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新たな展開、始まる❗ 300㎡の耕作放棄地を「開墾」🚜

前回の投稿で、17年間お世話になった市民農園を「卒業」したと書いてから、はや1か月😓

その末尾でちらっと予告しましたが、市民農園とは別に個人的に借りている近所の畑(約50㎡)は残しつつ、新たに自宅から車で20分強の愛知県大府市で、300㎡ほどの農地を借りることになりました❗🎊

農地を借りることになった経緯

なぜ近所の市民農園をやめて、わざわざ車で20分強の農地を借りたのか。
それは、大都市・名古屋のお隣にありながら自然的環境が残る大府あたりに将来、体験農園を開設したいという夢があって、その足掛かりにしたかったのが一つ。
もう一つは、去年からお手伝いに行っている大府の自然栽培農家「つむぎて農園」の杉山さんらに、ご支援いただけることになったからです😃

大都市近郊とは思えない、開放的な「つむぎて農園」の風景

今回借りることになった畑の半分では、杉山さんと共に自然栽培(無肥料)での野菜づくりをして、体験会や講座などのイベントも一緒にやる予定。残り半分では、僕が有機栽培(化学肥料・動物性肥料無し)をやる予定です。

その杉山さんには、忙しいなか昨秋から大府での畑探しにご尽力いただいていたんですが、地主が分からなかったり、連絡がつかなかったりで難航😥
この農地の地主さんとやっとお会いできて、お借りすることを快諾していただいたのが先月末、3月29日でした。

慌ただしく始まった「開墾」🚜

それから1か月。夏野菜の植え付けシーズンが迫るなか、忙しい日々が続いています😵💦

この農地は長年耕作をしていない耕作放棄地なので、一から「開墾」して、野菜を植えられる畑にまでしていかなればいけません。
しかも、300㎡なんてこれまでの耕作面積の数倍で、もはや家庭菜園とは言いがたい広さ。野菜栽培歴は長いけど、勝手が分からない…🥴

2月半ば、候補地の一つとして初めて妻と下見をしたときの現地。後光が差していて、この時から何か特別なご縁を感じました。

ちなみに僕の近況はというと、本業(福祉施設職員)では部署が異動して慌ただしく、副業(家庭菜園アドバイザー)もちょこちょことやりつつ、既存の50㎡の畑もお世話している(これは放置ぎみ😓)
そんな中、この「開墾」作業が始まったのです💪

記念すべき最初の作業は…

ここまでの作業を振り返ってみます。

4月3日、初めて農地内に立ち入りました❗
記念すべき最初の作業は、小雨が降るなか、草むらへ大量にポイ捨てされたゴミの撤去😖

空き缶、ビン、ペットボトルから酒のパック、コンビニ弁当の容器まで、小一時間かけて拾い集めました。
全部家に持ち帰り、きちんと洗って分別したったぞ~😤

拾い集めたゴミの一部

次に、刈払機かりばらいきを使って草刈りを開始🌿🌿
前日にホームセンターで買ったばかりの新品です✨

付属の保護メガネを着用

これまで刈払機は、農家さんのお手伝いで3回ぐらいしか使ったことがなく、今いち要領を得ない。動きが硬いし腕は痛い。そして、草を刈るたびまたぞろ出てくるゴミゴミゴミ😭 
この日は結局、全体の6分の1ぐらいしか刈れませんでした。
…疲れたぁ😫

4月6日には、僕が長年お手伝いに行っている有機農家さんでお世話になった哲平さんが来訪。彼には有機栽培部分の支援をお願いしていて、初めてやって来てくれたのです😊
杉山さんとも古くからのお知り合いで、久しぶりに再会した2人が、早速この畑をどう開墾するかの専門的な話をしている。カッコええ~😍
僕にとって、頼れる最強ツートップによる支援態勢なのです👨‍🌾👨‍🌾

昼過ぎ、僕と杉山さんが市役所へちょっと手続きに行っている間に、哲平さんが1時間ぐらいで草刈りの大半を終えてしまっていた
しかも、きちんと刈った草をまとめてある😲

これだけのことでも、プロの熟練ってものを感じます。300㎡なんて猫の額のような感覚なんでしょうね。
僕の刈払機の使い方がおかしいのも、すぐさま指摘してくれました。(ハンドルの握り手が反対だった😅 )

草刈り🍀 ゴッホに励まされて

余談ですが、この翌日、時間をつくって妻と名古屋市美術館へ「ゴッホ展」を見に行ったら、上の写真にそっくりの油絵を発見❗

ゴッホ「麦束のある月の出の風景」(購入した絵葉書を撮影)

えーっ、こりゃたまげた😲 やたらと「農作業萌え」だった、130年前のゴッホさんとシンクロしてしまったぁ😆 なんだか親近感💖

4月10日には、刈り残した部分の草刈りと、その後も次々と出てきたゴミの片付けがすべて完了しました
刈払機にも慣れて快調~😙 刈った草はレーキ(熊手)で脇へ集めました。

スッキリきれいになったでしょ~✨✨
やっと露わになった地面。散り始めの桜も祝福しているかのようです😍

問題その1 耕うん機でいけるのか

とはいえ、これでいきなり耕して畝を立て、作物を植えるのは厳しい…
土の表面はカチカチに固まっているし、草の根がガッチリ張り巡らされていて、植える隙間さえないんです。
そこで粗起あらおこし」といって、畑をまずは大まかに掘り起こす作業が必要になります。

杉山さんと哲平さんによると、粗起こしはトラクター(人が乗る大きな農機具🚜)を使えばあっという間に終わるけれど、杉山さんのトラクターをここまで乗って移動してくるだけで半日かかる。
そこで、杉山さんの耕うん機(手押し)をお借りして、土が固くて刃が立つかどうか分からないけどやってみることになりました。(耕うん機は僕も買おうと思ってますが、未着手)

そのためには、重い耕うん機を車に積んで運ぶための、アルミブリッジというスロープのような道具が必要。
普通は軽トラとかに農機具を積むために使われるものなんだけど、僕には自家用のミニバン「ノア」しかない。今後のことも考えて、ノアに合ったサイズや形状のアルミブリッジを買おうと、探しましたよ~ホームセンターやカーショップ、プロショップなど数店😆💦

やった、ぴったりのアルミブリッジをゲットぉ❗🙌🙌

さらに、粗起こしが難航して一日で終わらなかった場合に、僕の畑へ耕うん機を置いておけるように、組み立て式のパイプ倉庫も購入。

粗起こしと小屋建て⛺

これらの準備を何とか間に合わせて、粗起こし予定日の4月16日を迎えました。
ばっちり晴天☀ 早朝に「つむぎて農園」へ行き、杉山さんから耕うん機を借りてノアへ無事搬入しました。
忙しい杉山さんも朝だけ僕の畑に寄ってくれて、粗起こしのやり方を指導。たまたま前日少し雨が降って土がいい感じに軟らかくなったこともあり、耕うん機でズンズン掘り起こされていく。よっしゃあ💪🔥

粗起こしを試す杉山さん

あと、この日は妻やその知り合いたちも手伝いに来て、パイプ倉庫を組み立ててくれた。途中から風が強くなって、飛びそうになるところを4人がかりで押さえながら設置。本当に助かりました🥰

パイプ倉庫の設置完了。耕うん機も余裕で入る😊

僕は以前より、地元の畑で隣の人から時々耕うん機をお借りしていました。でも他の4人は未経験。せっかくなので、ちょっとだけ僕の指導で耕うん機体験をしていただきました😆

楽しそう😄 でもよそ見は駄目ですよ

ほんの一瞬の耕うん機体験でしたが、皆さんすごく楽しかったそうです😍
こんなに好評なら、自分で買ったらたくさんの人に体験してもらおうかな。

皆さんのおかげで、無事に一日で粗起こしと倉庫の設置が完了~🎊  夕方、杉山さんに耕うん機をお返しできました。

野菜畑にするための計画と準備

その後、
🥔畑全体の採寸をして、
🍅畝や通路などの位置決めをし、
🥕どこに何を植えるかの作付計画を立て、
🌽畑の土を採取して土壌分析をした上で、
🥦土にどのような肥料を入れるのかの施肥計画を立て(有機栽培部分)、
🍆種や苗、支柱その他の資材調達を進める
など、野菜畑になるまでのステップを一つ一つ進めています(詳細は略)。

土壌分析のために畑の土を採取して、家に持ち帰る

問題その2 水が出ない💧

一方で、畑の脇にある農業用水の水栓のバルブが、長年使われていなかったため固まって開かないという問題も。さすがに水が使えないのはまずい😭

何回か潤滑油を差したけれどビクともせず、水栓の根元が回るばかりで、うっかり破壊して噴水騒動にでもなったら大変💦💦
地主さんに相談のうえ、水道工事業者に見てもらったところ、水栓まるごと取替えるしかないとのこと。使用者(僕)全額負担で3万円也💸 まあ、地代も水道代もタダでお借りしているので、初期費用として仕方ない…😢

そして今日、業者さんに水栓取替工事をしてもらいました🔧
なんと、農業用水を元栓で止めると近隣の田畑が全部止まって大ごとなので、止めないでサッと取替えちゃいますという。大丈夫かな💧

古い水栓をそっと外すと、激しくあふれ出す水⛲ 畑が水浸しにならないよう板を立ててくれたが、どんどん流れていく~💦
でもここで、先日軽く掘っておいた排水路が役に立った❗

もと田んぼだったらしく排水口が残っていて、そこまで溝を切っておいた

畑は全く濡れず、わずか3分ほどで新しい水栓が取り付けられて、ピタッと止水。いや~お見事😃 これぞプロの仕事ですわ👷‍♂️

ついに僕の畑にも水が来た

問題その3 水が引かない💧

問題はまだあります。
除草と粗起こしをした後で気づいたのは、ここの土がかなりの粘土質で、雨が降るとぬかるんでズブズブ、ドロドロになるということ😱

間の悪いことに、粗起こしが終わった後ずっと1~2日おきに雨が降っていて、土が全然乾きません
粘土質の土を乾かないまま耕すと、ねちゃねちゃの塊ができて、乾くと固まって石のようなガラガラの土になってしまいます。

本来ならば、明日からの大型連休あたりで夏野菜の植えつけを始めたいところですが、畝づくりのための耕うんや畝立てが全然できない状況😭😭
忙しすぎて、まだ自分の耕うん機購入も進んでいないし。(こんなもの書いてる時間があったら、やればよいのだが)

さあどうなる❓
次回、その後についてご報告しますね。皆さま、乞うご期待❗👋😊

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