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休むことの大切さをプラレールから教えてもらった日

みなさんは、プラレールをご存知でしょうか?

そう、男子を持つ母なら一度は手に取る、あのおもちゃの電車です。

プラレールは電源をONにすると車輪がまわり動き出すのですが、パワーを出す量が、

OFF    ON     HI

の3段階あります。

うちの子どもはHIが大好きなようで、線路がなくても連結車両を引っ張る必要がなくても、容赦なくパワーをHIにして電池をすぐ消耗させています。。また、HI状態のプラレールが障害物にぶつかって進めなくなっているシーンにもよく遭遇するのですが、哀愁漂うというか、何としてでも助けてあげたい気持ちになります。。。

そして先日、プラレールの電池を取り替えて、きちんと動くかチェックしているときにこんなことを考えました。

そういえばここ数ヶ月、私は自分の電源をOFFにした時ってあっただろうか。

思い返してみれば、1月に起業して4月にコロナ禍によりお客様がゼロになり、今6月が終わろうとしていますが、今日までの私は1日のほとんどをプラレールでいうONかHI状態で過ごしてきたなぁと。

特にコロナ禍では対面でのサービスが前提だったイメージコンサルティングのやり方について、全面的な見直しを迫られました。対面=悪、オンライン=善みたいな世間の風潮も相まって、イメージコンサルタントとしてどう生き残るか、世の中における「見た目」への投資の考え方はどのように変わっていくのかなどの考えることがあまりにも多く、一見元気に振る舞っていましたが内心は必死でした。

1番酷かった時期は、不安で夜眠れなかったり、滅多にできない口内炎を大量に発症させてましたから苦笑。

しかし、今は幸いなことに今はお客様も戻りつつあり、危惧していた「見た目に関する価値の変容」みたいなものはあまり見受けられなかったように思います。むしろ、対面コンサルを受けるのを3カ月待ってくれてようやく受けてくれた人がいたりして、、本当にありがたいです。

コロナがなかったらきっとこんな感じだったのに、みたいな「たられば」の話はしたくありません。しかしここ数ヶ月の私は、自分で言うのもなんですがこれまでにないほどの頭フル回転だったので、半年間を振り返ってみると電源をOFFにしていた時間が極端に少なかったことに今更気づきました(子育て中ということもあり尚更ですかね汗)。とは言え、コロナがなかったらここまでほどの試行錯誤はすることもなく、ノーテンキにお仕事していたかもしれません。それはそれで危険ですね。。。

起業している人の中には、何日も眠らず猛烈に働き続けるのが当たり前みたいな人もいるかもしれませんが、私の場合は休まないとアイデアが枯れるタイプのようです。

それに起業してから今日までの数ヶ月の間にも、宝物のような出会いがたくさんありました。そこで出会った尊敬できる人たちはおやすみ上手な方が多いです。仕事も家庭も、周りの人も大事にしているんだなーということが何も言わなくても伝わってくる方ばかりです。

新しい環境に飛び込んだり、仕事で大事な局面を迎えると、私たちは「働いてる自分」をオフにすることを忘れがちです。特に私のように自分で事業をやっている人は勤務時間という概念がないので、気づいたらずーっと仕事のことを考えちゃうみたいな人も多いです。また、調べてみると根が真面目な人だったり、育児休業や休職状態から職場復帰した直後の人にも、この「つねに電源が入ってる」状態が続き、どんどん心の余裕やアイデアの源泉が枯れてゆくことは当たり前のようにあるようです。

ということで、私もそろそろ電源をOFFにするという機会を持たないとなーと思うのでした。

みなさんもコロナで頑張って頑張って頑張ってきた疲れがどどどどっと出る前に、おやすみ取ってくださいね。

今日はここまでです。読んでくださりありがとうございました。








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