょうか。これもまず、「自社分析(強みは何か)」「顧客分析(本音を聞き出す)」「競合分析(差別化できるところはどこか)」を用います。当たり前のことを掲げるのではなく尖らせてOKです😊
機能的価値だけでは差別化しづらいです!サービスや機能はGAFAと競合することになるでしょう。そこに情緒的価値が含まれることで新たな価値を生みます。例えば、そのサービスを利用することでホッとするとか、落ち着くとかです。ちょっとした感動がブランドを引き立てます。
「あれに似ている」など、似ているブランドではダメです。確固たる目指す姿がなければ難しいです。真似するよりか、真似されるくらいのブランドだったら良いですね。

らしさとは?

ブランド要素を作る、視覚的要素と言語要素があります。受け手がブランドのらしさを感じ取って初めて「らしさ」が生まれます。
ロゴ制作が重要になってきます!想いが乗ったデザインにしましょう!文字が読めるデザインが覚えられやすいです!実際に使えるデザインにすることを意識し、何処かで見たことあるようなデザインにしないことが大事です!このロゴが他人に自慢したくなるかと言う要素も念頭に置きましょう。
カラーリングで与えるイメージが違うので、イメージに合ったカラーを選びましょう!
ブランド名は単語にすると良いですね!AppleやNIKEなどシンプルで覚えやすく、ユニクロなど造語で一つの単語にするのもありです!
また、ありきたりな名前は避けて、パッと読めない単語も避けると良いです。
スローガンもあると良いですね!NIKEだと、Just Do Itですね!ブランドの目指す姿が読み取れると良いです!お客様にどんなものを提供するかの約束をする言葉でありましょう!

以下にデザイナーと協業するか

イメージ通りのブランドのデザインをいかに作るかはデザイナーは欠かせません。デザイナーとのコミュニケーションは必須であり、正確にこちらの想いを伝えることが重要です。
・目的
・背景
・仕様
・特徴
・ターゲット
・差別化要素
・ブランドコンセプト
この要素は伝えるべきですね!

らしさを管理する!

従業員にも愛着を持ってもらえるデザインは何か?品質を守ることとブランドの質の管理は同じくらい大切です。従業員にも愛されるブランドであれば、自分ごとのように考えて自慢できるデザインになります。

広告に頼らず認知を広める

メディアに記事として取り上げてもらう!50社くらいに送り続ければ1社くらい目を止めてもらえるかもしれない!メディアはニュースが欲しいものです!こちらが貢献してあげる気持ちで送りましょう!
他にも、インフルエンサーにお願いしたり、クラウドファンディングで広めるという方法もあります!

共創が重要視される時代

現代は体験が重要視されている時代になっています。つまり、企業とお客様でサービスを作り上げると言うことです。温故知新の世の中になっています。自社のブランドも時代の変化と共に変えていかねければならないところがあると思います。ただ、あなたの目指す姿は変えないでください!時代に合わないところは変えていき長期にわたって愛されるブランドを築いていきましょう。


★解説
SOICHIRO ART

★自己紹介
東京都在住。27歳からアートを始めて、アートイベントや個展やコンペなど多岐にわたって活動中😆

★BASE(オンラインショップ)にて出品中です♪
https://soichiroart.thebase.in/

★Instagramもやってます♪
https://instagram.com/soichiro_art

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