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わたしの落とし物...離婚

わたし自身と向き合うための記録です。
最後には、誰かに、そして自分に寄り添えるような記録を残したいです。

◆過去記録

わたしの落とし物...感情の崩壊

わたしの落とし物...拒食①

わたしの落とし物...拒食②

わたしの落とし物...自傷

わたしの落とし物...恋心

わたしは、正社員の新入社員として就職ができなかった。リーマンショックのせいにできた時代だったけど、あの精神状態では、いつの時代でも面接が受からないのは今だから分かる。

統合失調症で苦しむ妹と、妹に付きっきりの母親と、パーキンソン病が進行する父親をわたしは見ていられなかった。

わたしは、
"家にいたくない"という理由で、
精神状態が悪くても、とにかく仕事をした。

契約社員、アルバイト、派遣社員。

正社員になれなかったし、正社員になろうとも思えなかった。


毎日、精神を安定させるための薬を飲み、
まるで病気じゃないかのように繕い、
精神状態が悪化すると仕事を変えた。
それでも、
周りの友人、知人と同じ物を買って、着飾り、
家の中でも、良いお姉ちゃんでいた。

だけど、
誰かに愛されたかった。


本当に愛してくれていた彼と別れてから、
何度も何度も色んな人とお付き合いをした。

どういう風に振る舞えば、明るく見られるか。
愛想良くいつも笑っていること。
素直そうに見せること。
芯の強い女性っぽくいること。

色んな人と出会う度に勉強して身につけた。
そうすれば愛されると思ったから。
だけど誰と付き合っても続かなかった。

3ヶ月付き合って、別れて。
またすぐ誰かと付き合って、別れて。
そんなことの繰り返し。

どこにいても
誰といても
寂しかった

愛されてると思えなかった。

ただただ、悲しかった。

だけど、帰る場所が欲しかった。
居場所が欲しかった。
結婚がしたかった。

たくさんの人の中で、たまたま出会った人と
結婚を前提にお付き合いを始めた。
すぐに同棲をした。
結婚すれば幸せになれると思っていました。

たまたま、結婚できたのが、元夫でした。
本当に元夫を愛していて、愛されていたかは、
もう分かりません。

結婚して、1ヶ月後に
元夫が出会い系サイトを利用していることが分かりました。
心理的暴力、身体的暴力、経済的暴力、社会的隔離、性的暴力、いわゆるDV被害にもあいました。
興味すら持たれませんでした。

それでも、すぐに逃げ出すことができませんでした。

帰りたい場所が他になかったから。


独身の女友達と久しぶりに食事をした時、
彼女自身の生活を楽しそうに話しをしている姿が
幸せそうに見えました。

結婚=幸せ

ではないことにやっと気付きました。

勇気を出して離婚を切り出しました。
別居をして、脅迫をしてくる元夫が怖くて、
弁護士を雇い、別居から4ヶ月後、

結婚から1年弱で、離婚が成立しました。

誰といても寂しかったわたしは、
結婚しても変わらなかった。

きっとわたしが、
人を愛することができなかったから。


それは

わたし自身を
愛せていなかったから。


繕ったわたしは、
どこの誰かも分からなくなり、
わたしはわたし自身をどこかに落としてきてしまったのだと思います。

「好きだ」と言われても
誰に言っているのか分からなくて、
自分が愛されてると思えなかった。

そんな寂しい人生に
離婚という幕を降ろしたのは、
30歳になる4日前でした。

それでも誰かに必要とされたいと思って
生きてきたわたしは、
やっと正社員になった職場でも

"障害者"

という1つのその事実だけで、
傷をたくさん負いました。

それは、次の記録にします。



気にかけて下さり、ありがとうございます*⑅୨୧いつか自分で自分を救える人になります‪𓂃 𓈒𓏸໒꒱見ていてください❁⃘*.゚