はてしなくゆるく、どこまでもぬるい。https://lit.link/405

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マガジン

  • 仕事のはなし

    イベントの話や、今まで受けたイラスト、デザイン依頼の制作過程を、覚えている範囲で記録していきます。

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    ◆ 抜歯日誌(1~7) ◆ わたしを拾って俺を捨てた 肯定し難き日々を守り続けた日々(上下)

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記事一覧

GIVE&GIVEN 7th Anniversary CRAFT GIN 「SEVEN SPICES GIN」label design

GIVE & GIVEN 7th Anniversary 「SEVEN SPICES GIN」 GIVE & GIVENさんの7周年記念クラフトジンのラベルをデザインしました。 表向きには「7つのスパイスジン」がテーマ…

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3週間前
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31.5108

定期的に思い出して、己を奮い立たせる言葉がある 「強く生きなきゃと思うんだ」 十七歳の地図 / 尾崎豊 悲しいこと、悔しいこと、苦しいこと 心折れそうになる前にふと…

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1か月前
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30.ヤマ

新年度初日に、目標を立てた 起きる時間を少しずつ早めて朝日を浴びるようにする。 ノリで話さない、一呼吸おく、言葉遣い注意。 散歩以外の、アウトドアの趣味を見つけ…

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2か月前
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29. ALC

ひとり居酒屋デビューから今月の給料日で半年が経った。以前からは考えられない程、よく外に出るようになり、今では友人にお勧めの店を聞かれるような立場になった。 その…

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3か月前
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28. leap day

前回の閏日は、高校時代の友人と3人で食事をした。 本来ならばその日は、KingGnuの福岡公演に行くはずだったが、新型コロナウイルスの流行により中止になった。 あれから4…

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4か月前
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27. Age of Aquarius

年が明けて3週間が過ぎた。 あの元旦の日に思い浮かんだ人たちを守りたい、今以上に大切にしたいと思った。 ほどけた距離を手繰り寄せて、会いたい衝動で強く引いて、生…

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5か月前
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26.寂しさの根源

いつからわたしは、独りでいることに寂しさを感じるようになってしまったのだろうか。 とか何とか惚けつつ、わたしは答えを知っている。 人を好きになってしまったからだ…

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7か月前
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Live List

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8か月前
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「残酷なこの世界で、踊ろう」

MASQUERADE series No.01 ~31. 先の見えない様々な問題、 互いの正義から生まれる悪と死。 息苦しい。生き辛い。 目を背けたくなるような現実は時に残酷で、 それでも今…

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10か月前
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音戯噺 - otogibanashi - / ヨル

東京発、メランコリックロックバンド『ヨル』 9月にリリースされる ミニアルバム「音戯噺 - otogibanashi - 」の アートワークとタイトルデザインを担当しました。 __…

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10か月前

ARIAKE

令和二年 空の下 探り疑い合う人の目に いつか殺されてしまうだろうか 重い影を踏み歩く 寂しさとずっと隣り合わせ 車の音がやけに響く あの美しい一番星よ 少しだけでい…

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1年前
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211

2月11日。この絵が生まれて丸一年が経った。 今日までに思った以上の反響を頂き、仕事に繋がる話にも発展した。この先もたくさんの方々に届いて欲しいと思いシリーズ名を…

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1年前
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25.アポトーシス

昨年は年明け早々に、それまで一度も割ったことのなかったスマホの保護ガラスが割れ、そこから何度も割っては貼り直し、年末いよいよスマホの画面が割れました。 このまま…

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1年前
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24.epoch

▶ 物を壊しまくった話 2022年。年始早々にスマホの保護フィルムが割れた。初めての事だった。それからも頻繁に割れ続け、年末とうとう画面が割れた。 今年は様々なもの…

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1年前
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23.あんた、もっと笑いんしゃい

祖母に言われた言葉が、ずっと心に残っている。 「あんた、もっと笑いんしゃい」 見事に無愛想な初孫だった。 笑顔の写真は少なくとも、祖母が持っていたアルバムには無か…

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1年前
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コロナ感染記録

▼ 10日間の自宅療養を終えてのまとめ ▼ ※自治体や時期により、対応は異なると思います

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GIVE&GIVEN 7th Anniversary CRAFT GIN 「SEVEN SPICES GIN」label design

GIVE&GIVEN 7th Anniversary CRAFT GIN 「SEVEN SPICES GIN」label design

GIVE & GIVEN 7th Anniversary
「SEVEN SPICES GIN」

GIVE & GIVENさんの7周年記念クラフトジンのラベルをデザインしました。

表向きには「7つのスパイスジン」がテーマですが、デザインは、もうひとつのコンセプトである「COMPLEX」を元に制作しました。

COMPLEX = 「融合」「別のものが組み合わさり生まれる新しいもの」

中央で手を合

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31.5108

31.5108

定期的に思い出して、己を奮い立たせる言葉がある

「強く生きなきゃと思うんだ」
十七歳の地図 / 尾崎豊

悲しいこと、悔しいこと、苦しいこと
心折れそうになる前にふと思い出す
思い出せるということは、まだ大丈夫
立ち上がれる、と言い聞かせてる

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「絶対きれいになってやる」
男女の気持ち / ラーメンズ

その類について不器用な人間が
立ち上がるための言葉

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30.ヤマ

30.ヤマ

新年度初日に、目標を立てた

起きる時間を少しずつ早めて朝日を浴びるようにする。

ノリで話さない、一呼吸おく、言葉遣い注意。

散歩以外の、アウトドアの趣味を見つける。

1ヶ月が経ち、今日までその目標を完全に忘れていた
あまり心に余裕の無い1ヶ月だったように思う
ここ数ヶ月はひたすら案件をこなす日々を送っていた

今月は様々なことが集中してしまい
毎週が「山場」だった
「山脈」と言われた。的確

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29. ALC

29. ALC

ひとり居酒屋デビューから今月の給料日で半年が経った。以前からは考えられない程、よく外に出るようになり、今では友人にお勧めの店を聞かれるような立場になった。

その日は急に「今日をひとり居酒屋デビューの日にしよう」と思い立った。デビューのお店はずっと決めていた。店への連絡を済ませ、夜が来るまでの間に買い物をしようとバス停へ向かう。次の発車を待つ間に、訃報が届いた。

泣きながらバスに揺られ、狼狽えな

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28. leap day

28. leap day

前回の閏日は、高校時代の友人と3人で食事をした。
本来ならばその日は、KingGnuの福岡公演に行くはずだったが、新型コロナウイルスの流行により中止になった。

あれから4年。
一人は2児の父となり、もう一人は結婚した。
一方わたしは、職場も住所も苗字も変わらず4年前と同じ環境で今日も生きている。
他者と己の人生を比べるものでも無いが、4年の月日はわりと重いな、と改めて思う。

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27. Age of Aquarius

27. Age of Aquarius

年が明けて3週間が過ぎた。

あの元旦の日に思い浮かんだ人たちを守りたい、今以上に大切にしたいと思った。

ほどけた距離を手繰り寄せて、会いたい衝動で強く引いて、生きている限り、いつか訪れる最期まで、大切な人に触れていたい。

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昨年は、願わくば永遠に眠りたい冬だった。

鬱陶しい春の陽気に胸焼けする日々だった。

寄せては返す波のような夏は、全てを変える秋への予兆だったのかも

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26.寂しさの根源

26.寂しさの根源

いつからわたしは、独りでいることに寂しさを感じるようになってしまったのだろうか。

とか何とか惚けつつ、わたしは答えを知っている。
人を好きになってしまったからだ。

人といる楽しさを知ってしまったから。優しくされてしまったから。心が揺れてしまったから。離れてわかる。わたしは「独りではなかった」のだと。そして今、「独り」なのだと。

人間は終始孤独なのだと、教えられて生きてきた。独りで生きていかな

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「残酷なこの世界で、踊ろう」

「残酷なこの世界で、踊ろう」

MASQUERADE series No.01 ~31.

先の見えない様々な問題、
互いの正義から生まれる悪と死。
息苦しい。生き辛い。
目を背けたくなるような現実は時に残酷で、
それでも今を生きるために、
彼らは"仮面"を被る。

***

残酷なこの世界で、個を失わないよう、
せめて自分らしく生きる。
そんな毅然とした、美しい姿を描きたかった。

今思えば彼らは、
わたしの理想の姿なのかも知

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音戯噺 - otogibanashi - / ヨル

音戯噺 - otogibanashi - / ヨル

東京発、メランコリックロックバンド『ヨル』

9月にリリースされる
ミニアルバム「音戯噺 - otogibanashi - 」の
アートワークとタイトルデザインを担当しました。

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最初にお話を頂いたのは4月中旬。
全く繋がりのない状態で、突然東京の方からお仕事を頂き驚きました。

今回のお仕事は以下の2点
・アルバムのアートワーク
・それを元にしたダウンロードカードの作成

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ARIAKE

ARIAKE

令和二年 空の下
探り疑い合う人の目に
いつか殺されてしまうだろうか
重い影を踏み歩く

寂しさとずっと隣り合わせ
車の音がやけに響く
あの美しい一番星よ
少しだけでいい 慰めてほしい

破顔の犬か唸るオオカミか
見えない見えない誰も知らない
曇りをぬけて晴れ間を射止めたら
遠い街へ行こう、手を繋いでも良いかな

表情を失った街に
冷たく仕切られるテリトリー
いつか愛しく思えるだろうか
孤独を貫く

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211

211

2月11日。この絵が生まれて丸一年が経った。

今日までに思った以上の反響を頂き、仕事に繋がる話にも発展した。この先もたくさんの方々に届いて欲しいと思いシリーズ名を付けようと早一年。「211」と名付けることにした。

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数字の形を分解して再構築すると、斜線の入った四角の形になる。枠はキャンバスの四角、斜線は"死角"。

斜線は、表などで空欄や余白を強調する「無い」を示すもの。空

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25.アポトーシス

25.アポトーシス

昨年は年明け早々に、それまで一度も割ったことのなかったスマホの保護ガラスが割れ、そこから何度も割っては貼り直し、年末いよいよスマホの画面が割れました。

このままでは年が越せない!と機種変を決意。翌日店頭でスタッフさんを捕まえて質問攻めした後、欲しい色が無かったので結局ネットで購入。1月1日にiPhone14が届きました。配達員さんありがとう。お陰で良い新年のスタートを切ることができました。

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24.epoch

24.epoch

▶ 物を壊しまくった話

2022年。年始早々にスマホの保護フィルムが割れた。初めての事だった。それからも頻繁に割れ続け、年末とうとう画面が割れた。

今年は様々なものが壊れた。初詣前に洋服のボタンが取れ、購入したネックレスは数日で壊れ、久々に運転したら車をぶつけた。スマホはリンゴループを繰り返し、6年住んでいる部屋で初めて電球が切れた。コロナに感染した結果、それに引っ張られるように精神が崩壊した

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23.あんた、もっと笑いんしゃい

23.あんた、もっと笑いんしゃい

祖母に言われた言葉が、ずっと心に残っている。
「あんた、もっと笑いんしゃい」

見事に無愛想な初孫だった。
笑顔の写真は少なくとも、祖母が持っていたアルバムには無かった。自分の笑った顔が嫌いだったわたしは、カメラを向けられてもガンを飛ばすことしかできなかった。
今更だけど、少しずつ笑えるようになったんだよ。写真に残せなくてごめん。

通夜と葬儀を終え、祖母の家の周辺を散歩していると、建物の隙間から

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コロナ感染記録

コロナ感染記録


▼ 10日間の自宅療養を終えてのまとめ ▼

※自治体や時期により、対応は異なると思います