見出し画像

28.父親との思い出。

2021/03/12

1週間お疲れ様でした!
私はやっと帰宅し、お風呂に入っています。

✱ ✱ ✱

今日は、母親が1人で暮らす実家に仕事終わり帰ってきました。
私の母親は、私を23年間女手1つで育ててくれました。
最初から父親が居なかった、わけではなく私が高校生の時は居ました。
離婚したわけでもないです。
父親は他県で単身赴任をしておりました。
帰ってくるもの週一。
どっかに遊びに行った記憶もないです。
帰宅して、ご飯を一緒に食べて、お風呂に入った後、父親の腕の中にすっぽり入り、毎日のように桃太郎の昔話を私が寝付くまで話してくれた記憶しかありません。
私の父親との思い出はそれだけです。
ある日、単身赴任先で体調を崩し入院。
お見舞いに行き、暫くするとまだ仕事復帰。
しかしまた入院。の繰り返し。

身体の体調が優れないため、私たちの住む場所へ帰ってきて近くで仕事をし始めた父親。
その時からでしょうか、父親のプライドみたいなものが邪魔をしたんだと思います。
私たち家族と、父親との関係が上手く行きませんでした。

まだ中学生だった私の前で父親が母親に手を挙げて怖かった記憶があります。

高校生になり、しばらくしてから私と兄と母親でアパートに引っ越しました。
その一年後ぐらいに、父親は家で寝たように亡くなっていました。
それに気づいたのは、幼なじみのお母さんが、ずっと窓空いてるし、郵便物も貯まってるし。と様子がおかしいよ。との連絡を母親がもらったからでした。

その前日、私は兄と2人でご飯をたべてましたが何故かご飯が喉を通らず。
次の日母親から、お父さんが亡くなった。と聞きました。
その時は不思議と涙は出なかったし、お葬式も涙は出なかった。
でも、火葬場で初めて涙しました。

父親との思い出は、特にありませんが。
でも私にとっての1人の父親です。
成人した時にも、振袖姿見せてあげたかったな。とか思うことは沢山ありますが、
1番伝えたいことは、今幸せだよ。ってことです。

亡くなってからでは、会えなくなってからでは伝えたくても伝えられません。
伝えられるうちに伝えたい人に伝えたいことをしっかりと伝えれるようにしたいです。

重苦しい記事にはなってしまいましたが、
皆さんも後悔しないようにしてください。

今日の【ぐりの好きな音楽】はお休みさせていただきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?