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先日とある企業の管理職の方のセッションをさせていただいた時のことでした。テーマは新しく入社してくる方の今後の対応について。
色々とお話を聴いていく中で、そのクライアントがおっしゃったのは、
「小さな成功体験を得られるような設計をしてあげたい」と言う事でした。
つまり、新しく入ってくる方に色々な仕事をお願いする中で、敢えて小さくても仕事で本人が「成功した」と感じられる体験ができるよう、上司として仕組みを作る、と言う事です。

私はこの方のお話を聴いて、日常的に組織のことを本当に考えながら仕事をしているのだということが分かり、とても感動しました。

小さな成功体験の大切さ

モチベーションを上げる、自分に自信をつける、
その為には小さな成功体験を積み重ねていく方法がとても有効です。
小さな「成功」これがあると、また次の挑戦をしてみよう、と言う意欲が湧きます。こうした小さな成功が積み重なると、結果的に大きな成果を生み出すことができたり、本人の継続力を養うことができるのです。

小さな成功体験とは何か?

では、小さな成功体験とはどのようなことがあるでしょうか?
もちろん成果を出すというのが理想的ではありますが、成果だけが成功体験ではありません。
誰かに「ありがとう」と言ってもらえたり、「良かったよ」と言ってもらえるような仕事をするだけでも成功体験と言えるでしょう。
自分に小さな目標を設定して、それを達成できた時も小さな成功体験と言えるでしょう(できればそれを承認してあげる誰かがいるとなおよい)

例えば私の場合、このNOTEを書いて誰かから「いいね」をいただくことも小さな成功体験となって、NOTEを書き続けるモチベーションになっています。


自分にも他者にも小さな成功体験

小さな成功体験の積み方は意識を変えるだけでとても簡単に設定することができます。
自分のために設定してみるのもよし、他者のために設定してみるのもよし、
まずは簡単なことから成功体験を積み上げて、振り返りをして見てはいかがでしょうか?



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