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第二の故郷 広島に抱く感情

今日は久しぶりに実家のある東京へ帰省します。
この記事は東京へ向かう新幹線の中で書きました。

僕は今年の4月、正確に言えば3月末に東京の大学を卒業して、その3日後に広島へ居を移しました。

あれから7か月広島で過ごす中で徐々に広島を「第二の故郷」だと認識するようになってきました。
2~3か月に一回は東京へ帰省しますが、広島に戻ってきて紙屋町や本通りの景色を見るとなんだか安心するんです。
地元に帰ってきたようなあの安心感です。
グローバル企業での仕事にも少しずつ慣れてきて、行きつけの居酒屋もでき、広島の色々なところへ遊びに行きました。

広島に来たばかりの頃は、東京にいる同級生たちのインスタを見ては「やっぱり東京も良かったかな」と思う時がありましたが、今となっては「もちろん東京は色々なものがあるが、広島にも広島の良いところがある」と思えるようになり、自分の選択に自信を持てています。

しかし、地方で暮らす中で、たとえばリンクトインというビジネス向けのSNSでお会いしてみたい方がいたり、自分の興味のある分野の集まりに行きたいって思ったりした時はやはり東京の便利さを感じざる負えないです。

新型コロナウイルスが蔓延し、オンラインミーティングが当たり前になったとはいえ、対面にはかないません。お互いの空気感、声のトーン、熱量から感じるストーリー、関係の構築という面では絶対に対面の方が良いと思います。

だからこそ僕は2~3か月に一回は東京に帰り、向上心の高い他のビジネスマンの方々や同年代と対面で会話をするようにするようにしているのです。
幸いにも広島は東京よりずっと家賃が安い分、交通費が家計を圧迫するようなことはないものの、一度の出費が高い分フットワークが重くなってしまうのです。

だからこそ自分は東京に帰る時はなるべく時間を有効に使いたい。
なるべく多くの人と話して、インスピレーションを得たい。

20代という時間にどれだけ自分自身を成長させることができるかが大事だと思う。
いまは広島のグローバル企業で色々な経験を積み、お金を貯め、色々な価値観に触れたい。
僕は東京とはいえ、下町で生まれも育ち、ものづくりが身近にあった。
地味だけど実直で人情味あふれる人たちが僕の地元にも広島にもたくさんいる。
広島は日本屈指のものづくりのメッカであり、日本を代表するような大手企業からグローバルニッチと呼ばれる小さくても高い技術力やシェアを誇る優良企業もたくさんある。だからこそ広島には地場産業があり、発展し、人口も増え続けているのだと思う。
僕が働いているプラントエンジニアリング会社はEPC事業という設計・調達・据付までを一貫して行っている。
日本の大中小様々なものづくり企業から集めた製品をまとめて世界中へプラントを収めるビジネスは関わる人が多く、その期間も長い。営業としての難易度も格段に高い。
だからこそやりがいのある仕事だ。

僕はここ広島で色んなことを学んで経験して、時には東京に帰ってインスピレーションを得つつ、いつか東京に帰る日が来たときは胸を張って上京(里帰り)をしたい。

今日は久しぶりに東京へ帰り、色々な人と業界の情報交換をする。
とても楽しみだ。
そして新たな発見があれば、そのアイデアを広島での仕事に活かしたい。

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