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鬱状態から浮上した忘備録

忘備録的に。


大鬱時代


20歳〜27歳くらいがピーク。しんどかった。ここはサラっと流します。しんどさなんて人それぞれ。
・声優を目指してた→仕事とスクールとその他諸々
・新卒1ヶ月目で無理しすぎてメニエール病になる
・派遣の責任感のなさで、休んでもいいやってなる
・なので、お金がない
・明日のために夜勤を入れたりするので寝る時間もない
・とにかく金がない
・PMSがつらすぎた(気づいたのはかなり後半)

という物理的な状況に加えて

・幼少期に親から言われた様々な言葉のフラッシュバック、そこからの恨みつらみ
よくある、産まなきゃよかったとか邪魔死ねなんで生きてんだなんでできないんだダメだな系

回復期


1.自分への認知を力技で前向きに


相変わらず2週間くらい寝込んで、トイレ以外はベッドの上にいた時、突然「多分これは、鬱状態というのでは」とひらめく。そこまでその言葉に思い至らなかった。
「鬱病は脳の物質的な云々〜」とか「病気なら治る」的な事から、自分でできる対処法を調べまくる。結果、認知行動療法的なことの第1歩
『些細なことで自分を褒めまくる』を決行。

・腕を持ち上げられた。すご、やば、やればできるじゃん
・頭動かしてみる?うわっできたよ!すご!!!
・起き上がってみちゃったり???天才ー!!

・ベッドから……降りることが……で、で、できたー!!!!!!!!

ホントに、本当に、心の中でのやりとりだったけど、ベッドから足を床に着けた瞬間の感動、脳内の喝采は涙出るくらい感動でした。脳内映像で紙吹雪舞ってた。
これのポイントは、化粧したとか通勤したとかは偉業なので、その前に、瞬きしてるじゃんすご!腕動いたね!とか、そういうレベルで自分を認識してすごーい!!してくこと。えらい!はあんまり自分にしっくりこなかったから使わなかったけど、人それぞれですね。
当時の流行で「生きてるだけで褒めてくれるキャラbot」がTwitterに居たので、それも結構大きな力だった。ネタbotだけど、リアルに助かりました。

2.定職に就いた


25歳。
とにかく、金を安定させたかった。賃金は低すぎなければいい、定時に上がれる仕事で探した。
それまでの収入が、一人暮らしで、休みながら昼夜足して月10万〜15万だったので、15万以上で休んでも時給減るんじゃなく有給使える正社員をとにかく探して、無事就職。
ここから本当の回復が始まります。

どんな綺麗事よりも、お金が大事。生活の安定は精神の安定に繋がります。

3.低用量ピルと鉄剤


PMS原因で、生理前の1週間にメンタルをグズグズに壊し、生理中は痛みと貧血で、月の半分を捨ててることに気づくのは、定職に就いてから。
定職に就いたあともPMSからのメンタル不安定で会社行かなくていいやもうどうでもいい的なことで休みがちだったり。途中で生理周期に関係あることに気が付いて、低用量ピルを始めてからだいぶマシに。精神の安定、生理痛の軽減はもちろん、生理日のコントロールが私は大事でした。遊ぶ予定があるならずらしたり、ないなら生理2〜3日目を土日にあてて思う存分休めるように。

あと、忘れちゃいけない鉄剤。
メンタル由来だと思ってる「朝起きられない」「起きてても永遠に眠い、布団から起き上がれない」信じられないくらい改善しました。血液検査で貧血とは出てないから市販薬だし自己判断ですが、飲むと飲んでないとじゃ明らかに違う。
飲み始めて2週間くらいから、そういえば起きられてるし気絶しそうな眠気に襲われてないことに気付く。試しに鉄剤止めたら2、3日であの身体のだるさ、眠気が戻ってきたので飲み続けた方がいいなと。
あと、生理中もダルすぎて起き上がれなくなる。やっぱ貧血気味な気がします。

こうなってくると、頑張らなくても起きあがれるので、部屋が綺麗になりました。片付け頑張ったら汚れなくなった。

ちなみにこれは食生活も関連してるはずで、なにしろ野菜が大好物で、肉と魚は調理が面倒だし惣菜だと揚げ物が苦手なので、タンパク質をとってなさすぎた。卵料理もちょっと苦手だし、タンパク質がね……大豆に頼ろうと今思いました。

まとめ

うつ病患者に100万円非課税で渡したら症状良くなる的な話がありますが、ある意味で本当であり、でも、自分で稼いだ自由に使える、罪悪感のないお金があることが大事だと思います。宝くじ当てたなら良いかも。お金は大事。生活の安定が大事。
女性は特に、SNS上で見てるだけでも生理周期被ってる人なんかは、生理前のメンブレやで……と思うことが割とあります。生理周期把握されてるのキモイだろうなと思うから言わないけど、せめて自分で周期の把握ができてれば、原因が分かりやすくて、やり過ごせば楽になるのがわかるから、いいのかなと思います。

実はここに来て、5年くらい大人しくしてくれてたメニエール(目眩)が再発してます。漢方飲んだら収まるのでひとまず無事ですが、次に取り組むべきは運動かな…………!!! 
大鬱時代の、何がダメでも「自分だから」みたいな、今思うと原因じゃないしそこに帰結しても進展がないループからは抜けられてます。鬱っぽい時代も病院行ってないから診断はついてないので、あくまで「ぽい」状態から今への忘備録でした。

おまけ。低用量ピルのこと。

書いてる通り、私は生理が重いです。血の量というよりはメンブレと痛み。量が重い人は本当に地獄だろうな……
統計は無いそうですが、貧困女性のインタビュー記事を書いてるライターさん(お名前忘れてしまった)が「そういえば、生理が重いという話はほぼ毎回出ていた」「生理やPMSが重いから、休みがちになり、正社員で働くことを諦めてしまうのかもしれない」と書いてらっしゃいました。出典記事が探し出せなかった……
実体験として、そうだなと思います。
最初に派遣社員を選んだのは、休みやすさが理由でした。実際休んで、時給だからお金が無くなるループだったのですが。

ピルの処方箋&ピルあわせて、初診は5000円、次からは3000円くらいです。1日仕事を休むと、約8000円〜1万円くらいなくなります。という比較をして、じゃあピル飲も!!!って踏み切りました。最初は様々な注意事項もあるので医者に行くのを推奨しますが、今、私はオンラインピルで毎月3000円くらいです。検査は健康診断に毎年オプションで婦人科検診付けてます。
病院に毎月行かなくていいのはかなりの負担減です。まぁ1番合うピル(ルナベル)は保険適用がないと高すぎて選べないんですが……オンラインピルは保険適用外です。処方箋も出ないのでそれはそう。
ピルの種類によって合う合わない、かなり違います。

婦人科で検査することへの抵抗、医者の対応の運ゲーに抵抗がある人が多いと思います。
オススメは健康診断センターで基本検診のついでに婦人科検診入れちゃうことです。健康診断センターは検査だけをする所なので、検査員の人も慣れたものです。いちいち余計なコミュニケーションなんてとりませんし、受ける側としても今後関係性を築く相手ではないから気が楽です。私が受けたところは、婦人科項目は、検査員さんと顔を合わせないよう配慮されてました。
女性フロアとかあるところなら検査員も女性です。なくても女性検査員のところが多いと思うけど分からない。

そこで異常なければ、病院でも「検査はしていて、異常は無かった」から話始めることができます。
(それでも病院で検査する必要があるのかどうかは分かりません……)

とりあえず、PMSとか生理周期で悩んでるなら、ピルが合えばほんと楽になります。海外では使われてる数ヶ月とか生理止めておけるピルが日本でも使えるようになったらいいのになぁと思います。
長くなりましたがオマケでした。

気になることがありましたら、コメントで質問や補足いただければと思います!

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