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麻雀punch

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麻雀にまつわるログをまとめています
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記事一覧

麻雀パズルの娯しみ(麻雀)

麻雀パズルの娯しみ(麻雀)

友達のナルちゃんが、こんなことを教えてくれたことがある。

「村田さん、クイズとパズルは、違うんですよ。 
 同じように答えを出す遊びだけれど、
 クイズは答えを知っていないと答えられない。
 パズルは考えれば答えがわかるかもしれない」

へえ。

そんなことは考えたことがなかったから新鮮だった。
たとえば、

【問題】日本プロ麻雀協会、2021年度の代表は誰?

っていうのはクイズ。知らなかった

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マナーは誰のためにあるのか(麻雀)

マナーは誰のためにあるのか(麻雀)

マージャンのマナーは誰のためにあるのか?
なんて書きだしたら、
「打ち手`を守るためにあるって決まっているじゃないか」
という答えがマッハで返ってきそうなものです。
私には、それだけだとちょっとした違和感があるのです。
とあるツイートを見て、マージャンのマナーに関して
私の考えを書いておこうと思ったのでした。

『マージャンを楽しむときには、相手に不快な思いを
 させないように気をつけましょう』

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トマト (麻雀)

トマト (麻雀)

上から読んでも下から読んでも、山本山(古い)
上から読んでも下から読んでも、山口まや(最高位戦)

ん?

やっぱり、
上から読んでも下から読んでも、トマト
ですよね

麻雀の捨て牌で、こんなかんじにならぶと
『トマト』
っていったりします

右から見ても左から見ても同じ形。
役でも何でもありません

私が初めてこの呼び方を知ったのは
片山まさゆきさんのマンガ『ぎゅわんぶらぁ自己中心派』でした

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オタクっぽい三元牌考(麻雀)

オタクっぽい三元牌考(麻雀)

今年もあっという間に12月。
クリスマスが近づいてきました。
麻雀のクリスマスカラーといったら三元牌!?

白→雪
發→もみの木
中→サンタクロース

すこし無理やりですかね?

わたくし村田光陽がネット麻雀アプリ『ジャンナビ』に
参戦しだしてから、10年弱。101競技連盟を脱退してからも
フリープロとしてユーザーのみなさんと熱戦を重ねています。

ジャンナビの機能で自分がアガッた手役の数を見てみ

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正しい麻雀の楽しみ方

正しい麻雀の楽しみ方

こんにちは~!
私事なんですが、麻雀を覚えてからの時間が
人生の3/4ほどになった村田です。
よんぶんのさん、よんぶんのさん

というわけで!
せんえつながら、我が家の家訓をご紹介します。
題して、『正しい麻雀の楽しみ方』

さまざまな楽しみ方がある麻雀というゲームですが
こんな考え方もあるのかな、と
ご一読いただけたら嬉しいです。

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『正し

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ひとり上手とよばないで(麻雀)

ひとり上手とよばないで(麻雀)

twitterのタイムラインに、なんだか懐かしい空気のツイートが流れてきた。
いわく、雀荘に入ったら、そこには店主ひとりだけ。
「いますぐ(卓)立ちますから」などといわれ、待ち席で本を読んでいたら
6時間が経ち、そのまま麻雀を打たずに立ち去った、というもの。
インドの鉄道みたいだな、っていう感想が面白かった。
私はインドには行ったことないんだけれども。

ぱちんこを打たなくなって久しいという『銀玉

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縁は異なものオツなもの (麻雀)

縁は異なものオツなもの (麻雀)

マージャンの楽しみって、いろんなところにあるものですよね
一摸一打のドキドキ感、一局一戦の勝ち負けもそうですが、
忘れちゃいけないのが、卓を囲んだ相手との新しい出会いです。
その日その時に打ちあわなければ、顔も見ることもなかっただろう
人とのコミュニケーションって面白いものです。

こんなイーシャンテンになったところで、下家のオジサンが7ソウを
「ポン!」
すぐにニ萬をツモって、とりあえずテンパイ

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麻雀落語「10ゲーム」

麻雀落語「10ゲーム」

世の中なんだか大変なことになっておりまして、
お家の中に引きこもる方も多いようで。
そのせいか赤ちゃん、新しい命が産まれてくることも
多いようでございます。
なんででしょうかね?
いったい家の中でなにしてるんだかわかりませんが。

そんな風潮にももれず、長屋の八さんのところにも
めでたく赤ん坊が生まれてきました。

「せっかくの長男だ。良い名前をつけたいもんだ」
そうですねえ。
「しっかりと稼いで

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バラさんのこと(麻雀)

バラさんのこと(麻雀)

私がとある雀荘に通いはじめた頃。90年代も半ばを過ぎていた頃。
いわゆる、フリー雀荘。
「おひとり様でも安心して遊べます」って謳いの店。

始めに言ってしまうと、このお話は実体験を「かなり」もとにした
フィクションなんだけれど、
当時のフリー雀荘のほとんど全てがそうであったように、
その店でもゲームの成績によって金員が賭されていたが、
その多寡はとくに目立つほどでもなかった。

って、ややこしい書

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カザマのこと (麻雀)

カザマのこと (麻雀)

「カザマが帰ってきたんですよ。出所祝いをしましょう」

しれっと書いているけれど、出所っていうのは
刑期を終えて刑務所から出てきた、っていうことで
帰ってきたっていうのは、フランスから帰ってきた、
っていうことだった。
この組み合わせは、ちょっと珍しいんじゃないかな。
もちろん私の身の回りでもそうそうあることではなくって、
いまだにこんな体験をしてきたっていうのはカザマだけだ。

前科持ちと酒を飲

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伝説の麻雀プロ・ホウジョウさん(麻雀)

伝説の麻雀プロ・ホウジョウさん(麻雀)

むかしむかし。
平成の御世になって少しした頃。

スーパーファミコンで遊べる麻雀ゲームソフトがありました。
その名も『極』
きわめ、って読みます。
当時はまだ3つだった『麻雀プロ団体』、
プロ連盟、最高位戦、101競技連盟から
多数の麻雀プロが対戦相手のキャラクターとして登場!
プロからのアンケートなどを基にして
CPUキャラクターのアルゴリズムにプロの個性を持たせます、
っていうのが売りだったか

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ごく私的・麻雀用語辞典

ごく私的・麻雀用語辞典

ごく私的な麻雀用語辞典です
(一部敬称略)

随時更新しています。

※項目の内容は村田の独断と偏見にて作成させていただきます<(_ _)>

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少牌、甘いかショッパいか(麻雀)

少牌、甘いかショッパいか(麻雀)

Mリーグですよ。
Mリーグの『M』は、麻雀の頭文字。

ほぼほぼ自主運営で続いてきた『麻雀プロ』の世界に
スポンサーがついてのリーグ戦の名前です。

マイナーからメジャーへの転機のチャンスです。

個人競技でもある麻雀ですが、ここでは数人でのチームが作られ、
各自の合計点を競っています。

その中で、少牌が起きました。
既定の枚数の牌を自分の手に使って進むゲームの中で、
一枚の牌を取り忘れたせいで

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荒正義さんのこと(麻雀)

荒正義さんのこと(麻雀)

ずいぶんと昔の話です。

20代前半だったかな、
私が101競技連盟と最高位戦に選手登録をしていた頃。
30年は、まだ経っていないけれど。

仕事と麻雀の勉強を兼ねてと思い、団体の枠など越えて
採譜をさせてもらうお願いを方々にしていて、
その甲斐もあって、プロ麻雀連盟のタイトル戦に、
あっせんしてもらえたことがありました。

採譜というのは、選手の配牌、ツモ牌、捨て牌などを、
記録する仕事です。

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