白骨紋様

リゾートバイトで訪れた白骨温泉。繁忙期ゆえ多忙な日々でしたが、温泉、大自然の光景、温泉旅館のみなさまの温かさに癒され、満たされ、完全にリトリートしていました。避暑、紅葉、落葉、初冠雪、雪景色を体験した約２ヶ月間の忘備録です。（２０２３年９月中旬から１１月下旬）

半袖Tシャツで訪れた９月中旬

　

　

一旦足が止まる急な坂道
渓流は見えないが音だけが聞こえる

　　

お造り率が高かったまかない
信州サーモンと大王イワナが山の中で食べられる幸せ

　

朝夕のレストランのホールと客室清掃
階段の登りは一段飛ばし、下りは小走り
標高1400Mの高地トレーニングで体力がつく

働く、食べる、昼寝する、働く、食べる、寝る

　

部屋の大きな窓枠はフレーム
毎日入れ替わる絵画
　

　
　

雨の日は雲の中

　

空が近い
うろこ雲のうろこが大きい

建物のひさしと木々の隙間からみえる夜空
オリオン座が収まるサイズ

　　

白濁した温泉に湯の花
透明な湯は空気に触れ色が変わる

　

　

毎日湯の色、湯の花の量が違う

　　

露天風呂を囲う岩にリズミカルな石灰華の層

　

休憩時間と休日は散策
熊よけ鈴はマストアイテム

　　

国特別天然記念物の噴湯丘
岩に木が根付いている

　

よく見ると岩の穴から水
始まりの小さな一滴

　

湯川渓谷を走る１日４便の山岳バス
迫力満点のアトラクション

　

カラマツのシャワーを浴びた　
館内にも客室にもカラマツの葉が潜む

　
　

一気に登れるようになった急な坂道
落葉し渓流が姿を現した

露天風呂の湯温を測っていると初雪が降ってきた
お客様と感動を共有した１１月１２日夜

　

翌朝はしんとしていた
１４時の気温は０℃
寒気が北上し２日後、雪は消えた

近くの上高地閉山とともに訪れた閑散期
休日が増え、退寮の準備を始める

再び寒波到来の勤務最終日
気圧による体調不良で早退
横になり、降り積もる雪をただ眺めていた

１１月下旬、移動日も朝から雪
フリース、マウンテンパーカーで山を降りた