『どういう国にしたいのか』
皆さん、こんにちは。
スモールジム『Sweet Fitness』代表トレーナーの佐藤です。
約1年前に店舗へ興味を持っていただいた見込みのお客様から体験問い合わせが届いた今日この頃です。
このnoteでは『30代で脱サラして自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて、良い刺激になるようなことを目指して書いています。
・脱サラを目指している方
・起業する意欲がある方
・フィットネスに興味がある方
上記に該当する方はぜひお読み進めていただけると幸いです。
『30代で自分のジムをつくろう！』というテーマで、週1回（毎週月曜日予定）の配信をしています。
月曜日の定期配信以外は、簡易的に新聞記事にあるトレンドや偉人の考え、本からの学びを抜粋して共有していく予定です。
今回は、前回に引き続き『日本の論点2022〜23(著：大前研一)』を取り上げていきます。
前回には、本書内にて『21世紀の教育現場に「先生」は要らない』という事について触れて「インサイドアウトな社会人」を目指し、こういった方々のネットワークを活用して、「希望を創出していきましょう」と書きました。
今回は、ここにも繋がるもう一つの視点を取り上げていきます。
突然ですが、『デジタル民主主義』というのをご存知でしょうか。
これは「政治や行政をデジタル技術の力でより身近な存在にするとともに、多様でより良い社会を目指す」という内容です。
これに触れた大前氏の“創憲”に対する考えが述べられています。
度々ニュースや新聞でも話題になる“憲法第９条改正”に対して、大前氏は「ここの議論に意味がない」とばっさり切り捨てています。
“現在の自衛隊にとって、憲法は何ら足かせになっていない”というのが結論でありますが、今回の記事には深く関わらないので割愛します。気になる方は詳細を本書にて確認してみてください。
上記以上に“創憲”に関わる大切な観点として、本来の「地方自治・地方創生」が可能になるような内容にすることを指摘しています。
“地方自治”が持つ力の現状は、「立法」・「行政」・「司法」の三権利を有さず、中央政府が決めた法律の範囲内のことだけと問題視しています。
だから、コロナ対策で知事が力を発揮しようにも、大阪に通天閣や東京のレインボーブリッジの色を変える程度しかできないと嘆いています。
そこで、三権の上に立つ「スーパー省庁」を提案して、省庁ごと縦割りのデータベース管理などはせずに、オンリーワンの国民データベースを構築して、健康保険証や運転免許証、年金情報や納税情報、医療情報などあらゆるデータを１つのデータで管理した上で、スマホで健康保険証や運転免許証を携帯できる世の中を当然とすべきと、述べています。
そして、ここからが本題なのですが、『新しい憲法は誰がつくるのか。』
それは『国民一人ひとり』だと明言しています。
『そもそも「憲法」とは、国家に方向性を与え、国家権力を制限するためのものである。』と指摘して、『実質的に「独裁」状態にある自民党が憲法の内容を決めるのはおかしい。』と述べています。
志ある人間が「どういう国にしたいのか」をたたき台になる案を発起して、それをベースにどういう憲法にしたら良いかを、国民全体で知恵を絞り合って議論することを提言しています。
これは“国”ベースでなくとも、“会社”や“個人”ベースでも大いに反映できる視点でしょう。
本書の別の項では、日本の多くの企業で見る年功序列による給与向上に対する問題提起と、世界に見る専門技術を有する職業の若手世代（20〜30代）の収入最高値が挙げられています。
現行のシステムや世論を変えていくには、まず『私たち一人ひとり』から変容していく必要があるのではないでしょうか。
その為にも、大前氏のような視座を目指しつつ、その知見に触れて、そこに近づく行為行動が重要な観点ですね。
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き、『自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて刺激になることを書いていきたいと思います。良ければ、また読みに来てくださね♪
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