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どうやって生まれてどうやって生きて、死ぬのか。

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哲学というハッシュタグを使っていますが、別にショーペンハウアーとかニーチェとかの話をするわけではなくて、私個人が考えている人生についての話をします。 私は精神障害(ASDと二次障…
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2021年7月の記事一覧

今回は単なる愚痴こぼし

5時〜6時にならないと眠くならないので仕方なく起きています。本当は眠るためのお薬があったらいいんだけど、いま妊婦の身ですでに抗不安薬を一錠飲んでいるから、これ以上は増やしたくない。

私はいま苦悩している。
それは、この子が私の元に生まれてきてどれだけ苦労するだろうか、嫌な思いをするだろうかということ。だったら産むなよと言われそうだが、驚くべきことにプチ不妊治療(?)をしてまで望んだ子どもだったの

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優生思想について考えていること。

2016年7月26日に発生した相模原市の津久井やまゆり園における障害者大量殺傷事件はもうすぐ5年という区切りを迎えようとしている。区切り、といってもそれはあくまで暦の上での区切りであり、おそらく遺族をはじめとする関係者や、障害者福祉に携わる人たちにとっては終わりのないたたかいの途中だろう。

私は事件当時大学院生で、この事件を他人事と思えず戦慄していた。それはなぜかといえば、私自身に精神障害がある

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反出生主義とフェミニズム

Twitterのアカウントをいくつか持っている。そのうちの一つで反出生主義界隈のツイートが流れてくるのをよく見るのだが(これ関連のツイートをする人をフォローしているため)、フェミニストの方のツイートが流れてくることもかなりある。
ツイッターフェミニストの中にも過激な意見を言う人と穏健派の人がいるらしく、私はあまり詳しくないのでうまく区別できていない。だからここに書くことはもしかしたら間違っているか

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善く生きるための戦い

プロフィールにもある通り、私は精神障害者だ。ASDと不安障害がある。診断名としては「気分障害」とのことだが、自己観察の結果、不安感が強すぎることで抑うつや苛立ちが発生していると思ったので、根本的な問題は不安障害と考えている。じっさい小学生時代に強度の不安からくる場面緘黙症を発症しているので、この自己診断はおそらく間違ってはいないかと思う。
二次障害が顕著に出てきた高校生時代頃から自分の精神構造、つ

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反出生主義の話。

注意事項
反出生主義に共感するものの反出生主義ではない、子どもを持つ予定がある人間が書いた記事です。不快になる可能性がある方は読むのをお控えください。

二つ目のnoteの記事に何を書くか迷った末に、結構重いテーマを選択することにした。
私はちゃんと調べてはいないのだがおそらく生まれつきセロトニンが少ないか、受容体が少ないあるいは機能しにくいか、そういう体質だ。それで、幼い頃から常に不安感でいっぱ

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最初の挨拶がないと始められない人なので

私のことを紹介します。これをしなければ、これから話して行くことが空中分解するような気がするので、他人に興味がない方でも興味を持てるような書き口にするつもりです。
私はアラサー世代の性別は女性です。でも性自認はザ女性という感じではない。それはおそらく自閉スペクトラム症だからだろう。いわゆる女子トークがあまり得意ではなく、恋愛の話など友達とはしないので、大学時代には気がついたらサークルの人の恋模様が変

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