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事実は小説よりナントカカントカ

先日の摂食障害についての記事が思いのほか反響があって、海外向けにMedium(海外版のnoteみたいなヤツ)にも書いてみましたがそちらもメッセージ頂いたりして
有り難くも、ちょっとオドロキ。

衣食住の『食』となると日々付きまとうし、コミュニケーションにもかなり支障があるので
も〜面倒くさいわぁ!
って、よい機会なので啓発も含め書いてみたまでですけど。

調子悪い時に、食事のお誘い受けても
どおぉぉ〜しようぅ〜😭
って思うし、もはやその時点で吐きそうだし。
なんとなく誤魔化してやり過ごす。
決して相手と時間を共有するのが嫌なワケではないのです。
本当は
ご飯じゃなくて、散歩じゃダメ?
って言いたいのですよ。私、散歩好きなんだよ。
ニホンジン、メシノハナシバッカリ スルヤンカ〜
って、英国人が言ってたよ。Totally agree!って言っちゃうよ、まったく。

そんなこんなで、会食を避けると意識高い感じになっちゃうコロナ禍は私にとってはちょっと有り難かったりしています。

リカバリー出来てもいないのに、ツラツラ書き綴るのもいかがなもんかと思いましたが、共存しながら基本的にはクリエイターとして、そして子どもと日々楽しく暮らしています。(子がとても寛容なハイパー・インクルーシブ野郎であることは大きな救いである)

自分がそうであったように
ストレスで悪化するのに、なかなか治らないこと自体が更なるストレスになっている人もいらっしゃるのかな〜と思ってます。
もしかしたら私はあんまり真似しないほうが良いような行動をしてるのかも知れないけど
まぁ〜あくまで1例として、なんかヒントになれば。
共存に至るまでを、ボチボチと備忘録も兼ねて残してみようかなと思います。
私は決して共存を推奨するワケではありません。ただ人生をトータルで見たときに、今どう過ごすかみたいなことを考えてみた結果。いや、まだ過程です。

私は自分の人生そのものを作品として終えようと思っているので、ノンフィクションですが大した話でもないのでエンタメ程度に扱ってください。
私のは良いけど、他の人のはそんな扱いしたらよろしくないと思うよ。

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気が変わったならやめちゃうから、コアであろうエピソードから。
時系列は中学生の発症からいきなりすっ飛んで
今から5年前、2016年に完全にキマっていた話。薬物の類はしてませんよ。私はいつだってナチュラルハイです。
はい。

いつも悪化するときはトリガーとなる出来事はあるのだけど、結局のところその出来事自体がに原因があるわけではなく、たまたまそのタイミングで限界が来ただけで決定的に何かが起こった時ってワケでもないのですが、とにかく忙しくしていて余裕がなかった。

また気付いたら水を飲むのも怖くなっていて、それどころか唾も恐ろしくて飲み込めなくなりました。
毎度そんな状況になるまで悪くなってることに気付かないんだよな。
これは症状としてよく起こることなのか、私がアホなのかは分からないのですけども
多分、後者。

さすがにこのときは
しばらく仕事、休業しようかな〜
と、思った。

しかし
勝手気ままな個人事業主ですから、休んだところで傷病手当だとかワタクシには何の補償もないのですよ。
でもその時キッチリ休んだ方が、長〜い目で見たら恐らくパフォーマンスも良かったんだろう。

休んでいる間にお客さん離れてしまうかも知れないし

純粋に、仕事そのものは大好きだからまとまった期間休むというのも憚られた。

で結局、ペースも落とすことなくガンガン仕事をこなしました。
楽しく仕事してたら治るんじゃないかと思って。

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このころの私は 
1日の摂取カロリーを500kcalまでと決めていて、食材はもちろん調味料まで1g単位で測り、全てのカロリーを計算して1日の摂取カロリーを絶対にオーバーしないように過ごしていました。

オルトレキシアという症状もあるので、身体に悪いと思い込んでいる食品も怖くて食べられない。米、小麦(パン・麺類)、油、白砂糖、果物、根菜類などは基本は口にしていませんでした。

ならば、何食べてたかというと
根菜類以外の野菜、こんにゃく、もずく、ところてん、海藻、おから、寒天…などカロリーの低いもの
いや、逆に身体に悪いし。

今は禁忌食材を普通に食べてるとは言えませんけど、嗜好品ぐらいの扱いにはなってもうちょっとゆるく暮らしてます。
現在、どんな食生活なのかはまた機会があれば。

ちなみに料理は大好きなのですが、私にとっての禁忌食材を人にも強制するようなことはないです。子にはごく普通のご飯を食べさせます。
ただ料理をして味見をしても許容出来ない物は飲み込めないので、吐き出してました。
人に食わせるだけ食わせて満足するという謎行動。

体重計に乗るのは大袈裟ではなく1日最低でも20回。人の体重って水分の移動だけでもかなり変化するので1日でも結構変動してるのに、測るたびに一喜一憂。

それからカロリー消費のために1日に10km歩き回り

筋肉まで生きるためのエネルギーとして使われちゃうので、着替えようと思っても腕が肩まで上がらなくなり

寝ている間に心臓が止まるかもと思うと眠ることもままならず

甲状腺と肝臓(お酒は一滴も飲まない)が悪くなって身体がパンパンに浮腫んで、靴を履けないぐらいになり

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脚〜!浮腫み〜!

いや、いや、さすがに仕事休めや〜!


少しでも多くカロリー消費出来ると思って、テンション高くクルクル動き回るから周囲からは超元気に見えてるんだろうし、本人は本人でアドレナリンがドバドバ出ていて調子に乗る。
アンデルセン童話の、赤い靴みたいだな〜って思いながら踊らされ続けていました。

心のどこかに誰かに止めて欲しい気持ちはあったけど
私が必要としているSOSを誰に出せば良いのか分からなかった。

誰かにちよっと相談したところで
そんなにガリガリでは魅力がない
だとか
もう痩せてるからダイエットなんて必要ないよ
とか
もっと食べた方がいいよ
なんて言われてしまう

私は、決して誰かに魅力的だと思われたくて痩せているワケではないし
ストレスでご飯が喉を通らないのも違う。

最初は体重が減ることで努力の結果が見えるのが喜びになってしまって止められなくなったことから始まり
もう、その時は
自分の質量をこの世の中から
少しでも、1gだって、減らしていないと
おぞましくて居心地が悪くて生きていられないと思っていた。
町田町蔵先生に影響され過ぎたワケではないですよ。メシ喰うな!みたいな。

この状態で仕事出来てた方が不思議なんだけど、やっぱりモノ作るのが好きだし救いなんです。

それに、個人事業主は傷病手当ないし。(しつこい) 


続き、公開しました




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