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『我々の勝利を世界の人々と分かち合いたい』

皆さん、こんにちは。
スモールジム『Sweet Fitness』代表トレーナーの佐藤です。

息子の“家事手伝い”に心がほっこりする今日この頃です。

このnoteでは『30代で脱サラして自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて、良い刺激になるようなことを目指して書いています。

・脱サラを目指している方

・起業する意欲がある方

・フィットネスに興味がある方

上記に該当する方はぜひお読み進めていただけると幸いです。

『30代で自分のジムをつくろう!』というテーマで、週1回(毎週月曜日予定)の配信をしています。

月曜日の定期配信以外は、簡易的に新聞記事にあるトレンドや偉人の考え、本からの学びを抜粋して共有していく予定です。

毎週土曜日は角度を変えて『エンタメ』からの着想に触れて書いていきます。今回は『ドリームプラン(映画)』を取り上げていきます。

私事ですが、高校3年間は硬式テニス部に所属しておりました。

強豪校でも何でもないので、巷で聞くような、いわゆる“体育会系ノリ”はなく(強豪校だから“ある”という訳でもないですが)、最高の仲間にも恵まれて楽しく3年間を過ごさせていただきました。

そんな学生時代に、まさにタイムリーに活躍されていたのが、本映画のメインでもあるウィリアムズ姉妹です。

当時において、姉妹のプレーの迫力や強さは、群を抜いており、世界最高峰の大会決勝で姉妹対決を繰り広げるほどです。(当たり前ですがトップ1・2を姉妹で獲得)

そんな2人が活躍するまでの軌跡は、全く知りませんでしたので、本映画にて、原点ともいえる幼少期からの成長過などが描かれており、活躍の理由に納得させられました。

本映画のタイトルにもなっている「ドリームプラン」は、ウィリアムズ姉妹の父親が、2人が生まれる前から立てた計画が元となっています。

もちろん、100%が計画通りではなく、実績のあるコーチや有識者からのアドバイスにより、「ドリームプラン」は追加修正されていきます。

これまたシンクロしたのが、今週内で取り上げてきた書籍「RANGE(レンジ)」です。

まさに本書でも、タイガー・ウッズと、これまたテニスプレイヤーであるロジャー・フェデラーの、それぞれの活躍までの道筋の違いが紹介されており、2歳から活躍しているタイガー・ウッズに比べて、サッカーなど他の種目にも興味があり、遅咲きのロジャー・フェデラーの違いを追求した内容が書かれていました。

ウィリアムズ姉妹の父親は、どちらかといえば、後者のロジャー・フェデラーの活躍ぶりに近い方向性で、姉妹を導いております。

その教育観は、ブレずに芯があり、特に頑なになりそうなところは、姉妹の母親(妻)が、良い按配で解きほぐしてくれます。

この両者のバランスが、また絶妙でした。

その一つが、初出場の大会からなんと一度も負けず63連勝した記録をつくるほど、破竹の勢いで勝ち抜いていった際に、帰りの車中で、大会優勝での陽気ムードに、“浮かれた気持ち”を察した父親が、姉妹へ厳しく指導をします。

それを見かねた母親(妻)は、“良い雰囲気を壊すような真似はしないで!”と、父親(夫)を諭します。

その後、帰宅した家族へ、父親が「シンデレラ」を観るよう促します。

そこで(シンデレラ鑑賞後に)得たモノをみんなに答えさせ、“謙虚さ”の大切さを伝えました。

要は、テニスプレイヤーである前に、ひとりの人間としての“人間形成”を養う重要さを理解していたのです。

これは、通常ジュニア大会を勝ち進み、キャリアを積んでいくのが“常識”とされてきた世の中において、プロデビューまでの3年間を、一般的な学生生活を送らせたことにも反映されています。

そして、その成果が象徴されるのが、3年間のブランクを経て、プロデビューを果たす試合前に、スポンサー契約の話がやってきた時です。

試合前の実績がない、わずか14歳の女性に“300万ドル”での契約金提示を受けた際に、ウィリアムズ(姉)は、一晩も待たずに、そのオファーを断りました。

「まずは、自分の活躍を皆に見て欲しい」と。

目先のお金目的だったりしたならば、目が眩み“大事なもの”を犠牲にしてしまった可能性がありますが、父親の熱心な教育もあり、適切な判断をした瞬間だったのではないでしょうか。

結果的には、当時の世界ランキング1位の女王に敗退してしまいますが、その激戦内容から人気は一気に上がり、15歳という若さにも関わらずリーボックと1,200万ドルで契約を結びます。

その後の活躍は有名ですが、ウィンブルドン5回優勝、アフリカ系女性として初の世界ランク1位となり、妹のセリーナもグランドスラム23回優勝というテニス史上最高の選手と多くの人から見なされる活躍ぶりです。

映画の最後に父親が残した言葉で締めくくります。

「我々の勝利を世界の人々と分かち合いたい」

という事で、今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

引き続き、『自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて刺激になることを書いていきたいと思います。良ければ、また読みに来てくださね♪

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