灯台下暗しならぬ 「屋根の上暗し」なDIY
当たり前にあって気にもしないものってありますよね。その恩恵に預かっていることにも気づいていなかったりします。見えないところで我々をしっかりと支えてくれるものがこの世には多く存在しています。「屋根の上」にも。今回はそんな普段スポットが当たらないが「秀逸なあるもの」を使ってDIYしていきます。
ダークホースなアイテム
その秀逸なあるものとは、ずばり「屋根馬」です。名前を聞いて「はいはい知ってます」って人は少ないかもしれませんが、恐らく見たことがあるかと思います。「屋根馬」とは屋根の上に設置するアンテナを支える「土台」のところになります。
なかなか、そばに寄って見ることができないので「素材」や「造り」がどのようになっているのかと不思議に思うかもしれません。かくゆう僕もその一人で、ホームセンターで実物を見るまでは気づきませんでした。実はこれ、脚が「折りたたみ式」でした。売り場ではかなりコンパクトにまとまっているので、屋根の上でのあの存在感はまるでありません。DIYのネタ探しの為に頻繁にホームセンターを物色をしている僕でも、棚の上で横たわる「屋根馬」に気づきませんでした。まさに「ダークホース」的なこのアイテムを使って今回は簡単「組み立てテーブル」をDIYします。
材料
針葉合板(天板用)T24mm x 580mm × 580mm
丸棒(天板脚)Φ35mm x 910mm
屋根馬高さ540x幅360x対角500mm
丸プレート(座金) M8x Φ110
蝶ネジ M8×25mm
ボルト M8
オニメナット M8用
作り方
天板づくり
天板は「丸」でも「四角」でもお好きな形にカット。
天板の裏に丸プレートをつける
天板の裏に丸プレーを仕込みます。これによって天板の着脱が可能になります。
丸棒の加工
丸棒の天板側、屋根馬側それぞれを加工して行きます。
屋根馬側
屋根馬の穴に差し込むための加工をしていきます。
天板側
天板を取り付けるためのボルト穴を仕込みます。
組み立て
完成
まとめ
今回の「屋根馬」然り、以前に書いた「本来の使い方ではないですが」で登場する「ケーブル支持金具」は共にホームセンターの「電材」コーナーで見つかりました。可能性を秘めたアイテムが見つかる「電材」コーナー、普段あまり足を踏み入れない方が多いかと思います。まだまだ秀逸なアイテムが眠っているかもしれません。今度ホームセンターに行くときにはちょっと覗いてみたら新しいアイディアが思いつくかもしれません。
作り方はこちらからも
写真:薮内 努 https://www.instagram.com/yaboo/
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