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地方議員は必要か。

こんにちは、イメージコンサルタントの古橋香織です。

タイトルがストレート過ぎていろんな意見が飛んできそうですが、古橋が関わっているローカル・マニフェスト推進連盟さん(以下LMさんと呼ばせていただきます)が、7月27日にシンポジウムを開催します。

LMさんは、独立直後で生まれたての小鹿のような私を勉強会に講師として招いてくださったり、マニフェスト大賞2020の実行委員会のメンバーに加えてくださったりと、私自身がとってもお世話になっている団体です。

さて、今回のシンポジウム詳細はこちら

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画像のインパクト、すごいですねー。シンポジウム登壇者は地方議会界隈では知らない人はまずいないであろう面々でして、地方議員の実態を客観的に、リアルに、そして興味深く考察してくれそうです。

実はこのシンポジウム元ネタの書籍があります。書籍ではNHKが実施した地方議員に対する大規模アンケートをもとに、地方議員の実態について詳細に書かれています。私ももちろん読みましたが、地方議会を知らない人が読んでもかなり面白いと思いますよー!!

私は都議会に6年いましたが、仮にもし都議会に異動になることもなく、それ以上に公務員になってない人生を送っていたとしたら、余程政治に関心がない限り地方議員の活動って選挙以外ではなかなか見えてこないんです。恥ずかしいことに私自身も都議会に異動するまで、地元の都議会議員の名前知りませんでしたから苦笑。

地方議員の仕事の中で華々しいのはごく一部。基本は地味で泥臭くて調整ごとが多くて、悲しいことに真面目にやろうとすればするほど、地味ーな部分が増えていきます・・・。私は議員ではないので表面的な部分しか分かりませんが、この考察は概ね間違っていないんじゃないかな・・・??どうかな???

そういう経緯もあり、今は頑張る地方議員の方向けにブランディングのお仕事をしているんです。住民は「議員は何やっているかわからない」、議員は「住民が議会に興味を持たないとダメだ」と、ずーっと平行線で言い合っているかのような、負のループみたいな現状を脱却したいという思いがあります。私個人の思いですが、地方議員へのブランディングを政治への無関心を解決する一助にしたい。

だって、魅力的な人のことはもっと知りたくなるじゃないですかー??政治家がみんな魅力的になったら、今よりも絶対に政治に関心を持つ人が増えるような気がするのです。


新型コロナウィルス対策の過程で首長の動きが目立つ中で、地方議会に関するニュースにつくコメントといえば、

「議員減らして」

「議員いらない」

というような趣旨のものが、以前より増えたように思います。

しかし、地方議員が実際に何をしているのか、住民代表とは何なのか、そして議員で構成される議会は、私たちの暮らしの中にどのような影響を持っているのかを知ってみると、0か100かの考え方に基づいた「減らせー」は言えなくなると思います。むしろ「もっとちゃんと選ばなきゃ」ってなるかも。

シンポジウムは議員だけでなく一般の方も参加可能です。これを機に、地方議員の存在意義を改めて考えてみませんかー??



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