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【脱サラ】社会保険制度を理解しよう【健康保険】

どうもKENZOです。
作業療法士として6年間の病院勤務後、
現在はフリーランスとして活動しています。


今回は社会保険制度について解説していきます。

社会保険制度、知ってるようで知らない方も多いのでは?

サラリーマンは毎月の給与明細を見ると、
この社会保険料が最も多く天引きされています。

「こんなにも引きやがって!」
と思うかもしれません。

ですが、とても大事だからこそ多く引かれているんですよ。

社会保険

社会保険ってなに?

「そもそも社会保険ってなんなの?」
病気や老後などのリスクに備えてる公的な補償のことです。

一般的な「保険」と「年金」というやつです。

国民が払う保険料によって賄われており、
「医療保険」「年金保険」「介護保険」などがあります。

特に日本はこの制度がしっかりしており、
病院に行って3割負担で済むのもこの制度のおかげです。

サラリーマンは会社が勝手に手続きをしてくれるんですが、
フリーランスになると自分で手続きしないといけないんですよ。

フリーランスとサラリーマンの保険の違い

保険料は会社が半分払ってくれていたり、
会社が手続きしてくれたり、
扶養制度があったり
実はサラリーマンは社会保険制度がかなり充実しています。


社会保険の手続き

フリーランスが加入すべき社会保険

フリーランスが加入するのは2つあります。

  • 国民健康保険(国保)

  • 国民年金

手続きをする場所

  • 居住地の役所

必要な書類

  • 健康保険の資格喪失証明書

  • 本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)

  • 年金手帳

  • マイナンバーカード(自分と家族)

  • 印鑑


フリーランスとサラリーマンの違い

サラリーマンのメリット

  • 会社が手続きをしてくれる

  • 扶養制度が使える(家族の保険料が無料になる)

  • 出産手当金や傷病手当金が出る(働けない期間にお金がもらえる)

  • 年金は国民年金と厚生年金の2階建てでフリーランスより多くもらえる

サラリーマンのデメリット

  • 節税効果が薄い

フリーランスのメリット

  • 国保や国民年金は全額控除になる(節税効果が高い)

フリーランスのデメリット

  • 手続きを自分でしないといけない

  • 扶養制度が使えない(家族の人数分保険料がかかる)

  • 出産手当金や傷病手当金が出ない

  • 国民年金のみなので受給金額が低い(自分で積み立て頑張ろう)


脱サラ時の注意点

脱サラ1年目は保険料が高額に!?

サラリーマンからフリーランスになると
「健康保険」から「国民健康保険」に切り替えないといけません。

保険料は前年の所得に応じて決まるので、
脱サラ1年目は高額になる可能性あり。

払わないわけにはいかないので
貯金で賄いましょう。

無保険期間に注意!医療費全額自己負担!?

サラリーマン時代の健康保険証は、
退職と同時に会社に返さないといけないので、
国保への切替えるまでは
無保険の期間ができてしまいます。

無保険中の医療費は10割負担(全額自己負担)
になるので気をつけてください。

資格喪失証明書って!?

健康保険から国民健康保険の切り替えに必要な書類に
「健康保険の資格喪失証明書」があります。

発行手続きは会社でするんですが、
できるだけ無保険期間は無くしたいので
早めに手続きを済ませて退職日にもらいましょう。

あとは役所に行くだけです。

まとめ

  • 社会保険は保険と年金

  • フリーランスとサラリーマンで制度に違いがある

  • 脱サラ時の手続きは居住地の役所で

  • 無保険期間に注意

  • 資格喪失証明書の発行手続きは早めに済ます




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