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めでたい時のあれで、めでたい日に備えるDIY

パーティーシーズン到来

 ハロウィンが終わり、もうすぐ「クリスマス」です。また、クリスマスと並走する「忘年会」。それが終われば「お正月」もすぐそこ。
 年の後半は目まぐるしいイベントシーズン。11月はイベントなしの小休止ですが、そのうち11/24の「サンクスギビング(感謝祭)」もやり始めたりするのでしょうか。「七面鳥」をみんなで食べる姿は想像に難くありません。

めでたい時のあれ

 さて、今回はそんな「めでたい日」に備え、めでたい時によく目にするあれを使ってパーティーで役に立つポップなものを作っていきます。
「めでたい時のあれ」とはなんぞやということですが、画像を見てお気づきの方もいると思いますが「紅白ロープ」です。入学式や卒業式などで紅白幕と一緒に使われている日本の祝賀には欠かせないアイテム。これを使ってポップな「コースター」をDIYします。ついでにコースターを収める「ホルダー」も作っていこうと思います。

材料

太さ6mmの綿ロープでも大丈夫

コースター用材料

・紅白ロープ 4m(80cmで1個分)

ホルダー用材料

・まわし縁  T1.8mm x65mmx240mm(シナベニヤ板)
・底板 100×13mmの円形

作り方

コースター作り

切った口がボロボロしないようにまとめる。
溶けた樹脂が固まる手前で指でつまむときれいにまとまりますが、
溶けてすぐに触るとかなり熱いので注意

 作り方はとても簡単でグルーガンを使ってとぐろを巻いていくだけ。
ポイントは2つ。ここを抑えて置けば仕上がりがきれいでしょう。

・ロープの切り口をグルーガンで適量でまとめる
・溶けた樹脂が外にはみ出さないぐらいの量でとぐろを巻いていく

接着面に少量つけるだけもしっかりと留まります
ロープの終わりも少量つけて固めます。たくさん付けると見栄えが悪くなります。

ホルダー作り

 あってもなくても良いのですが、コースターだけだと寂しいのでホルダーも作っていきます。おなじみの「スチームアイロン」と「荷締めバンド」を今回も使って作っていきます。

T1.8mmの薄いシナベニヤです。お湯に20分ほどつけておきます。
丸い型に合わせてアイロンを掛けて丸くしていきます。
ベニヤが温かいうちに底板を型代わりにして、荷締めバンドでクセ付けをします。
クセが付いたら一旦荷締めバンドを外して、底板との接着面にボンドを入れます。
再度荷締めバンドを底板の上にかけていきます。
荷締めバンドの上からビスを打って固定します。
仕上げに手前の角を少し丸めておきます。
完成。作業のほとんどがホルダー作りになってしまいました。
日本文化的な紅白ロープも、こうするとクリスマス的に
一年中紅白を使って「おめでたいヤツ」思われたくない人のための
綿ロープのバージョン。

まとめ

 
以前からホームセンターで気になっていた「紅白ロープ」。祝い事にしか使わないという固定概念や常識を持ち合わせていない僕には、単に可愛い素材にしか見えていませんでした。「これは何かに使えるぞ」とずっと思案していたので、やっとのことで具象化できてスッキリしています。ただ、ぐるぐると巻いただけなのですけど。

クリスマス感を出す食べ物ケンタッキーフライドチキン。
撮影スタッフ満場一致。

 ということで前回の「屋根馬」同様、ホームセンターにはアイディア次第で面白いプロダクトが作れる逸品が潜んでいます。これはこれにしか使えない、なんて常識にとらわれずに想像力を働かせホームセンターを物色してみると面白いものが作れるかもしれません。


詳しい作り方はこちらから

写真:薮内 努 https://www.instagram.com/yaboo/

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