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「あちらにいる鬼」観た!

バチボコに不倫の話が書きたい衝動に駆られている。
そんな時にこの「あちらにいる鬼」が公開していたのは、私にとってかなりラッキーだった✌️

こう見えて(どう見えて?)私はずっとアンチ不倫派だ。
そもそも人のものに興味はないし、嫌な思いをしたくないという平和主義者である。
それに恋に身を焦がして人生を台無しにするなんて絶対に嫌だしね😅

でも人は古来より不倫をしている。
平安時代とかそれはそれは熱い歌を詠み交わしながら体も交わすという凄技を繰り出している。
現代に至っても、あれほど文春砲とかネットやマスコミに叩かれてる有名人がいるにも関わらず、次から次へと不倫報道が跡をたたない。
人間はそんなに馬鹿なのか?
不倫しないと死んじゃうの?🤔🤔🤔

男性も女性も結婚という契りをしながらも何故に不倫に走ってしまうのか?
まあ答えは簡単!
みんな新しいものが好きなんだよね🤗
それに刺激あるものに惹かれてしまうのが人間の性なんだとも思う。
この人だと思って結婚したけれど、やっぱ違うってことは往々にしてある。
そんな時に別の好みの異性が現れたら、そっちに走る気持ちはよくわかる。
そこを理性で止まるか?
そんなのぶっちぎって走っちゃうか?
ただその2択なんだろうなぁ🙄

「あちらにいる鬼」は高度成長期辺りの昭和が舞台。
熱い気持ちを持つ物書きの男女が出会い、結ばれ、別れ……
ほぼノンフィクションな実在した2人の恋物語。
携帯電話がない時代の不倫とは気持ちが本当に熱い🔥
今のようにただSEXしたいだけの不倫とは重みが違う!
そんな重苦しい恋愛はしたくないけれど、なんだか胸が揺さぶられたのは正直な感想だ。

豊川悦司演じる白木という男はとにかくモテる!
全ての女を魅了し、それに応えるように性欲も旺盛✨
そんな男がいたら、そりゃ女達は抱かれてしまうよなぁ😆
惹かれてはダメとわかっていながら、どうにも惹かれてしまうのが恋愛なのだ。

そしてズルズルと関係を続ける男に対して、やはり女は強いよな!とも思った。
寺島しのぶ演じるみはるは、自分と不倫しながらも次々と他の女に手を出していく白木に対して自ら決着をつける。
"出家"という方法で白木に絶縁状を叩きつけ、自らもその気持ちに蓋をする。
このみはるの行動は潔くカッコいい!
絶対に私には真似できない😣

完璧な生き方なんて存在しない。
世間から後ろ指を刺される関係だったとしても、心も体も燃えるような時間が過ごせた人間は勝ちなんだと思う。
私にもそんな瞬間が今後訪れるのだろうか?
そんな相手に巡り会った時、果たして自分がどうなってしまうのか?
こんな妄想をするだけ無駄かもしれないが、いつかのその日のために私は自分らしく生きていこうと思う😌

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