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金融史

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#勉強

ポトシとメキシコからの銀のヨーロッパへの流入は、それまで主流だった南ドイツの銀山が年平均30トンに比べ、年平均200トン以上だった事を見れば、その破壊力を思い知れる

今までの7倍近くの供給と、それを一手に握ったのはスペイン
一時期の繁栄は納得出来る #勉強 #歴史 #経済

ユダヤ人が金融に強いイメージはあるが、彼らは同胞から利子を取る事は許されてないのか。
『旧約聖書』の「申命記」に「外国人には利子を取って貸してもよい。ただ、兄弟には利子を取って貸してはならない。」とあるそう。

それがより強欲なイメージを強くしたのか。 #金融 #歴史 #勉強

イスラムが利子徴収を認めない

商人から始まったから不労所得は認めないし、利子は富が富を呼んで公平に分配されない等の理由はあるが

ムハンマドがアラビア半島を統一する際に、ユダヤ人から借金した際の高額な利子の要求が不当だと感じた事が大きいのかな思った。 #経済 #歴史 #勉強

カルヴァンは「社会奉仕の精神」が前提にあり、諸活動により富を得て、豊かになる事を肯定していた。なので彼は富自体を肯定してない。

それが資本主義が走り出し、人の欲望が増大し、言い訳の様にカルヴァンの教義が使われていったのか。

理想と現実、、、難しい問題だな #歴史 #勉強 #経済

プロテスタントによって

利潤追求、蓄財の肯定
利子取得の肯定
勤労・節約の精神

これらの考え方がもたらされて資本主義を醸成する風土が出来上がった、とはウェーバーの見解

疑問符はもちろんあるが産業革命の要素は調べる価値がありそう。 #勉強 #宗教 #歴史 #経済

ソブリンという言葉
「主権」と「国債」2つの意味がある

科学の発展により神の至上性が薄れ、神から支配権を譲り受けたのが王とする「王権神授説」
ここから「主権」という意味に

国の財政を管理し、国の保証により発行されたのが「国債」

宗教と経済って密接 #歴史 #経済 #勉強

英国の証券取引所は「ロンドン証券取引所」が最初だと思ってたが、先に「悪貨は良貨を駆逐する」のグレジャムが、アントウェルペンのを参考に「ロイヤルエクスチェンジ」を設立したのか。
で、王立取引所に入れてもらえない人達がジョナサンコーヒーショップに集まったって流れか。

19世紀頃に金融の主役が、アムステルダムからロンドンに移ったのは戦争も一因なのか。
英蘭戦争とフランス革命戦争にてフランス軍が侵入し、不安定になったアムステルダムは衰退。
またロンドン取引所の盛況と戦争による政府の資金調達で市場が整備されていった事が大きい。 #歴史 #勉強

ドルの語源となったヤーヒモフ産の銀貨を意味していたドイツ語「ターラー」がスペイン語訛りで「ドレラ」になり「ドル」になる。
ドレラは銀貨一般を指す様になりメキシコ産の「メキシコドル」は高品質で、大航海時代も相まって世界中に流通。
通貨の語源は知らないから面白い! #勉強 #歴史

ダウ平均株価
誰もが知る指数ですが、1896年にダウ・ジョーンズによって発表されたのが始まり。
当初は工業株12銘柄、鉄道株20銘柄にて構成

当初の工業株12銘柄のうち、現在もダウ平均株価に採用されてるのはジェネラル・エレクトリックのただ一社だそう。 #勉強 #歴史 #経済

「タイムズ」は1785年に創刊された最古の日刊紙

1814年に蒸気機関の印刷機を導入し、印刷速度と量を飛躍的に高めた。
これにより当時「タイムズ」だけが新聞販売のみで経営出来る様になったそう。
以前は政党などの賄賂に頼ってたので、より中立性と正確性が高まった。 #勉強 #歴史