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鑑賞ログ「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」

@TOHOシネマズ上田

ハリー・ポッターシリーズは1本もみていないのに、スピンオフのファンタスティック・ビーストはシリーズ今のところ全部観ているという不思議。
いや、不思議でもなんでもない。エディ・レッドメインが好きだからだな。そして今回は色々あって降板したジョニー・デップの代わりにマッツ・ミケルセンが参戦!観るしかないんだ、これは!

まずは、冒頭の神秘的な感じからぐぐぐっっと世界観に引き入れられる。なんだろう…ハリウッド大作ってやっぱりレベルが全然違うな…最近リアル系の作品ばかり観てきたからかな…という気分に。そしてシリアスとコメディの緩急の差!特に兄・テセウス(カラム・ターナー)とのチョキチョキダンスはもはやユニバーサルスタジオのアトラクションが見えてくるぐらいのアトラクション的な展開。あのシーンは笑いとグロを行ったり来たりなんだけれど、あの極端さって子どもウケを狙ってるのかなと思ったり。

シリーズの3作目としては、ずっと描かれている人間界と魔法界の共存問題があるんだけれど、「人はすぐには変われないけれど、努力することが大切」という趣旨の言葉が、今の自分の環境にハマって刺さってしまった。

そして…正直、時々ジョニデの影はチラついてしまったけれど…でもマッツよかった!!ダンブルドアを演じるジュード・ロウとのちょっとしたブロマンス的な要素もあり、冷たい感じのマッツもいいのよねー。相変わらず歯並びの悪さがセクシー。ジョニデだったらどうなったのかと考えてみたり…いやいや、マッツがベストです。

ちなみに、今回キーポイントになる動物は”キリン”なんだけれど、これってチャイナマネーの影響なのかな?と勘繰ってしまった。たまたま東アジアの文化が出てきただけだと素直に考えるべき?あと字幕の表記って難しいな。常用漢字ではない”麒麟”は字幕で使うのはちょっとためらわれるし、かといってカタカナだと動物園にいるキリン(giraffe)になっちゃうよね?でもなー…という担当者の葛藤を想像してみたりして。果たして、その辺の処理をみんな小さいお友だちたちはどう感じたのかしら。

このシリーズの締めはいつもジェイコブ(ダン・フォグラー)のエピローグで締まって、そのお約束も愛おしい。クイニー(アリソン・スドル)のキュートさがそのお約束のかなりのウェイトを占めるけれど、ほっこりしちゃうのよねぇ。
はー、そろそろハリー・ポッターシリーズも観ようかな…。

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