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きっかけになることに気付けるか|読書記録2024

どうも!書くこと、読むこと、撮ること、食べることが大好きな未来(Miku)です。

今年のWish List 100に「1年で40冊本を読む」と書きました。
1ヶ月経たない間に、なんと6冊目を読了!良い滑り出しです。

今回も、青山 美智子さんの作品です。青山さんが描かれる、人と人とのつながり、日常に少し変化をもたらしてくれるきっかけが、そっと背中を押してくれる気がして大好きです。

#6 『猫のお告げは樹の下で』 青山 美智子 著

猫のミクジからタラヨウの葉っぱに書かれたお告げを授かった人たちが、そのお告げをきっかけに、大切なことに気付いていく物語です。

お告げの言葉は一体何のことなのか。どういうことを伝えようとしているのか。それを意識して過ごすだけで、今までの日常にたくさんの「気付き」が生まれていきます。それらが重なって、「自分の中にある本当の想い」に気付く。すると悩んでいたことや引っかかっていたことも自然と解決へと向かっていく。

自分を知る、相手を知る、状況や流れを知る、そんな「きっかけになること」に気付けるかってすごく大事だなと思いました。この本では、その「きっかけ」がミクジのお告げとして、とても分かりやすく描かれています。けれど、現実の世界ではきっとその「きっかけ」は日常に紛れ込んでいて、見つけにくいんじゃないのかなと思うのです。

一つひとつの出来事を丁寧に、自分の目で耳で心で感じて、大切な「きっかけ」を見つけられる人になりたいと思いました。

あと、すごく興奮したのが、青山さんの他の作品に出て来る私の大好きなキャラクター(だと思われる人物)が、この作品にも登場していたことです!見つけた時は「これは○○さんでは!!」とテンションが上がりました。

物語が、作品を越えてつながっているなんてドラマチックだなぁ。ますます青山さんの作品が大好きになっちゃいました!気になる方は、ぜひ探してみてほしいです。

さて、私もミクジからお告げを受け取れることを願って・・・
まずは引っ掻くと文字が残るタラヨウの葉を探しに出かけようかな。


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