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このところ、「最短で成果を出すこと」がとても重視されているな、と感じることがよくあります。これは「時代の変化のスピードが変わっている」という風潮が反映されているからかもしれません。

一方で、長期的な視点で目標や進むべき方向性を考えてそのために必要な準備をコツコツと積み重ねていくこともとても大切なことだと考えています。
今日は長期戦略がなぜ大事か、について考えてみたいと思います。


得られる成果の質

長期戦略が大切である理由の1つ目が長期的な計画で得られる成果の質が短期的なものと比べて圧倒的に高いからです。
例を挙げるとすると:
1ヶ月で5キロ痩せた人、
1年かけて5キロ痩せた人、
定量的には同じ結果ですが、どちらが健康的で安定した痩せ方でしょうか?
明らかに後者であると皆さんおわかりになるかと思います。
同じようなことが仕事やプライベートの場においても言えるでしょう。

SNSでフォロワーをコツコツと増やす
人脈広げて行く
自己投資をつづけていく
学びを積み重ねる
将来的に自分自身の「リソース」となるものは長期的戦略で積み重ねることで確実なものとなって行きます。

常に正しい判断ができる

長期戦略が大切である理由の2つ目が常に正しい判断をしやすくなる、ことです。
短期的な期間で結果を求めようとすると、今目の前にある問題をクリアすることに必死になり、判断を間違えてしまうことがあります。
短期的に考えるとAという選択肢も、長期的に考えるとBの方が正しかったとなることが良くあります。

私はフリーランスとして独立したての頃、なかなか収入の確保が難しく、貯金が減り続けていく事に焦りを感じ、収入を得たいという理由だけで、その時にいたただいた仕事のオファーを受けたことがあります。
その結果、その仕事で毎日が忙しくなり、本来自分が進みたい方向に費やす時間が無くなってしまいました。一度受けた仕事を中途半端に辞めることも出来ず、結果的には約1年近くその仕事に多くの時間を費やすことで、私が進みたい方向への前進がその期間ほぼストップしてしまいました。もっと長期的な視点で今やるべきことを考えられていたら、違う判断が出来ていた、という今は振り返っています。

成長の幅が圧倒的に違う

長期戦略が大切である理由の3つ目が、成長の幅です。
短期で成果を得られた人と、長期で成果を得られた人とでは、達成した結果が同じであっても、経験値や失敗からの学びの量が圧倒的に違います。長期的な視点で物事に取り組んでいれば、例えどんな結果が待っていようとも、そこで必ず自分の成長を感じることができ、それを次に活かしたり、活用することが可能です。
短期的に得られる成功は再現性が低いことが多く、一度っきりの成功でおわってしまう場合がありますが、長期的戦略で得られる成功はその後も継続できることが多いです。なぜならその成功のプロセスの中で何度も失敗や改善を加えているからです。

長期的視点とはどのくらいのことを指す?

個人的には長期的視点とはまず10年先の結果から考え始めて良いのではないかと思っています。10年先を考えてそこから5年、3年とマイルストーンを置いてみる。そうすると今必死になっている事、今うまくいかないことがあったとしてもそれに対しての評価がかなり変わってくるのを実感してもらえると思います。
目標設定はよく3年先を置くこともよくあります。これはこれで、具体的なアクションプランを決める上で大切ではありますが、その3年の更に先の10年がみえているか、いないかで、その意思決定はずいぶんと変わってくるはずです。

長期戦略まだ立てていない方は、10年後の未来を描いてみることをお勧めします。



最後まで読んでいただきありがとうございます。
「未来を描く」はコーチングの基本です。自分自身の未来を描いてみたい、
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