私がnoteを始めた理由と植物を推す理由
こんにちは。
昨日、とある山に一人で行ってきました。
不要不急の外出は控える時期ではありますが、
私にとっては必要で今いく意義があるもの(後述)なので、決行いたしました。
(さすがにGW中は控えましたが)
(※対策は、目的地が来訪自粛アナウンスを出していないことの事前確認、マスク着用、県境も越えない、時間をずらす、などをしました。結果的に行き帰りの電車はガラガラ、山中で見かけたのは5人くらいでした)
・歩数 25000歩以上(最終的に27000歩)
・登山時間 約5時間半(休み休みゆっくり)
・標高 スタート200→頂上750〜800(3つの山頂を縦走)
・総歩行距離 9キロちょっと
だいぶ頑張りました笑 (普段の歩数は5000〜7000くらいです)
山中で撮った写真はまた次の記事にアップしました♪⛰
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さて、今日は、これについてお話ししようと思います。
私がこのnoteアカウントを立ち上げた理由と、なぜ植物を推すのか
私は、過去に2回、人生の危機を植物に救ってもらったことがあります。
1回目は花で、2回目は樹木でした。
まあ色々あってその時はメンタルが弱り、それが体調にも現れてしまっている、つらい時期でした。
本格的なうつ病と診断されるほどではないけれど、鬱っぽい症状が出ていました。
1回目は、
ほぼ毎日大量の生花に触れる生活になったところ、気づけばいつのまにかすっかり元気に。
2回目は、
一本の運命の樹に出逢った日を境に、急速に回復傾向に転じました。
(↑それぞれの詳細な事情やその時の変化については、
話すと長くなるのでまた別記事にまとめようと思います)
細かいことを挙げればもっともっと沢山あります。
・会社で怒られて凹んでネガティブ思考が止まらないとき、近所の花屋さんで切り花や小さい鉢を買ってデスクで眺めて少し気持ちが楽になったり。
・ハードな残業続きで疲労困憊の時は、いつもの通勤路でそれまで気づかなかった歩道の植栽がガンガン視界に入ってきたり。
・何となくもやもやするなー人の目が気になるなーってときに、山道で草をかき分け歩いていると「なんか楽しくなってきた♪」って気持ちが切り替えられたり。
もともとアウトドア派だとか、すごく自然豊かな田舎に育ったわけではありません。小さい頃から植物が大好きだったとか、大学でそういう専攻だったわけでもありません。
でもここ数年の間の自分の人生経験の中で、ある法則が見えてきたんです。
「どうやら植物には人を癒す力があるっぽいぞ」
と。
実は、昔この発見を広めたくて伝えたくて、それを仕事にできないか、
と動いていた時期がありました。
その時は花屋さんで働くという道を目指していたのですが、
本業として成り立たせるにはいろんな事情もあり、また自分が未熟過ぎて…
残念ながら実現できず頓挫した経緯があります。
でも想いは全然変わっていなくて、むしろますます確信を強くしていく一方で、「いつか何かの形で誰かの役に立つことができればいいな」と思っていました。
そんな中で偶然noteというプラットフォームに辿り着き、
「そうか、文章の発信で伝えるという方法もあるな!」
という発想の転換がありーの、
で、今に至っております。
なので、全部が全部ではないですが、
私がnoteで植物ネタを発信する根底には
「過去の自分と同じように苦しんでいる人のつらさを少しでも軽くするお手伝いをしたい」
「特に困っていない人にも、いざという時の保険として知っておいてもらいたい」
という想いがあります。
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感染拡大予防策と免疫力
これはいつかは書こうと思っていたけど、このタイミングになったのは、1冊の本を読んで、
急いで伝えたほうがいいんじゃないかと思ったからです。
これです。
この本をたまたま読んで、植物と触れることの効果効能は専門家の研究結果でも認められており、「やっぱり私の勘違いではなかった!」と確信を得ることができました。
ただ、同時に「ちょっと今のコロナ渦の時代、危ないかも…」という懸念も生まれてきました。
私にできることはほんとに微々たるものですが、何もしないよりはマシ!ということで、この辺りについて、学んだことをお話してみしようと思います。
今、世界中でコロナの感染拡大防止のため、
外出自粛とステイホーム、
公園、植物園など公共施設の閉鎖、
人が集まるイベントや商業施設の休業、
1日に何度も入念な石鹸手洗い、
アルコール消毒、
常時マスク着用、
ビニールカーテン越しの会話、
ソーシャルディスタンス、
などなどが当たり前になってきました。
もちろん被害を最小限に留め、大切な人の命を守るために必要なことです。
それに対して異議を唱えるつもりはありません。
でも、実は
【短期間で急に極端に菌との接触が減っている状況】になっていること
を、どれだけの人が自覚しているでしょうか。
(個人的には何となく思っていたことが専門家の意見で言語化されました)
感染症のリスクを減らすには免疫力が大事なのに、
そのためには色んな微生物と触れ合うことが大事なのに、
いま励行されているコロナ対策は、
残念ながら逆に免疫力が下がることに直結しているのです…
実は多くの人が気づいていない怖いこと
人間の身体って、実は100兆とも1000兆とも言われる数の微生物を体内に持っていて、それは主に腸内に集中していて、まだまだ分からないことも多いらしいです。(全然知らなかった!)
でも人間の身体を構成する大事な役割を果たしているのが微生物であって、これがないと生きていけないということは分かっています。
人間は生まれた瞬間から
数えきれない細菌・ウイルス・微生物などと対峙し、
日々の生活の中で多かれ少なかれ体内に取り込み、
定着させたり排出させたりしながら、免疫力をつけて環境に適応して生命を営んでいます。
地球上にはまだまだ知られていない菌が膨大にある中で、
たとえ新型コロナウイルスを死滅させるワクチンが開発できたところで、それはたった1種類の話に過ぎません。
ワクチン開発を否定する訳ではありませんが、
これからコロナが別の悪性なものに変異したり、全く別の感染症が流行る可能性も十分あることは念頭においておかねばなりません。
だって地球規模で見たら…残念ながらほんの小さな本当にわずかな違いだけですから。
何より怖いのは、
「多くの人が無自覚に自分で自分を脆弱にしてしまっていること」
さらに、良かれと思ってしていることがもたらす、
「幼い子供たちへの将来的な影響」
です。
過剰な「清潔」が子供に与える影響
上述の本によると、子供の頃の腸内細菌育成がめちゃくちゃ大事なんだとか。
・基本的には2〜3歳までに、必要な菌(常在菌など)は獲得し終える
・その時に作られたラインナップが基礎となり、その後の人生一生付き合っていく体内菌の生態系が決まる
・その時期に、いかに多種多様な微生物・ウイルス・菌・微生物・細菌に触れているかで、耐性・免疫力に差が出る
(全く知らなかった!)
でも、現状はどんどん接触機会が少なくなっているんです…
(ちょっと古いですが)日経新聞でこんな結果が発表されていました。
食物アレルギーの主な要因は、免疫細胞が十分に強く正しく働かなくなってしまったこと。(本当は敵ではない相手に反応)
つまり、
子供の頃の接触機会が少なかったか、
もしくはせっかく獲得した菌をうまく育成できず殺してしまう習慣(不健康な食事、抗生物質の多用など)があったことを意味しています。
ずっと昔、狩猟採集時代や農耕民族時代にアレルギーってあったんでしょうか?
正確にはわかりませんが、今も当時と同じような生活をしている民族の体内を調べると腸内は非常に良好で健康なことから、昔もほとんど無かったんじゃないかと想像されます。
では、いつからこうなってしまったのでしょうか?
それは、
【自然との距離が離れて「不自然な暮らし」をし始めた時から】
現代の私たちは、都市でどんどん暮らしが便利に快適に発展する中で、
自然や土と触れあう時間はほぼ皆無になり、
自然との距離はものすごく遠くなっています。
都心部のお子さんにとっての身近な自然といえば、
幼稚園や学校の校庭、近所の公園くらいでしょうか。
でもそれすらも
「砂場は汚いからダメ」
「外で遊んだら石鹸でよく手を洗って」
「地面に落ちたものはバイキンいっぱいだから食べちゃダメ」
という教育を受けて育っています(私自身がそうでした)。
さらに、
これでもか、とばかりに次々と高機能な新商品が開発される洗剤類。
除菌+、抗菌バリア、殺菌成分配合、防カビ加工、強力洗浄 … etc
きちんとしている親御さんのご家庭ほど、
お子さんが家の中で遭遇する菌も少なくなっているのではないでしょうか。
(私も耳が痛いです…カビが生えたらカビキラー、顔には洗顔フォーム、身体にはボディウォッシュ、と何の疑いも持たずに対処療法的に使っています…)
また、
スーパーで購入する食材は
機械で丁寧に洗浄され、ほぼ土が無い状態で店頭に並び、
昔の日本には存在しなかった、手軽に食べられる加工食品や日持ちする添加物入りの食べ物が売れています。
考えてみると、
人類は「きれい」「快適」を目指して、都市を発展させ、その恩恵を受けている一方で、
「微生物=汚い」というイメージから徹底的に体内に菌が入る機会を減らし、
その結果、本来持っていた身体の強さを失って、アレルギー疾患に悩んでいるんですね…
(私もサバアレルギー、花粉症、最近は皮膚の炎症と腸内環境の悪化を患っています…。思い起こせば昔から「具合が悪くなったらすぐ病院に行く」という家庭で育ったし、ここ最近まで「お医者さんの薬をもらうのが一番早くて安全」と思ってましたし…。スーパーの野菜どころか、毎日のようにコンビニ弁当にお世話になってましたし…。やば…)
ただでさえ、健康を維持するのが難しくなっている時代に、
追い討ちをかける今回の新型コロナウイルス…
しかも、この状況はしばらく続くと言われています。
また、一度身についた衛生概念や生活習慣は簡単には元に戻らないでしょう。
何を懸念しているかというと、
おそらく数年後には、
食物アレルギー、花粉症、ハウスダストなどに過敏になってしまう
お子さんたちがたくさん増えてしまうのではないか
ということです。
とはいえ、いま「どんどん外に出て土と戯れましょう」とか「元気に子供と泥んこ遊びを楽しみましょう」とはいえないご時世…
でも、できることは、
神経質に除菌し過ぎると免疫力を下げる可能性があることを知る
そしてそれを自覚した上で必要な対策をとる
そんなことが重要なのではないか、と思います。
「まずは、手足を泥んこで汚しても叱らずに見守ってあげることから始めてみるといいのでは」と著者の先生は仰ってます。
(「石鹸でしっかり洗わないと汚い」という感覚が染み付いているので、この意識を変えるのはかなり至難の技ですね…私も努力してみます)
今できる小さなこと 〜観葉植物と暮らす〜
除菌社会の悪影響を受けるのは子供だけではありません。
大人の場合は、
はっきりとした原因の分からないアレルギー反応、不眠、鬱、慢性疲労などの「不調」
という、厄介な問題に発展する可能性があります。
この辺りの詳しい関連性は医学的・科学的な専門知識が必要な分野なので、細かい言及は避けておきます。
とにかく腸の細菌が、重要な鍵を握ります。
今流行りの腸活も流行る理由があるんですね。
気になる方は本を読んでみてください。
(※回し者ではありません笑)
さて、じゃあ、いま、なにができるのか。
どうすれば少しでもいい方向に向かうことができるのか。
食事療法や、生活習慣の改善、手作り洗剤の使用、など色々挙げられていましたが、「庭で過ごす時間を増やす」というのが個人的にはいいなと思いました。
さらに、もっと気軽に取り入れられると思っているのは、
観葉植物と暮らす
です。
昔の畑仕事には到底届きませんが、
・都心でも自分の生活空間に小さな自然を取り入れることができる
・空気を綺麗にしてくれる効果もある
・メンタルが弱っているときに癒し効果がある
・インテリアとしてもおしゃれに見える
・集中力も増す
と、いいことだらけ。
家に一つもグリーンが無いという方は、
ぜひ試してみてほしいです。
これは私が経験から自信を持って言えます。
効果は、ちゃんとあります!
しかも、今おうち時間が長くなっているので、始めるにも効果を実感するにも良いタイミングだと思います。
いまできることから始める。
小さくても失敗しても行動を起こしてみる。
すると見えてくることもあるんじゃないか、と私は信じています。
(私もこれまで相当枯らしてきましたが、だんだんとコツが掴めてからは枯らさないようになりました。)
ちなみに、冒頭で申し上げた私に山が必要な理由、部屋のジャングル化を目指している理由は色々あるんですが、
その一つが「不眠を解消したい」という割と深刻な不調をここ数年抱えているからなんです。
検査をしたり、薬を飲んだり、運動したり、色々やっていますが、原因不明でなかなか回復しません。
でも、昨日山に行って(体力的に疲れたのもあると思いますが)緑いっぱいの空気を吸って、草木と触れ合ったからか、今朝は久方ぶりの熟眠感を得られた目覚めでした。
自然欠乏症という言葉があり、近年注目を浴びつつあるそうです。
自分ではこれに当てはまるんじゃないかと思ってます。
私自身、植物や医療の専門家ではないので、間違った認識もあるかもしれません。
でも専門家じゃないからこそ気付けることもあると思っています。
また、資格や専門知識がなくても、自分のことを一番分かるのは自分自身です。
自分の心と身体の声を聞いて向き合いながら、
本能と直感を大事にしつつ、
植物の力を借りて、
より良い自分、より生きやすい人生を作っていきたい!
そんな風に思っています。
それから面白いことに、
「植物×健康」
を切り口に見ていくと、色んな分野と繋がっていきます。
・フィトテラピー
・ハーバリスト
・自然欠乏障害
・ネイチャーニューロン
・バイオフィリア
・森林医学
・ナチュロパス
・園芸セラピー
・土壌菌
・イートダート
まだまだ知らないことだらけで調べたり勉強中ですが、
自分の理解を助けるアウトプット機会として、
また少しでも誰かの役に立つことができればいいな、という希望も込めて、
これからもnoteで綴っていきたいと思います。
ご興味のある方はぜひお付き合いくださいませ。m(_ _)m
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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