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アラフィフおばさん ドタバタ転職日記その4

皆さん、こんにちは!

新年だと思っていたら、1月もあっという間に終わり、もう2月ですね。
「鬼は外ー!!」の節分の季節ですが、
歳の数だけ豆を食べるのは段々ときつくなってきました(笑)
そもそも、「今いくつ食べたっけ?」とわからなくなってしまいます(笑)

今日は、私の「悲劇の面接」のお話です。
(あんまり詳細に書くと企業が特定されてしまうので、業種はぼかします。企業批判ではなく、私の面白体験記として読んでくださいね)
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転職サイトで求人を見ていて、かねてから興味のある業種がありました。
人生の終末について段々と考えることが多くなったので、関連する分野で
人のお役に立ちたいなと思い、ダメ元で応募してみました。

書類審査も無事通過したようで、数日後、メールで面接案内が届きました。
それも、その会社では偉い立場であろう役職のかたからメールが届き、
「えっ、直々にメールが頂けるの?」と思い、感動したことを覚えて
います。
面接をしていただけるお礼のメールを送ると、すぐにまた丁寧な返信が
届き、素晴らしい会社だなとさらに感動。

しかし、面接当日こんな目にあうとは・・

面接当日の場所は、私の住んでいる場所から公共交通機関で1時間半ぐらいかかる事務所でした。
しかし募集要項の就業先としては別の場所が記載されていたので、
面接のみの場所なんだなと認識。
まだ夏の終わりの日差しがきつい頃でしたので、紺のスーツの下には半袖の
ホワイトシャツを着て出発!!

面接場所は思ったよりさらに遠く、教えていただいた駅からも結構歩き
ました。
汗が額からぽとぽと落ちてきて、お化粧も落ちちゃうんじゃないかと
とっても心配しました(笑)

半ば汗だくのような状態でしたので、事務所に着く少し手前で立ち止まり、ハンカチでさっと汗を拭いて入口でお声掛け。
(お化粧への被害はなくてホッとしました)
すると、オドオドっとした女性が出てきて、促されるように中に通され、
奥には30代後半ぐらいの男性が大きなデスクに座っていました。
(メールをくださったかたとはお名前が違っていました)

女性に促されたので奥まで行こうとすると、その男性から
「ここまでこなくていいのでそこに座って」と、
手前に長机と椅子があり、そこを指定されたので座りました。
なぜか目の前の長机には菓子パン1袋とジュース2本が置いてあり、
『これ・・どういったシチュエーションなんだろうか・・』←心の声
と考えていると、
「履歴書と職務経歴書出して」と言われました。
素直に提出すると、案内してくださった女性がその男性のところへ持って
いきました。

そうしたら、私が提出した履歴書と職務経歴書をバン!と伏せて置き、
「今、月収いくらもらっているんですか?」といきなり聞かれ、
おおよそこれぐらいです、と答えると、
「志望動機は?」と聞かれお答えすると、
「じゃあこれで今日はおしまいなので」と男性から言われ、
『えっ!会社や募集業務についての説明も何もないの?』←心の声
と心の中では開いた口が塞がらず・・。ここまで入口から案内されて
5~6分の出来事でした。

いくら採用する気がないにしても・・、と
私もここまで来た意味がなくてはと思い、質問してもいいか確認し、
「今回、どうして募集をされたのですか」と、最後に尋ねてみると、
「そりゃ、今、年寄りが増えているでしょう。うちの事業も拡大する
チャンスですから」という返事が・・。

心の中でもう怒りました💢というか、
『お年を召した方達にも、他者へも失礼すぎる!
もっと言い方があるでしょう!』と正直思いました。
そしてそのまま面接終了。

事務所の最寄の駅に着いた時間から30分も経たないうちにまた駅まで戻り、
(多分、怒ってたからめちゃくちゃ速足で、往路より早く駅に着いた)
もう喉がカラカラだったので、まず自販機でお茶を買ってゴクリと一口。
(そこでふと思い出した、長机の上のパンとジュースは最後まで謎でした)

ふうっと一息ついてから、電車が来るまでの時間を利用して、面接のご連絡をくださった偉いかたに、本日面接の機会を与えてくださったお礼と共に、
申し訳ありませんが・・・とご辞退の旨をお伝えしました。
(ちらっと面接状況もお伝えつつ)

今思えば、いい勉強をしたと思います(笑)
あの日の自分を思い出すと、
「何も知らずよう(よく)行ったぞ!頑張ったぞ!」と
一所懸命でかわいかったな自分、とクスリと笑ってしまいます。

そして、その会社はいまだに募集をかけています。月収UPされてました。
もう接点を持つことはないと思いますが、どうか気が付いて欲しいな、と
思いながら募集を眺める今日この頃です。







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