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② しょうがい共済ってどんなの?

(ややこしい共済なので、説明長いです<(_ ”_)>)

・加入者(保護者)が65歳未満で特別の病気や障害がなく、健康である方が対象。

・子である障害者の範囲は、以下のいずれかに該当し
将来独立自立することが困難であると認められる方(年齢制限なし)
1.知的障害
2.身体障害者手帳を所持し、その障害が1級から3級までに該当する障害
3.精神または身体に永続的な障害のある方
(統合失調症、脳性麻痺、進行性筋萎縮症、自閉症、血友病など)で
その障害の程度が1、2、の者と同程度と認められる方

・加入者(保護者)が死ぬか、重度障害になると
毎月2万円、2口加入で4万円が子に一生涯支給されます。
上限2口まで、ですと掛金も倍になります。
(以下1口加入を前提に話を進めます)。

例えば、子が50歳の時に親が亡くなり、80歳まで生きたとすると
30年間毎月2万円支給されます。
20,000円×12月×30年で720万円を受け取ることになります。

極端な話、契約がスタートした翌日に、親が事故で亡くなったとしても
お子さんに毎月2万円が、生きている限り支払われます。


・親より子が先に死んだ場合
加入1年以上5年未満で50,000円
5年以上20年未満で125,000円
20年以上で250,000円
以上の弔慰金を貰えます。少ないですね…。

・夫婦二人での加入はだめ、どちらか一人。

・掛金月額は5年刻みで変わり
34歳(35歳未満)で9,300円
39歳(35歳以上40歳未満)11,400円
44歳(40歳以上45歳未満)14,300円
49歳(45歳以上50歳未満)17,300円
54歳(50歳以上55歳未満)18,800円
59歳(55歳以上60歳未満)20,700円
64歳(60歳以上65歳未満)23,300円です。

総額の掛金ですが
34歳の人ならざっと346万円。39歳356万円。44歳360万円。
49歳415万円。54歳451万円。59歳497万円。64歳559万円になります。

・加入年齢の考え方は4/1時点の年齢です。
例えば、4/1時点39歳で、7/1の誕生日で40歳になったとします
この場合翌年の3月末まで39歳と考えます。

・支払い期間は65歳までか、その時に20年の加入期間がない場合
加入して20年になるまで掛金を支払います。

・掛金は全額所得控除の対象
例えば年間10万円かけたとしたら、その分が所得税と住民税の対象外となります。
その方の所得税率が20%だとすると、約3万円納める税金が安くなります
(所得税で2割、住民税で1割)。

・国営みたいなもので、破綻の心配はほぼないです。

次の記事は
③ しょうがい共済のメリットは?


【目次】
① 障害者扶養共済制度(しょうがい共済)を知ったきっかけ

② しょうがい共済ってどんなの?

③ しょうがい共済のメリットは?

④ しょうがい共済のデメリットは?

⑤ しょうがい共済に加入した方が良いと思うケース

⑥ しょうがい共済に加入しない方が良いと思うケース

⑦ しょうがい共済、入るならいつがいいの?

⑧ しょうがい共済、いつ頃どこで手続きすればいいの?

⑨ しょうがい共済に思うこと

⑩障害者扶養共済制度(しょうがい共済)加入完了



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