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『先が分からない「感染状況」と「選挙」』。2021.10.16.

    気がついたら、国会が解散していた。
 どうしてバンザイしているのだろう。

 選挙だと言われても、期待は出来ない。最高の選択は相変わらずなさそうだけど、最低にならないような投票をしようと思いながらも、ずっと無力感はある。

半袖

 朝起きたら、洗濯物を妻が、室内に入れている。
 雨が降ってきたみたいで、外を歩く高校生がカサをさしている。
 私も、洗濯物を取り込むのを手伝ってから、トイレに行って、歯を磨く。

 支度をして、午前9時前には家を出る。
 雨はあがっているけれど、天気予報では、降るらしいので、おりたたみカサを持つ。
 気温と天気で、考えて、迷って、半袖のワイシャツを着る。妻が、半袖と長袖の何着かアイロンをかけてくれていて、これで、半袖は最後なので、夏がやっと終わったような気もする。

 道路には学生も歩いているけれど、なんとなく静かな感じがする。
 人通りが少ないせいだと思う。
 駅のそばの「カット カラー」の店の前に、中年女性が、一人待っている。

アナウンス

 駅に着いた。人は、結構いて、活気があるような気がする。
 電車が来て、車両に乗ったら、先週よりも、人が多い。
 窓は、少しだけ開いている。

 二つ目の駅に着いた。「確認しました」というアナウンス。なんだか分からなかったが、同じ車両に乗っている車イスの人の元に駅のスタッフが乗ってきて、その車イスの介助をする。後ろ向きだったけれど、比較的、慣れた手つきで慎重に電車を下ろしていく。

 その後に、「確認しました」というアナウンスが再び流れ、同じスタッフが、車両にかけていた補助盤を回収し、その後、ホームにいる車イスの人に再び、近づいて、介助している姿が見える。

 一部の鉄道事業者は、障害者が電車に乗降する時、駅員等がマイクで「お客様ご案内中です。乗車完了」というようなアナウンスをしています。「◯◯号車ご乗車。降車駅⚫⚫」と言う事業者もあります。
 このアナウンスによって障害者が乗車していることが他の乗客に伝わり、障害のある女性が痴漢やストーカー被害にあっていることがわかりました。

 確か、以前は、「○号車、ご案内」と言ってきた気がする。それが、こんな被害を生んでいるとは知らなかったが、それに対して、交通会社が被害を減らすために、対応してきた、ということだと思った。こういう変化は、正確にはいつからかは、乗客の一人として分からないものの、コロナ禍の中での「いい変化」だと思った。

帽子

 終点の駅に着いて、降りる。周りの人の流れが、先週よりも多く、でも、人の声は、ほぼしないで、それでも動いていく。

 改札を出て、次の改札に入って、今日も少し流れからはずれて、一人だけアルコール除菌を使う。それから、階段を降りて、ホームに着いたら、電車も到着して、車両に乗る。

 終点の駅に着いて、降りる。周りの人の流れが、先週よりも多く、でも、人の声はほとんどしないで、それでも動いていく。

 改札を出て、次の改札に入って、今日も少し流れからはずれて、一人だけアルコール除菌を使う。それから、階段を降りて、ホームに着いたら、電車も到着して、車両に乗る。

 座席に背筋を伸ばした大きな男性が座っている。あまり見かけない「中折れ帽」をかぶって、全体的にも車内でとても目立つほどおしゃれなファッションだった。小さい扇風機を持っている。

 車両の窓は一部が開いている。車窓から見える空は、晴れてきて、陽が強くなり、気温が上がってきているように見える。

 ドアの上の小さい画面には、交通情報が流れ、そこには、人身事故で遅れがある路線があるという情報が伝えられている。

 ただ、静かに目的の駅に着く。
 これだけ、動きもなく、ほぼ何も聞こえないまま、到着するのも珍しかった。


 電車を降りて、改札を出て、外の道を歩く。

 雨上がりの朝空。地面は濡れて、光っている。

 向こうから、短パンでマスクをアゴにかけている若い男性が歩いてきて、すれ違う時に、違和感のある、「破壊の音」がする。繰り返し、聞こえる。その男性が、手元で持っているペットボトルを、何度も握りつぶすような動きをしていた。それだけで、あれだけの音がするかと思うと、ちょっと意外だった。

 横断歩道を渡る。

 歩道を歩いていると、向こうから秋らしい落ち着いた色のファッションで、ロングヘアーで、ロングスカートの若い女性が歩いてきて、急に身をかがめて、パイプのガードレールの真ん中の大きいすき間をくぐって、道路の向こう側へ渡っていった。
 その動きが、なんだか不思議だった。

選挙

 公共の建物には、首からワクチン接種案内板を下げた男性が二人並んでいた。その中間地点くらいに立て看板があるようだったので、全部、看板であれば、2人も人を使う必要はないのではないか、と今週も思った。

 「10月31日 衆議院選挙」の告知は、すでにチラシとして貼られている。こうした動きは、当たり前だけど、素早い。

重い空気

 用事が終わって、午後4時過ぎ。
 朝と同じ駅に戻る。

 空は曇っている。雨は降っていないが、空気はどんよりしている。
 駅に歩いていく数分の間に、少し雨が降ってきたかもしれない。


 駅に着いて、電車に乗ったら、先週よりも人が少し多いと思う。
 何となく活気はある。

 ドアの上のニュースは、いろいろな会社が報道しているようだったが、今はNHKのニュースが見える。

 ドコモ通信障害で陳謝
 初の登録 無形文化財
 紙の使用量 大幅減
 訓練中の前澤優作さん。
 マクドナルド 代替肉
 コキア赤く色づく

 今は感染者数は、減ってきている。それでも、まだこれから秋や冬になると、どうなるのか、という不安は、まだ減っていない。




(他にもいろいろと書いています↓。よろしかったら、読んでもらえるとうれしいです)。



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