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HSP(繊細さん)必見!人間関係で一番大事なこと、強奪さんの撃退法!

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。

HSPさんは、一言でいうと優しいんです。困っている人をほっておけない性格と言えるでしょう。それゆえに、性善説的な考え方を持っている人が多いと思います。

「性善説」の意味は「人は本来、善である」
「性善説」の意味を簡単にいうと「人は本来、善である」という意味です。もう少し詳しくいうと、「人の本性は本来、善であるから、努力を惜しまなければ、立派な人間になることができる」という「説」です。

相手の苦しみや不安を感じ取り、自分ごとのように感じる為、考える前に体が動いているという感じです。

本日、皆さんに紹介したいのは、人類は3種類の人間に分けられることができる点、そして、テイカー(Taker)と言われる、成果を横取りする、HSPの人では考えられないような悪魔の所業を平気で行う人が一定数存在する為、その撃退法を知っていないと、HSP気質の方は、「いい人なんだけど、、、生産性が低い。」とか「仕事が遅い」とか「何しているのか分からない」ってことになります。なぜなら、テイカーさんに時間と成果物を毎日奪われてしまうからなんですね。辛すぎる。

HSPさんは、なかなか頼まれると断れなかったり、相手の為を思って行動する場合が多いと思いますが、恩を仇で返すテイカーさんが一定数存在しますし、最初は小さなお願いがエスカレートして、要求のハードルが高くなり、仕事量や難易度も高くなります。そして、HSPさんは、容量オーバーして、疲労してしまい、心を病んでしまったり、休職に追い込まれたりしちゃうんです。

とにかく、気を付けて頂きたいのは、テイカーを見極めることと、距離を取り、関係を断つことです。

それでは、3種類の人間を紹介していきましょう!

ギバー、テイカー、マッチャーとは、世界一のビジネススクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」の教授、アダム・グラント氏が提唱した人間の思考と行動を3タイプに分類した言葉。

ギバー(HSPさん、繊細さん)・・・与える人
テイカー(強奪さん)・・・持っていく人
マッチャー・・・バランスを取る人

🟧ギバーはさらに次の2つのタイプに分けることができます。

🟧自己犠牲型・・・他者利益には興味が関心があるが、自分の利益には無頓着なあまり、人に与える一方で自分の利益を損なってしまうタイプ。

🟧他者思考型・・・他者利益と自己利益の双方に興味関心があり、受け取るより多く与えるが、自分にもしっかり他者から還元されていくため自己利益を損なわないタイプ。


■テイカー(強奪さん)

テイカーはTaker、つまり「持っていく人」です。泥棒や強奪する人に近いです。常に、与えるより多くを受け取ろうとする。自分の有利になるように持っていこうとして、相手の必要性よりも自分の利益を優先する。世の中は食うか食われるかの世界と思っている。だから成功するためには上へ上がらなければならない。能力を証明するために自分を売り込み、費やした能力は必ず認められるようにする。用心深く、自己防衛的なのが、テイカーです。

実は、テイカーさんは、損得勘定で動ける人しかできません。この特徴はこの前に、紹介したビジネスマンタイプなんですね。こちらの記事になります。

自分の知っているテイカーさんは、ほとんどこのタイプでした。ご注意願います。

🟧マッチャーは損得のバランスを考える人

マッチャーは常に公平という価値観に基づいて行動をしていきます。

一枚のパイを人を分け合おうとした時、マッチャーはちょうど半分になるように切り分けるでしょう。何かをしてもらった時は「お返しをしなくては」と思いますが、逆に酷い仕打ちをされた時も「やり返したい」という気持ちが働きます。利害損得に敏感で、相手をイーブンな関係を築こうとするのです。

🟧ギバー(HSP)として生き残っていく為には

まず、テイカーを上手に避けることが大切です。自己犠牲型ギバー他者思考型ギバーの最大の違いは、このテイカーとの付き合い方にあります。

自己犠牲型ギバーは相手がテイカーであろうとも、惜しまずギブします。
テイカーは与えるより受け取ることを多くしようと行動するため(もしくは、ギバーやマッチャーのようにお返しをすることはないため)、ギバーが与えれば与えるほど、利益・エネルギーは吸い取られていってしまいます。

対する他者思考型ギバーは、最初はテイカーにも惜しまずギブするものの、相手がテイカーだと把握できると、ギブするのを止めて、テイカーとの付き合い方をマッチャーへと変更します。

つまり、テイカーが与えるならお返しするけれど、そうでないのなら与えないという姿勢に変えていくということです。
自身を削ってまで全ての人に等しく与えてしまうと、自分自身を傷つけてしまうこともあることを他者思考型ギバーは心得ているのです。

🟧自己犠牲型ギバーが陥りやすい2つの罠

①共感しすぎること


まず、自己犠牲型ギバーは優しすぎるために、人をおもんぱかるあまり相手の気持ちに寄り添いすぎてしまうことがあります。そのため「自分よりも他者のニーズを優先しすぎてしまう」ことがあります。
その結果、自分の利益を犠牲にして与えすぎてしまうのです。これを商売で見ていくと、お客のために自分の利益を度外視して商品やサービスを売ってしまうことになります。このようなやり方は数を売ったところで、あまり利益には繋がっていきません。

②受け取らないこと、利益を拒絶すること

自己犠牲型ギバーは他者思考型ギバーよりもはるかに助けを受け取る量が少ないことも分かっています。

申し訳ない

そんな気持ちから相手からのお礼を受け取れないと、燃え尽き症候群(バーンアウト)の引き金になってしまいます。
そのために普段から感謝して受け取るということを練習していきましょう。
周囲からのサポートを受け取ることは永続的に与える強力な特効薬になっていきますし、良い循環が生まれ、ギバーとして益々、活躍できるようになります。

今回はHSPさん向けの記事でしたが、テイカーさんとの付き合い方は、社会人では必須のスキルだと思いますので、是非参考にしてみて頂きたいです。

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