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夏の魔物

6月に猛暑がやってきたときは、「この様子では、8月の暑さなど、到底受け入れられるはずがない」と思っていたけれど、なんだかんだ受け入れて生きている今日この頃である。

noteの更新最近してないね、と友人に言われて、たしかになあと思った。noteを開いてすらいなかった。毎日更新している人などは、ほんとうにすごい。

以前友人が、「わたしには特にこれといった才能や技術はないが、続けるということは人よりも長けているかもしれない」と言った。そういえば、10代や20代前半では、すぐにコツを掴んだり、頭がキレたりする人がもてはやされていたが、大人になってからすごいと思う人はみな、努力を継続できる人である。


noteを続けるコツは、あまり気負わず思った事を書く事だそうだ。さらに、あまり長く書きすぎない事も、潜在的な負担を減らし、続けやすくするためのポイントになるらしい。

私の場合、推敲がとにかく好きなので(とんだナルシズムである)、何度も何度も読み返す作業に労力がかかる。そして考えれば考えるほど、長文になっていくのである。


このままでもいいが、一度スタンスを変えてもよいだろう。行動力があるね、と言われるほうである。今回は推敲もせず、書き直したりもしない。
面白いことをひとつも書かないかもしれない。



ところで私は、昨日、美容院に行った。
前回訪れた美容院と同じ美容院を、ホットペッパービューティーで予約して(この記事はホットペッパービューティーのステマではありません)行った。

っていうか、「前回訪れた美容院と同じ美容院を、ホットペッパービューティーで予約して行く」など、特記する必要はないのでは?と思われるかもしれないが、私は基本的に、毎回違う美容院をホットペッパービューティーで予約して行くのだ。

だとしても、「ホットペッパービューティーで予約して行く」、の部分は同じであるので、特記する必要はないのでは?と思われるかもしれない。そう、私自身、その事にまさに今、気づいたのである。しかし、決して直したりなどしない。しないのだ。

ああもう、文量を1,000字ほどにおさめようと思っていたのに、既に900字近く書いている。絶望だ。
なんならこの程度の内容など、推敲すれば300字くらいにまとめられそうである。美容院の話に至っては、出だしすら書けていないではないか。

そもそも初めから1,000字くらいにおさめよう、という考えが脳内にもあったにも関わらず、ステマじゃないことへの主張で、文字数を浪費している場合ではなかったのだ。なんならホットペッパービューティーにしたら、この記事など風評被害に近い。


いろいろ考えはじめたらもはや、一度「受け入れた」と書いたはずの8月の暑さも、なんだか受け入れられなくなってきた。セミの声を聞いただけであせもができそうである。




しかし夏とはたしかに、こんな感じだったかもしれない。


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