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ポイ捨てを減らした黄色いゴミ箱とは?

こんばんは。自分はいつまでも若いと思いつつも友人から加齢臭を指摘されたかどぅです。30歳まで残り1ヶ月、短い20代の余命臭を感じつつ、爆走したいと思います。

さて本日は、僕のマーケティングの仕事にも通ずる「人の行動を変えるにはどうしたらいいか」を考えていきます!マーケティングの仕事のみならず、自分以外の相手の行動を促すことの重要性は、部下や取引先など短い方にも使えるので、基本的にはどの方にも知っていて損なことはありません。

その手法の中でも「ナッジ」という手法は、人の行動原理に沿って、本当に行動してもらうにはどうしたらよいかのヒントを与えてくれます。

この考え方は、ヒトの進化の過程において獲得してきた心理や行動の特性を生かした行動経済学の観点から人々が自発的に望ましい行動を選択するよう促す手法を「ナッジ」といいます。

この考えには、人の行動原理は、合理的でなく、非合理的であるという側面を持つので、今までの分析による手法というよりは、新しい施策の導入の際に使われることも多いようだ。

一見、言葉では難しいが、自分達は知らず知らずのうちに行動を誘発されていて、日常の中にも「ナッジ」は存在する。最近感じているのは、スーパーに貼ってある、並ぶ位置のシールである。今までは人との間隔を空けずに並んでいたが、ソーシャルディスタンスのシールによって、その行動基準に準わされてる。

この考えが面白いと思ったきっかけが、以下のイギリスのNPO団体hubpubの取り組みです。イギリスの街では、タバコのポイ捨てが問題になっており、それをやめさせる取り組みを自治体も行ってきたが、あまり上手くいかなかった。では、皆さんだったらどのような方法を考えますか? 

ポイ捨てした人に罰金を取るや、タバコの販売を禁止するや、警官に厳しい指導を命じるなど、禁止という方向で考えてませんか?

この団体が行ったのはこちらです。

A: ゴミ箱に、投票制をもうける

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参照:http://social-design-net.com/archives/31816/

世界一のサッカープレイヤーを、タバコの吸殻で決めるなんて洒落てますよね。人は、無理やりやらされたりすることはためらうが、投票したいように、ゴミ箱の意義を変えてしまう。という斬新なアイデアでした。

このように、意外と人が動く動機て、簡単だったりするんですよね。今行っている施策がうまく機能していなかったり、チームメンバーとの馬が合わなく悩んでいるのであれば、働きかけ方や伝え方を変えるのがよいのではないでしょうか。

このようなポジティブな発想で、できないこともプラスに変えたいですね!甲子園がなくなって落ち込んでいる皆さん、甲子園を復活させるような斬新なアイデア💡を考えていきましょう!