【川崎駅ランチ戦争】ラーメン「玉 赤備」とのたたかい
"寒い昼だから~、ラーメン待ちわびて~"
家から出て冬の寒さを感じた瞬間、寒い夜だから(byTRF)の替え歌を歌ってしまう昭和世代の人は、急性玉赤備中毒を起こしやすいので注意が必要である。
寒さというスパイスはラーメンを食した時の身体に対して大きい影響力を持っているからだ。
まだラーメンの旨さに慣れていない体内に赤備の中華そばをかきこんでしまうと、大勢がない体内の血中ラーメン濃度が急上昇し、食欲が止まらなくなるのだ。
急性玉赤備中毒を起こした人の末路とは?
2階級特進である
できればスーパー・フライ級(52.16kg以下)ぐらいに留めておきたかった・・・しかし、急性赤備中毒を発症すると少なくともスーパー・バンタム級(55.34kg以下)まで階級アップになるだろう。
それでも良い、もしくは強敵「食欲」に勝つ自信がある真の勇者のみ、食することが許される・・・
それが、赤備の中華そばである。
こんにちは、ヒルメシクエストの勇者見習いの辺田目 翔(へんため しょう)です。
最近、ランチ前に必ず食べログをチェックするようになった私は、以前から「玉 赤備」というラーメン屋が気になっていた。一様に評価が高いのだ。
もちろん、このお店の存在は銀柳街を歩いていて認識していた。
まず、店名が「玉 赤備」と書かれている。
正直、何この店名?と思っていた。
「玉」って「たま」なのか「ぎょく」なのか、または全然違う読み方なのか?
さらに「赤備」は「せきび」なのか「あかぞなえ」なのか、または全然違う読み方なのか?
で、食べログ見ると「ぎょく あかぞなえ」のようなんだけど
まったく意味がわからない
まさに謎だらけの同店。ランチタイムに店前を歩くと人が並んでいるのをよく目にしていた。どうやら人気店のようだ。
並んでる人たちもラメカジ(ラーメン屋に通ってそうな人が着るカジュアル)の人が半分程度。
二郎や環2家のようなガチラーメン店だと8割はラメカジ。
にわか勢は本当に入りにくいが、半分くらいならハードルも下がる。
とはいえ、超にわか勢の私からすると、やっぱりビビってしまうのだが・・・いつまでも逃げているわけにはいかない。
ヒルメシクエストの真の勇者を目指す者として、避けて通れない道だ。
意を決して、私は赤備とのたたかいに挑んだ。
12月某日 土曜日11:50
待ち客はいないものの、カウンター席は満席だった。
看板を見ると豚鶏中華そば、豚鶏つけめん、赤辛中華そば、赤辛つけめんの4つのカテゴリが示されていた。
つけめん童貞の私は、今回も普通のラーメンから挑戦である。
店内に入ると券売機が。
早速タッチパネルのボタンを押す・・・
全然反応してくれない(;゚Д゚)
なぜだ!?
初見のラーメン店でスムーズに注文がこなせない時ほど焦ることはない。
ふと、券売機右側を見ると注意書きがあった。
この券売機はまず現金を入れなければボタン押下を許さないシステムのようだ。
なるほど。
ということで、念のため1000円札を2枚入れてタッチパネルの内容を吟味。
初見ということで、食べたいものを全部注文することにした。
【注文内容】
・豚鶏中華そば 870円
・トッピング肉増し 250円
・餃子 300円
・ライス 120円
券を買い終えると2階の席へ案内された。2階にも席があったのか・・・
2階には4名掛のテーブル席が5席ほどあり、カウンターが埋まっていたのでテーブル席を幸運にもgetできたようである。
店内には追加注文用のメニューも掲示されていた。
名物チャーカツ丼なるものも気になる。
チャーシューを衣で揚げたもののようでうまいこと間違いなしっぽい。
テーブル備え付けの薬味などもチェック。
一味唐辛子、コショー、酢のほかににんにくと謎の壺・・・
にんにくはみじん切りにされているようだ。
これはありがたい。
たっぷりと後で追加してやろう。
謎の壺の正体は「赤備特性薬味 万能」である。
玉ねぎと味噌のペーストのようなものだろうか?
などと店内を見学していると間もなく着丼。
うむ、想定通りのボリュームだ。一言で言うとうまそう。
さっそく食べようとしたらお姉さん店員が「紙エプロン使いますか?」とご親切に声をかけてくださった。白い服だったためありがたく利用させて頂いた。
では、実食。
つやつやとした細目の麺が濃厚スープによく絡む。
チャーシューもほどよい分厚さで噛み応えよく脂ものってジューシー。
肉増し注文だったが5枚乗った肉の下にきっちり通常分のチャーシューが2枚隠れており、ボリュームは大爆発であった。
餃子もやってきた。
これについては可も不可もなく。
で、「玉 赤備」とのたたかいの結果は・・・
やりましたわっ!ウマーーい!(ヒヒーン)
ウマだよ、ウマ。
特に中華そば。
濃厚でありながらも食べても食べてもあきない味付けのスープは全米がほほ笑むほどのウマさである。
ただ、食べても食べても飽きないのが厄介で、完全に急性玉赤備中毒を発症してしまった私の頭の中で相田翔子と鈴木さんが歌い始めた。
JUST 食欲が 止まらない もう
赤備 中毒 始まっている
jin jin jin 食べている~
半分程度食べた時点で満腹なのに食べ続け最後のスープ一滴まですべて残さず食べてしまった。
自分史上、ここまで満腹になったことないぐらい満腹になった私はその日、夜9時までお腹が減ることはなかった。
むろん、2階級特進確定だが、体重計に乗ることはやめた。
【ヒルメシクエスト 玉 赤備との戦闘結果】
・味:9
・ボリューム:9
・雰囲気:8
・コスパ:8
・味の再現性:9
いや~、お気に入りのお店がまたひとつ増えて幸せです❤
次に行くときは中華そばのみか、+ライスぐらいで私のお腹にはちょうど良さそうだなと思いました。
ちなみに、赤備の意味を調べてみたら「武具をすべて赤い色に統一した軍勢。また、武士も足軽も一様に赤い具足を着用した部隊。武田信玄の家臣の飯富兵部、徳川家康の家臣の井伊直政の軍が名高い。」なのだそうですが関係あるのかは知りません。
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