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これがあれば始められる❗ 家庭菜園の基本用品集

9月に入って、秋冬野菜の栽培シーズンがスタート🥕🧅🥬🥦🧄
まだ暑い日もあるけれど、畑の季節はもう秋🍂へと移行しつつあります。

このタイミングで新たに家庭菜園を始めたい、という方も多いようですね👩‍🌾👨‍🌾👩‍🌾
まったくの初心者🔰で、何から始めたらいいのか分かんな~い😫という方へのガイダンスとして、どんなモノが必要なのかをお話しするのも、一つの方法かな。
使うモノを知れば、やるコトが何となくイメージできてくると思うので。

というわけで今回は、家庭菜園を始めるとき、ひとまずこれだけは用意しましょう❗というグッズをまとめてみました。
最初は色々と出費になるけれど、長く使えるものがほとんどなので、ぜひ用意してください😊 たいていのものは、ホームセンターで買い揃えられると思います。

僕自身の経験、やり方を踏まえてお話しします。また、写真はすべて、僕自身が使っているモノたちです。

1.服装

まずは身につけるモノから👒

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🍅帽子 日除け、熱中症予防のため必ず着用します。ひさし(つば)が長く日除け効果の大きいもの、メッシュ入りで通気性のあるものが望ましいです。

🍆長袖シャツ・長ズボン 夏でも薄手の長袖・長ズボンを着たほうが良い。日除けに加えて、汚れや虫刺され、怪我も防ぎます。写真左の極薄パーカー(ラッシュガード)は、半袖Tシャツの上にサッとはおれて重宝❗
冬にはもちろん、厚手の上着やネックウォーマーでしっかり防寒。上着は枝などに引っ掛けにくい、化繊のツルツルしたものが良いです。防水機能つきだと急な雨のときレインコート代わりになります。

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🥒手袋 手のひらや爪の汚れを防ぐだけでなく、手荒れや爪割れ、虫刺され、怪我も防ぎます。厚手の軍手より、薄手でメッシュ入りの作業用手袋(写真)が細かい作業向きでお勧め。

🌽長靴 無ければ、汚れてもいい靴。でも、土がぬかるんでいるときは長靴が安心。特に畑を耕すときは、膝下丈ぐらいの長靴を履くと、靴の中に土が入りにくいです。

🥔ハンドタオル 濡れた手や、顔の汗を拭きます。夏は首に巻いて(帽子の代わりに頭にも)日除けとして使うことも。

2.道具

次は、畑作業で使う道具たち🔨✂
露地栽培を想定していますが、プランター栽培についても少し書きます。

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<露地栽培の場合>

🍅平鍬(ひらぐわ) 写真左。畑の耕うんや、畝(うね)づくりに使います。
鍬には色んな種類がありますが、これが最も万能❗ 縦に打ち込めば深く掘れ、横向きにして土を寄せることもできる。畝を立てたり、表面を平らにならしたりすることも可能。
持ち上げてみて、少しズシッと重みを感じるものを選びましょう。軽すぎると、耕すときに重みを利用できず、かえって疲れます😫

🍆大スコップ(ショベル) 写真右。さらに深く掘るときや、土や堆肥をすくって運ぶときに便利です。先の尖った「剣スコ」が良い。
ちなみに、スコップだけで耕うんする方もいますが、土をすくって持ち上げず引っかいて移動する鍬のほうが、腰への負担が小さいと僕は思います。

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🥒小スコップ(ショベル) 「移植ごて」ともいう。種まきや苗の植え付けなど、少しだけ土を掘るのに使います。雑草を根こそぎ抜くのにも便利。
写真右のような、柄とさじ部分とにつなぎ目の無いものが長持ちします。

🌽農業・園芸用はさみ 収穫、茎や葉の剪定、ひもなどの資材の切断に使う。先が細い収穫用や、枝を切る植木ばさみなど色々な種類がありますが、1丁だけなら写真中央のような長さ18㎝くらいの万能ばさみが良い。
すぐに錆びるので、ステンレス製がお勧め。

🥔鎌(かま) 写真左。主に草刈りに使います。そのほか、太い枝・茎の切断や、ブロッコリー・キャベツ・ハクサイなどの収穫にも便利。

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🥕バケツ 水道が畑から遠い場合に、水を汲んで畑へ運ぶ。手元に水を汲み置いて、野菜や道具、手を軽く洗うなどします。
収穫物や野菜くずなどを一時的に入れるのにも使います。

🥦じょうろ 散水用のホースでも無い限り、水やりに欠かせない道具です。
できれば大小2つのじょうろを用意して、水やりの量に応じて使い分けられると便利。

<プランター栽培の場合>
以上の道具のうち、🍅小スコップ、🍆はさみ、🥒バケツ、🌽じょうろ(小)があればOK😊

3.資材

今度は、畑などの野菜栽培の場に設置するモノたちをご紹介します❗
ここでも、露地栽培プランター栽培の場合について書きます。

<露地栽培の場合>
まずは、畑の土に入れる資材を3つ。

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🍅堆肥(たいひ) どちらかといえば土壌改良のための「堆肥」と、野菜の栄養となる「肥料」とを、区別して考えると分かりやすいです🤔
堆肥は、落ち葉や動物のふんなどの有機物を発酵させたもの。畑の畝(うね)全体に混ぜて、土の排水性と保水性、通気性、保肥力を高め、微生物を増やして多様化させます。
肥料に比べて栄養分は少ない。バーク堆肥(写真)や腐葉土など植物性メインのものと、牛ふん堆肥など動物性メインのものとがあります。

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🍆石灰資材 カルシウム(Ca)を主成分とする、土壌pH(ペーハー)調整のための粒剤・粉剤。畑の畝全体に混ぜて、降雨などで酸性化した土をアルカリ性化します。(作物によって最適pHは異なる)
アルカリ化の効果が強い順に、消石灰、苦土石灰(マグネシウム(Mg)入り)、有機石灰(写真。貝殻が原料)などがあります。
動物性堆肥を入れる場合は、石灰と一緒に入れるとアンモニアガスが発生するので、1~2週間あけて投入したほうが良い。(どちらが先でも可)

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🥒肥料 最初に土に入れる肥料を元肥(基肥、もとごえ/きひ)、栽培途中に追加する肥料を追肥(ついひ/おいごえ)と呼びます。
肥料は化学肥料と有機肥料に大別されますが、両者にはメリットとデメリットがあります。また、両者にはたくさんの種類があり、栽培する作物によって、主に窒素(N)・リン(P)・カリウム(K)の配分が考慮されます。
詳しく書くと切りがないので省略😓 難しければ、3要素がバランス良く入った有機配合肥料(写真)を使っとけば、無難だと思いまーす😉

支柱とネット

🌽支柱 写真左。作物によっては必要です。
真っすぐの棒はイボ竹とも呼ばれ、ぼつぼつの滑り止めがついている。色々な長さ、太さのものがあります。
支柱1本で作物の茎を固定したり、数本を組んで結わえて、柵や棚を作ったりします。畝を覆う「トンネル」を作るための、アーチ型の支柱もあります。

🥔園芸ネット 写真右。支柱で作った柵や棚にネットを張って、ウリ科やマメ科など、ツルを伸ばす作物を這わせます。

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🥕針金・麻ひも・粘着テープ 
柔らかい針金(カバー付き)があると、支柱を組む際に便利。ひもより頑丈で、取り外しも楽です。
麻ひもは主に、作物の茎を支柱にそっと結わえるときに使います。もし地面に落ちても、土に還るので安心。
粘着テープ(布テープ)は、ちょっとした何かの仮押さえや修理などに、意外と重宝します。

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<プランター栽培の場合>

🍅プランター・鉢 野菜を栽培する場合、しっかり根を張れるように、面積・深さともに十分な大きさのものを用意します。

🍆用土 ビギナーには、いわゆる培養土が手っ取り早いと思います(写真の「野菜の土」)。養分が調整してあって、堆肥などの投入が要らない😋

🥒鉢底石 プランターの底に敷いて、水はけを良くします。プランターの形状によっては不要です。

🌽肥料 上記と同じ。主に追肥が必要な場合に使います。

🥔支柱、🥕園芸ネット、🥦針金・麻ひも・粘着テープ
上記と同じ。作物によっては必要となります。

4.種苗

あと当たり前だけど、が必要です。
野菜栽培は、種か苗のどちらかから始めます。(種いも、苗づるなども)

冬野菜の科1

は、たくさんの株を育てる場合や、移植が難しい作物で使います。
例えば、ダイコン、カブ、ニンジンなどの根菜は移植が難しく、普通は畑に種を直接まく。
他の作物だと、直まきではなくいったん苗ポットなどに種をまき、苗を自分で育ててから畑に移植する場合もあります。

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は、少しの株で足りる場合や、育苗が大変な作物で使います。
例えば前回の投稿で書いたナスは、種から育てると真冬からの長丁場となって大変だし、ひと株で数十個も実が成るので、苗を数株買えば十分です。

5.家庭菜園の「先行投資」

以上、家庭菜園を始めるとき、すぐに必要となる用品をご紹介しました。
けっこう色々要るじゃん😥って思われた方もいるかな❓
他にも、あると便利な物、作物によっては必要となる用品は、枚挙に暇がないほど😲(ハンマー、メジャー、スプレーボトル、苗ポット、稲わら、マルチシート、防虫ネット、寒冷紗…)

それでも家庭菜園って、比較的お金がかからない趣味なんじゃないかな💴
初期の「先行投資」の時期を過ぎれば、毎年の肥料や種苗などの消耗品費が中心となります。
さらには、うまく栽培すれば野菜を自給できるので、元が取れて家計にプラスとなりますよ。我が家では現在、野菜はほとんど自給しています😊

これらの用品を大事に使って、家庭菜園を長~く楽しんでくださいねー🥰


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