エッセイ『ハリウッド』
最近私が観ているYouTubeはこれ。
このびっくりしている人は、プロのハリウッドのビデオエディターさん。この人がよくK-popのMVの分析をしている。どこにどんな意味が象徴的に隠されているか、とか、どうやってこのシーンを創ったのか、とかいうことを説明してくれる。この人にもどうやって創ったのか分からないという箇所もある。それは面白い。あと、トランジションのやり方を教えてくれる。それからMVはちゃんと音楽に合っていることが大事だと教えてくれる。
トランジションは私もこれから研究してみる。自分のビデオでもいっぱい使ってみたい。それで、上のビデオで分析している曲はこれ。
このエディターさん曰く、K-popと、ハリウッドのMVは全く違う。どっちがいいとかじゃなくて全然違う。K-popはグループが多いからグループのダンスが多いのは当然なんだけど、ハリウッドのは一人が基本。それだけでも大きな違いなんだけど、K-popのMVはなにせ5秒毎に場所が変わる。デジタルが凝っている。ど派手。上のMVは、その典型。K-popならではの画面の細工がいっぱいしてある。音楽に完璧に合っている。凄い。
じゃあ、ハリウッドのMVはどんなものかと言うと、こんな感じ。
この人はアメリカ人じゃないんだけど、このMVが典型的なハリウッド式だと思う。たまたま昨日ファッション専門のサイトで発見した人なんだけど。観ると直ぐ違いが分かると思うんだけど、K-popみたいなデジタル加工はしてない。五秒毎に場面が変わるのはK-popと同じなんだけど、いる場所はそんなに移動しない。映画を撮るような感覚で創られている。
この人のことは全然知らないけど、このビデオを観る限りでは、かなり私の好きそうなゲイテイストが入っている。ファッションの広告には沢山出ている人らしい。ファッションと音楽のコラボレーションはいつも面白いよね。それから、K-popも新曲が出る度に、英語の部分が増えていく。それは、私達も学べること。
じゃあ、ここで私がこの数日で創ったYouTubeを御紹介。
ダイジェスト1分。
②人物描写はしなくていい。
①登場人物の名前は付けなくていい
私がもういつ死んでもいいように、創作論を真面目に続けるシリーズ。
その① 登場人物の名前は付けなくていい。
その② 人物描写はしなくていい。
だもんね。別に死ぬ予定はないけど、このシリーズをそのうち本に纏めるつもり。凄い創作論になりそうな気配。本音の創作論。ぜひ観てください。
夏目漱石の『こころ』がかなり参考になっていて、『こころ』の登場人物には名前がないですよね。主人公の「私」にも「先生」にも「奥さん」にも名前がない。そして、「私」と「先生」の人物描写は全くない。
しかし、読者には彼等の姿がしっかり見えている、それはなぜだろう?
まだ小説を書いていないのに、キャラクターの性格や、主人公との関係が分かるのは可笑しい。
名前を付けて、人物描写をしたがるのは、自分の作品に自信がないから。
人物描写がちゃんとできないなら、なにも書かない方がずっといい。
そういうことを言っている。
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