見出し画像

旅に生きる~撮り溜め放出編~その27~~自殺と地形④

真面目な前回はこちら
息抜きな前回はこちら

三輪神社
〒963-4321田村市船引町大字笹山寺屋敷

投げ銭で旅をするコンセプト、まさか忘れておるまいな?(´・(ェ)・`)

※注意事項
今回は感情が溢れてしまっています。太字になっている部分ガキども子供に腹パンしてでも読ませたい。
なぜなら私たちが腹パンされて腹パンしてた大人たちが慌ててる間抜けな現実のお話だから



自殺しない地形はあるのでしょうか?

これに切り込む前に
『自殺する地方自治体』のお話をさせてください。

少し前に「戦争は資源争いにシフトする」と専門家、特に地政学を重要視する界隈は警告した。

それも石油ではなく水であると。
その警告は当たったのですが皆さんは
『すぐご近所』でこの問題が起きていることに気がついていますか?

全国で老朽化で使用不可、すみやかな撤去も不可という地獄みたいなインフラの代表格が2つあります。

『橋梁』と『水道管』です。

橋は70年代をピークに日本全国あちこちに建設されました。
そして現在32%が50年経過、10年後には52%が50年経過してしまいます。

しかし建て替えや補修どころか撤去もできない橋が増えます。

単純にお金がないから。
水道管は総延長720000kmのうち130000kmが耐用年数である40年を超える。

あれだけ必死に工事しているけれど追い付いておらず。そこに民営化しよう!とか言い出しているのです。

水源やそれに隣接する山林を外国人に買収されたり、
太陽光パネルを設置して土地所有者をまだらに混ぜ合わせたり・・・・

高齢化と少子化でインフラが維持できないところに外患誘致的なことを許したり、それができるガバガバ状態が
時折見かける放置された橋梁や、 
街中での水道管破裂として珍しくもなくなってきているわけです。

外国資本の管理会社に水道を止められる未来や水源破壊されて水量が確保できなくなったり、

中国が国際河川でやっている『チベットを抑えて下流の国の生殺与奪権を握る』が日本の自治体で起こるわけです。

これは日本だけで行われる国際戦争で被害者は日本人というものです。
あまりに呑気な気がします。
太陽光界隈は絶対海外の協力者がいるはずです。

しかし貴重な自然と水源、工事に必要な土地確保の妨害にこれほど手っ取り早いやり方はありません。

話がズレました。

地方の衰退がそのまま日本の衰退です。少子化に慌ててますが何年前から見てみぬふりをしていたって話です。

その土地の大人ってだいたいこう言うはずです。

「若い人が出て行ってしまう」
「仕事がない」

そうしたのはあんたらでしょうが!
それを生ぬるく三打席連続見逃し三振してたのあんたらでしょうが!

一時的な観光客目当て、
ピンチになれば出ていってしまい頼りにならない企業の誘致、
そしてふるさと納税でとりあえず米と酒と肉売っとけとコンサルに乳首撫でくり回されて、手数料含む経費の膨張に右往左往する。

税金の見返りを餌に残るのはただの田舎。

そしてそれを打破しようとしている人も
『横の旅行』しかしたことがない人。

その土地の有力な家の息子に生まれ、付き合いも同じ人間。
社会に出ても家を継ぐ前提で全てが動き人付き合いが横軸のみで繋がる。

だから本当の困り事も困っている層も解決案も知らない。

若い人がちょっと雑誌などに取り上げられる。
「地元を盛り上げる20代」なんて。

しかしそれは卒業後地元で先輩や親のツテで就職した外知らずの内弁慶。
マイルドヤンキーが固まっているので
完全よそ者の移住者にはちょっとだけ優しいが、Uターンで出戻りした陰キャや通常人間に席を与える知恵が回らない

横軸しか知らない人間がひたすら壊し続ける。

ふるさとなのに介護や村八分で出身者が殺される地形と変化していく。

心の中にある情景はいつしか自分を締め付ける脅迫となり、
風と雲はざわめく度に心のささくれをはぎ取っていく。

そうやって行き詰って
『助っ人外人』
のように『東京の企業で〇〇の実績がある』みたいな肩書の人間を引っ張りそしてより破壊を加速する。

しかし外部から金で呼んだ人間は町おこしが失敗した時に責任は取らない。
地元の人間も責任を取らない。
そもそも平和に暮らしたい、本当は誰よりも地元を愛している人間がひたすら過疎に晒される。


なぜ今回この内容を書いているか?
あまりに『故郷や育った環境に無頓着』な人間が効率や先進性で過去を捨て、未来を失い金を手にし、大勢の一般人がゆっくりと血管にヤクを流し込まれるような歪さがこそが
『首都圏と地方』の差であり、それを解消できない景色を持たない人間の無知さであり、『地方の人間の痴呆』であり、『日本人が日本を焼失する過程』だと思ったから。


悲しいと思います。
「ふるさとは遠くにありて思ふもの」そのまま帰らなくたってふるさとはふるさとだった。
それが今は税金節約の道具ですか。
働く場所がなくて外に出た人はよそ者よりも邪魔ですか。

いや、ふるさと納税大嫌いなんですが一部の悪徳業者を除いて民間側もよくよく考えると普通なんですわ。
手数料もあれだけ丸投げしてればあれだけ請求しますわね。
サイト作って~発送して~宣伝して~
だんだん公務員がバカに見えてきますわ。


とある評論家の話ですよ?凄い厳しい論調なのですが
「地方の市役所なんかにいる公務員が優秀なわけがない」
と言い切ってます。

「本当に優秀なら国家公務員、使命に燃えるなら警察・自衛隊・消防、そこからこぼれてしがみつくのが県庁、そこにすら行けないアホが詰まってるのが地方の役所です!」

いやー凄いですよ(゚Д゚;)怖い
わたしですらここまで言い切りませんが現状を的確に表しすぎて図星の公務員当事者はブチギレ、さっさと身を引いた人は納得かもしれません。
マジでわたしの言葉じゃないですが過激&火の玉ストレート。

さらに先に書いた地方にごちゃごちゃ抜かしてくる人に多い『〇〇の実績のある』とか『元IT大手〇〇役員のインフルエンサー』とか
その手はだいたい
『天才』とか『枠にハマらない』みたいなのを売りにします。

でもね、天才や出る杭って締め付けられる組織でこそ輝くんですわ。

それが最初のハミ出しを肩書に会社渡り歩いて自己啓発本を売って、炎上芸やってオンラインサロンやってコンサルやって・・・・

もうそれって『ハミ出す組織が無い』からただの『無法者』なのですよ。
それに気が付けばそもそも近づけないはずなのにネームバリューがほしくて近づいてしまう。
そこに
「デジタル」「新しい技術」「海外に先駆けて」
と囁きセットを売りつけるとクソみたいな値段で買うんですね地方自治体。

ふるさと納税は『悪い制度』であって関わる企業も納税者もさほど悪ではない。
『悪法でも法』と脳死状態で税金垂れ流して税金かき集め合戦してる役所にぎゅう詰めのバカが一番悪いんです(´・(ェ)・`)!

と、ここまで書きなぐったきっかけをやっと出します。


福島県国見町の騒動は地上波はじめ、首都圏や他地域ではどのように扱われているのかわからないのですが、まさしく『ふるさとの破壊』の典型例が最悪のカタチで起きてしまったので怒りが一気に噴出してしまった次第です。

まずニュースをどうぞ
福島・国見救急車リース事業問題で住民説明会 第三者委設置へ

国美町が地域再生などを官民一体で行う共同事業体『国見町官民共創コンソーシアム』を宮城県多賀城市の企業『ワンテーブル』と立ち上げます。

国見町は果樹栽培や道の駅、SAをはじめFMラジオなど積極的にPRをし、
活発に活動する福島県自治体のトップランナー的存在だったわけです。

それでもそんな大きくない自治体、いきなり高規格救急医療搬送車の開発研究をはじめ12台を町が所有することを掲げ出します。
そしてこの事業はワンテーブルが1社のみが応募受諾。

いきなりのキチガイムーブです(゚Д゚;)

ところで地方自治体の入札で1社受諾かつまったく市町村に無関係・もしくは行政に深く関わっている他都道府県市町村企業の場合・・・(´・(ェ)・`)おっと56される


で、
まず仕様書。
なんと作成からワンテーブルが関わってます(´・(ェ)・`)1アウト

そして救急車を実際に作るのは青い救急車でちょっと有名になった『ベンチャー企業ベルリング

ベルリングはベンチャーかつDMMの子会社なのですが、
救急車作るのに必要な資金、4億3200万を企業ふるさと納税したのが
DMM(´・(ェ)・`)2アウト

スタート段階から町民がツッコミ入れたそうです。
そりゃそうですよね。なんで救急車って。

最初から目をつけて国見町職員の不正など小さいところから追い続け、
ついにスクープゲットした『河北新報』

そのスクープがこちら(リンクを開いて河北新報さんのYouTubeチャンネルで直接見てください)
見ていただければわかりますけど地方自治体の破壊をへらへら語っております。

「超絶いいマネロン」 救急車事業受託のワンテーブル社長が発言<音声データあり>

ワンテーブル・島田昌幸社長 自治体との関わりについての発言

ワンテーブル・島田昌幸社長 自社の官民連携事業についての発言

ワンテーブル・島田昌幸社長 福島県国見町の事業「くにみ学園(仮称)」構想についての発言


ですが、公務員相手に商売する人達の本音ですよね。
言っちゃいけないってやつ。
言っちゃったから今回ワンテーブルは切られたけど、これは全国で企業とタッグ組んで
「面白いこと!」「地域特徴を活かした方法で!」「田舎の良さ!」
「新しいビジネスも!」
みたいなちょっと若めの首長や経営者上がり首長、イケイケドンドンの職員上がり首長がトップの自治体でさらに議会もうんちだとやられる自治体側としてもめっちゃ痛いところ。
だがここにあるのは滅びをビジネスにするっていうだけの魂のないただの守銭奴の声やで。


わたしショックでした。
このニュース。
『たびいき』って「田舎の破壊者は都会だー!」って言わない。
「そこの在住者が故郷を破壊する醜さ」をめっちゃ取り上げている。
それはリンクは貼りませんが某自治体の話で決着をつけたと思った。

だがそうではなかった。
知り合いが絡んでいるので詳細は書かないが悪い制度に周回遅れで走り出し、
ちょっと強引な誘致や後に続かない花
火っぽさが出ていて苦しかった。

悪意を持っている人は関わっていないはずなのだが、同じ福島県でこんなクソ野郎が故郷を食いちぎる現場があらわにされた。

吐きそうです。

ここから先、国見町がどうなるかは皆さんそれぞれ見届けてもろて(´・(ェ)・`)
わたしはこそこそ方針転換する奴らとか隠れそうな奴がいないか見ておきます。
たぶん地方衰退の闇が一番やばい形で出る最終段階が来たのかもしれません。

故郷は遠くにありて思ふもの。
わたしは住んでいるけど心は遠くなっているのかもしれんのです。


では今回の神社。
三輪神社なので祭神は当然『オオモノヌシ』
治承4年(1180年)に笹山城の守りとして勧請・・・・
というけどわかんないんですね( ´・∀・`)
まず笹山城がどのへんだったか(地元民失格)
特徴としては参道が鉄道でぶった切られております。

寺社の敷地内に踏み切りや線路があるのは珍しくないですね。
鎌倉とか。山形のこことか。

独特なのは田んぼのあぜ道でアプローチして、斜面を登り、ちょっとドキドキしますが、何もないところで線路を横切らないとたどり着けないところです。
今回、ちょうど列車が来たところでした。あと少しでね(´・(ェ)・`)グモッチュイーン

ちなみに線路内で立ち止まって撮影はダメです。


明治13年に疫病が流行した時に、佐藤右伝次さんが疫病退散・五穀豊穣を祈って神楽を奉納してから今もそれを続けているそうですが本当だろうか?

この時佐藤さんは瀬川(田村市の地名)の神職に振付や曲を習い、衣装に楽器を新調してまで奉納したのだそうですが、まずこの佐藤さんが何者なのかわたし知りません(´・(ェ)・`)だって唐突に名前出てくるんだもん

子孫の佐藤さんが追加で神楽覚えたりしてね。笹山は佐藤さんだらけの佐藤多発地帯なのでどの佐藤さんかマジでわからないです。



闇深い記事になってしまいましたが、次回は自殺を防ぐためというか
『死を選ぶのはしょうがないけど、話ができるなら少しでもこの世にいてみないか?』
っていう説得というか。

やってみて(未遂)わかる怖さってあるし、何度も繰り返す人はアウトラインを反復横跳びしてうっかり逝っちゃうんだろうな。




お見苦しい文章であったことをここに陳謝いたします。
反省はしませんけど。



怒涛の画像ラッシュで終わったのはフォルダが別になってて隠れていたからです。

次の記事はこちら

ここから先は

0字

¥ 100

投げ銭を旅費にして旅をしてレポートしたり、リクエストを受け付けて作曲をしたりしています。