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わたしの落とし物...恋心

わたし自身と向き合うための記録です。
最後には、誰かに寄り添えるような記録にしたいです。

◆過去の記録

わたしの落とし物...感情の崩壊

わたしの落とし物...拒食①

わたしの落とし物...拒食②

わたしの落とし物...自傷


わたしは、高校3年の夏にお付き合いを始めた恋人がいました。
それまでも、お付き合いをした人はいたけど、わたしの中では、

きっと彼が

初恋でした。

付き合う前から、誕生日に1番に電話をかけてくれました。
告白されたのは、一緒に出かけた花火大会でした。

"青春"

まさに、この言葉が合うと思います。

だけど、高校3年生は受験シーズン真っ只中。わたし達は、国公立の大学を目指していました。


わたしは、度重なる家庭内での生活制限に耐えられなくなり、高校3年生の春から保健室登校が増えました。
集中力もなくなり、倦怠感、微熱、不眠、食欲不振。養護教諭の勧めで、心療内科に受診したのも高校3年生の時でした。
国公立大学進学の目標も諦め、指定校推薦で私立大学になんとか合格しました。

彼は、国公立大学を受験し、合格しました。
先に進路が決まっていたわたしは、彼に家庭環境の話をすることはありませんでした。彼の進学が決まり、遠距離恋愛が確定して、初めてわたしの病気について話しました。

別れを覚悟していました。

でも、その時は別れませんでした。

ただ、大学生活が始まり、遠距離恋愛は続きませんでした。大学1年生の5月末、別れました。

大好きで大好きな彼に何もしてあげられなかった。

そんな思いだけが残り、未練しかありませんでした。
彼の顔を見たいためだけに、積極的に高校3年時代の同窓会を何度も開きました。

そして、大学3年の夏の同窓会。
別れてから初めて2人でファミレスで話す機会ができました。嬉しくて仕方なかった。

別れてからも、わたしは片想いしたままでした。

そして、彼はわたしがリストカットしていることに気付きました。
だけど、遠距離のままだから、何も進展しないと思っていました。

でもある日、彼から手紙とブレスレットが届きました。ブレスレットは、リストカットを少しでも隠せるような太いものでした。そんな風に勝手に解釈しました。

わたしは、そのブレスレットを着けてイギリス留学に行きました。帰国して、就職活動も彼と一緒にしました。

2人でファミレスで再会できた後、常に彼がわたしの安らかな支えでした。
恋人でもなく、友達でもなく、

"本当に大切な人。"
ということに
気付きませんでした。


わたしは、常に誰かに愛されていたかった。信頼していた友達がいなくなっても、言い寄ってくれる男性がたくさんいました。そんな男性とは、付き合うことはしませんでした。

彼と寄りを戻したのは、大学4年生の夏でした。
それまでもずっとずっと、毎日毎日連絡を取り合って。遠距離にも関わらず会いにきてくれました。
彼ともう一度付き合えた喜びなど、わたしには分からないくらい、誰かに愛されていたくて寄りを戻しました。

本当に愛されていることを、気付かないまま、彼のことを大好きな気持ちが分からなくなるくらい、

わたしは、壊れていました。

それでも彼は、支え続けてくれました。

そんな彼に社会人1年目の秋に

突然、フラれました。

理由は、「他に好きな人ができた。」という分かりやすい嘘でした。
わたしはフラれて初めて
大切な人を失った。と気付きました。

でも彼とは、翌年夏に再会しました。

彼が病気になっていたこと。会社をやめて、転職活動していること。彼自身が友人を自殺で失くしたこと。を初めて知りました。

またわたしは何もしてあげられなかった。

本当にわたしは、自分勝手で最低だった。

わたしは、大切な人さえも分からなくなっていました。

それなのに彼はわたしに、

「一生幸せにしようと思ってたのに、ごめん。
絶対に幸せになってほしい。」
と言ってくれました。
2人でたくさん泣きました。
そして、それから彼と会うことはありませんでした。

もうわたしは、
誰かを愛することが、
分からなかった。

それでもわたしは、
誰かに愛されたかった。


そして、それから6年後に結婚して、

その1年後に離婚しました。


それは、次の記録にします。







気にかけて下さり、ありがとうございます*⑅୨୧いつか自分で自分を救える人になります‪𓂃 𓈒𓏸໒꒱見ていてください❁⃘*.゚