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仕事・家事・育児の全てを担っている世の女性たち、すごすぎませんか?【独身女の独り言】

この前近所を歩いていた時、幼馴染に声をかけられました。
久しぶり~と近寄っていくと、彼女の近くには見知らぬ小さな女の子が。
知らないうちに、彼女はお母さんになっていました。
しかもお腹の中には2人目がいるとのこと。
結婚したことは知っていたけど、子供も産んでいたなんて…。

昔から知っている幼馴染が、ぼーっと突っ立っている自分をいつの間にか追い越していって、私の知らない、遠い遠い世界に行ってしまったような気がして、何とも言えない気持ちになってしまい。
子供と接するのも慣れていないので、挨拶した後は何を話せば良いのかわからなくなり、逃げるようにその場を去ってしまいました…。

この歳にもなると、こんな感じで周囲の人たちが次々と結婚・出産をしていくものですが、
そういった知らせを聞くたび、私はただただ「すごいな」と呆然としてしまいます。

一緒に生きていきたいと思うくらい大切で大好きな人ができて、その人と一緒になって、子供を産む。
どの過程も、喪女である私にとっては縁のない、遠い世界の話で。

それでも、もし、本当にもしもの話。
自分が奇跡的に良い人と巡り合って結婚し、子供ができたら。
仕事・家事・育児。
この3つをすべてこなすなんて、私には到底できそうにないです。
マルチタスクが大の苦手だし、どれも疎かにはできないだろうし、脳みそ爆発する。絶対。

私は今、会社勤めをしています。
一人暮らしをしていた頃は、いわば仕事と家事どちらもやらなければいけない状況。
いや~一人分の家事とはいえ、よくやっていたな、あの頃の自分、としみじみ思います。
平日は朝と晩、仕事に行く前と帰った後に家事を少し片づけつつ、
休みの日に一気に残りの家事をこなすといった生活でした。午前中はまるっと家事で溶けていたな…。
仕事で疲れて何もしたくないけど、自分が家のことをやらないと回らない状況。
うん、頑張ってた。

そしてコロナ禍を経て、今は実家に住まわせてもらっている身。
テレワークが中心になり、以前より仕事の負担は少なくなっていると感じるものの、
やはり月曜から金曜までの5日間を終えると、ぐったりしています。
ありがたいことに母が専業主婦で家のことを引き受けてくれているので、
一人暮らしの時よりも家事の負担は軽減されて、仕事さえこなしていれば生活は成り立っている状況です。

でも、いくら家事が母の仕事とはいえ、彼女にばかり負担をかけるのは申し訳ないし、この先年老いていく母が、いつまでも家事ができるとは思っていない。
甘えている自分に対して罪悪感を抱いているのもあり、
仕事の前後や休日は、できるだけ家のことをやるようにはしていますが、
一人暮らしで働いている方や、結婚して家族全員分の家事を引き受けている方と比べたら雲泥の差です。

基本は仕事だけで毎日精一杯の状態。
家事をするにしても、実家暮らしなら手伝いレベル。
また一人暮らしをするにしても、一人分の家事をこなすので手一杯。

そんな私が、結婚して家族分の家事を一手に引き受ける。
さらには子供ができたら育児も引き受ける。
そんな姿が想像できないし、とうてい無理だろうと。

そう考える度に、世の中に実在する、
仕事・家事・育児すべてこなしている女性たち、すごすぎじゃないですか?と思います。
男性もいると思いますが、まだまだこのあたりの負担は女性にのしかかっているケースが多いですよね。

そしてこんな独身女に言われたかないし余計なお世話だって話ですが、みなさん大丈夫でしょうか。無理してないですか?
もうこの3つを受け持っている時点で、頑張りすぎなくらい頑張っているんじゃないでしょうか。

仕事も家事も育児も、平等に受け持っていきましょうという理解ある相手が現れたら、やっていけるものなのでしょうか。
負担が半分になった3つを、ジャグリングみたいに上手く回していけ…
いや、私だったら「うわぁあああ!!」ってキャパオーバーになって、3つとも壁に投げつけそう。

という、独身女のただの独り言でした。お粗末様でした。

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