あっちは浸水💦こっちは渇水🌞 耕作放棄地の「開墾」その後
4月から新たに車で20分強の大府市内で借り始めた、300㎡の農地。
夏野菜の植えつけシーズンが迫るなか、急ピッチで耕作放棄地の「開墾」作業を進めてきたのに、下旬からの梅雨のような天気で粘土質の土が乾かず、なかなか耕うんや畝立てができない、やべぇ~😥💦
というところまで、前回の投稿で書きました。
5月に入って数日晴天が続き、ようやく土が乾いてきた。
大型連休最終日の5月8日、また大府の「つむぎて農園」杉山さんから耕運機をお借りして、丸一日かけて耕うんし、畝を立てることができました😊
ようやく耕うん・畝立て🚜
まずは、全体を改めて丁寧に耕うんしました。
去る4月16日に粗起こしをしたのに、その後の雨☔雨☔雨で粘土質の土がしっかり固まっていて、ずいぶん難儀しました💦
耕うん機の刃が立たず、跳ねそうになるのを地面に押さえつけて、ゆっくりじっくり耕していく🚜
朝から始めて、休憩を挟み、昼過ぎにやっと耕うんが終わりました。
腕が痛ぇ~💪😫
次は、耕うん機の「逆転」機能を使って畝立て。
畝の間の通路を掘りつつ、両サイドへ土を跳ね上げて畝を作るんです。
畝と通路にする位置が分かるよう、あらかじめ端に杭を打って目印にしたけれど、真っすぐに掘り進んでいくのがなかなか難しい😓
でも、しっかり耕うんした後だったので、この作業は快調でした🎵
そして、鍬とレーキ(T字形の熊手)を使って畝の形を整えます。これは人力💪💦
日没までに何とか、長さ7mの広畝10本が完成しました~🙌🎉
粘土質なので水はけを少しでも良くしようと、畝を高くして、通路には排水路も切りました。
翌日はまた雨だし、連休開けで仕事も始まる。
何とか今日までで間に合わせたぞ。これで夏野菜が植えられる。ふぅ~😌
とはいえ写真でも分かるように、畝を立てられたのは農地の半分、僕の自作用(有機栽培)のエリアだけ😅
杉山さんと共に自然栽培をする予定の残り半分は、お互いに多忙でいまだ手が付けられていません。いやあ、先は長い…
夏野菜の植えつけを開始🍅🥒🍆
その後、仕事の合間をぬって大府の畑に通い、少しずつ苗の植えつけなどを進めています。
こまめなお世話が必要な作物は、自宅近くの既存の家庭菜園にまとめ、こちらの畑ではイモやマメなど、あまり手のかからない作物が中心。でもそれだと地味すぎて寂しいので😓、少しだけトマトやメロンなど実もの野菜も植えました。
ちなみに、今回の苗は行きつけの種苗店だけでなく、例年以上に色んなところから取り寄せています。
またも予想外の問題発生
そんな折、またも予想外のことが起きました❗
先週この畑へ行ったとき、北側3分の1ぐらいの土が濡れて、ぬかるんでいました。水たまりもできている。
あれっ、しばらく雨降ってないはずだよな🤔 いくら粘土質で水はけが悪いといっても、何か変だぞ😧
すぐに気づいたのは、北隣の田んぼに水が入れられたことでした。
なんと田んぼの水が、地中で畦を越えて、うちの畑まで染み出てきているようなんです😨
ちょうど、田んぼで自ら稲作をしている地主さん夫妻がやってきて、「ありゃあ、これは影響しとるかもしれんな、ごめんね」とおっしゃってました。
お会いしたのは2回目。この付近の農地をいくつも持つ大地主さんで、地域の事情を色々と話してくれる気さくな方です。
内心、田んぼ側の畦塗りをやり直して塞いでよ、と思ったけれど、重労働だし、ご高齢だし、ちょっと言えませんでした😓
まずかったのが、この北側の最もビチャビチャのところに、上記のトマトを既に植えてしまっていたこと😔
トマトは水はけの悪い土が苦手で、根腐れを起こしやすい。葉が黄色くなってきていて、これはちょっと厳しいかもしれません😭
杉山さんによると、隣が田んぼだとある程度の浸水は仕方がないそうです。ちょっと漏れすぎだけど…田んぼとの境目に溝を掘ってみてはどうか、とのこと。
2日後にまた訪れたら、なぜかだいぶ乾いていて、少しほっとしましたが😌
しかしまあ、一難去ってまた一難😫 溝掘り、今度やっときまーす🔥
地元の畑のほうは順調😄
一方で、自宅から近い既存の畑(知立市)のほうは、ここまで順調です💖
大府の畑の土が乾くのを待っていた大型連休中にコツコツと準備を進め、5月5日にナス科とウリ科の苗を一気に植えつけました❗
あと、トウモロコシ🌽の種まきもしました。
これらは何かと栽培に手がかかる作物なので、自宅近くのこちらの畑で育てます。
この日は妻とお友達も手伝いに来て、どんどん苗を植えてくれました🌱🌱🌱 助かる~🥰
さらに、成長中のジャガイモ🥔には追肥と土寄せ。
そしてタマネギ🧅とニンニク🧄も収穫。どちらもまずまずの出来でした❗
収穫のゴールにたどり着いた野菜と、新たに畑でスタートを切った野菜たちのリレー🏃♂️🏃♀️ 忙しくも嬉しい日でした🥰
下の写真は、それから半月たった先週の様子。苗たちがのびのびと気持ち良さそうに育ってまーす😃
ニンニクもじゃんじゃん採れています。トップの見出し写真もこの日に撮ったもの。立派で美しい~🥰
こちらでも想定外の事態が
大府の畑に比べて順調な地元の畑が、僕の心の拠りどころとなっている💗
そんな折、こちらでもまさかの事態が…😲
先週のある日の夕方、仕事帰りに水やりをしようと地元の畑へ寄ったら、あれ? 農業用水が止まってる…水栓をひねっても水が出ない💧
また近所で漏水事故でもあったのかな…そのうち直るだろうと思って帰宅したら、なんと豊田市にある取水施設で大規模漏水があって、西三河全域を潤す「明治用水」が止まっているというニュースが。
復旧の目処は立っていないって、ええーっ😱
全国ニュースにもなっているので、ご存じの方も多いと思いますが、当地では大騒ぎとなっています。
今は農業にとって、とても水が大事な時季。特に、田植えシーズンを迎えた稲作農家さんにとっては大打撃です😖
影響が大きい工業用水を優先して、農業用水のほうを止めているんだとか。なんだそれ😡💨 そりゃあ、西三河は自動車産業の巨大集積地だけどね。先月末は梅雨のような天気だったのに、こんなときに限って雨が少ないし😭
農家さんに比べたら、僕の家庭菜園なんて影響は小さい。
とはいえ、家からポリタンクで水を運んでも、やはり十分な量とは言えない。完全に復旧するのはいつなのか。今後どんな影響が出るのか不安です😥
これからは畑で雨水を貯めようかな☔
水を管理することの大切さ💧
というわけで、大府の畑では浸水💦、地元の畑では渇水🌞
改めて、農業にとって水の管理がいかに大切かを思い知らされます。
そして、普段当たり前のように野菜栽培を楽しんでいられるのは、土地改良とか治水・利水整備といった、先人たちの長い努力の賜物なんだなあ、とも思いました🤔
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