なえ🌱

…do not have love,I am nothing. ──1co 13:2 …

なえ🌱

…do not have love,I am nothing. ──1co 13:2 双極性障害Ⅱ型。弱さも闇も赤裸々に描きます^^ 私のページを見つけてくださった方、読んでくださった方、本当にありがとう🌟

最近の記事

僕のそばには人生の教師が

①未来が見えない 見えても苦しいだけ この世界は… 皆誰もが不完全 僕だけじゃなかった 懸命に生きてみても 報われず 褒められず 認められずに 歩いても走ってみても またここに戻るだけ この想いを預ける場所が僕にある 僕のそばにはいつも 神様がいる ②慎ましやかに咲く 健気な雑草を 見るだけで 心なしか気持ちが 穏やかになれたよ 小さな感謝見つけて 本当にごく小さなしあわせを得て だけど僕はまだまだ 「ありがと」が下手なんだ 毎日が僕にとって 人生のレッスン 僕の教

    • 白日夢

      あなたへ。 私のいない生活はどうですか 自由ですか 楽しいですか 平和ですか うるさくなくて静かで 過ごしやすいですか ごめん ごめんね… 力になれなかったね どうすればあなたは満たされたでしょうか …多分どのみち 私には無理だったみたい 一緒にいたかったよ あなたを支えたかったよ 叶わない夢だったの 私は 短い短い白日夢を見ていた あなたが望むかわからないけれど 私はこの先自由にさせてもらいます それでも私は あなたを忘れられないと思います

      • 朧記憶

        デリート みんなデリート 美しいだけの思い出たちは みんな削除してしまえ 私の胸を暖めて そして冷えていった 幻の光たちよ ここが私の場所 哀しみが漂うこの位置が 現実なの 向こう側に渡るよう 何度も試みてきた 何人もの人が私の手を引いてくれた 闇から光へと 誘ってくれた でも彼らと同じように見たり聞いたり感じたりすることはどうしてもできなかった 日だまりの中で 笑いながら涙流した 幸福感の代わりに感知したのは 深い劣等感と 罪悪感と 疎外感… いい加減 自分に嫌気がさし

        • 蜃気楼

          僕がなりたかったのは 偉人でも賢人でも聖人でもなかった できる人 と呼ばれたくもなかった ただ身近な人間に優しくありたかった 裏切られても 誰も傷つけずに耐えていたかった どんな痛みも甘んじて受ける強さが欲しかった 怒りには笑顔で 憎しみには それを覆えるほどの愛をもって 応じたかった それさえ守れれば あとは何も要らなかった なぜ 傷つけてしまうのだろう なぜ 壊してしまうのだろう なぜ 裏切ってしまうのだろう 僕が欲張って手を伸ばしたものは 追われるのが嫌いな蜃気楼の

        僕のそばには人生の教師が

          美しいもの

          残された日々は もう あとわずかだから 今 目の前にいる かけがえのない人たちを 大切にしたい できるだけ たくさんの心からの笑顔を 引き出したい できるだけ たくさんのまごころに 触れたい そう 残された日々は あとわずかだから 「甘い」と言われても 優しいものが好き 「薄っぺらい」と言われても 僕はいつだって 温かなものを求めるんだ 「現実を見ろ」と促されても やっぱり 美しいものには 心惹かれていく 君のひそかに磨かれた美しい面に 気づけたらいいな たとえ一瞬の

          美しいもの

          対極圏☯️

          幸福なひとは 励ます力を持っている 不幸なひとは 慰める心得を持っている 喜べるひとは 与えるしかたを知っている 苦しんでいるひとは つらさのしくみを理解できる 強いひとは 手を差しのべる 柔らかいひとは そっと肩を抱く 才能は 高揚を求める 平凡は 穏便を望む 笑いは 即効性のある強力な麻酔 涙は 傷に滴り痛みを和らげる薬 快活なひとは 言葉の豊富さによって楽しませる 静かなひ

          対極圏☯️

          オルゴール

          夜風の優しい五月のある日 頭を上げて 両腕挙げて 短い指の間に煌めく 消えそうな星をそっと弾いた “小さな小さな 憂う魂よ 大きな大きな 哀歌となあれ” 幽かに流れる音符の粒を 拾い集める僕は オルゴール 明日がよぎる永遠は怖い 新たなネオン 不快なノイズ めぐるめぐる星座を奏でて 草臥れるなら それでいいや… 昨日と同じ最後の一音 束の間の余白 何で潰そう どうか 耳を澄ましていてほしい 間違いだらけの 僕のメロディ

          オルゴール

          はなうた。

          ナミダが目に貼り付いて 優しさが毒にみえちゃう 鏡に映るみじめな ボクを憎んでしまう 青く澄んでいる 空 キミは清くていいなぁ 凍える心を溶かしてくれたらいいなぁ 何度も理不尽な祈りを 天まで 飛ばせど 地面に落下。 アスファルト這い進む いも虫 踏まないように ハンドル切って転んだ ボクを褒めたくなった いつもなら無視できる 小さな小さな もの どうして? こんなとき とても気になるのだろう “大丈夫よ 一歩あるけた 大丈夫よ 明日も一歩 はなうた ちいさく歌

          はなうた。

          露草

          蒸し返す 夏の昼下がり 何故 我が力 尽き 繰り返し 死んだやうに 頭 垂れ下がる 何故 遠き 曙 幽かに念ず 呟き 刃の如き葉から 零れ落つ 何故 目覚めの暁には 暗澹たる空色を 浮かべつつ しゃんと 岩地より吹き出る ※YouTube mi苗チャンネル「露草」という曲の 歌詞になっています

          憂いに酔う

          ほんとうは こんなことツラツラとまた書き連ねたくないけれど 今日も少し楽になるから言っていい? 生きていたくないって 心にずっと苦痛があるなら 朝も昼も夜も 深く眠っている間以外は ずっとずっと 苦しいから どこからとも湧いてくる哀しみの泉も絶えないから 死にたいって 言ってもいいですか どうして私こんなに疲れているんだろう? どうしてこんなに絶望しているんだろう? そんな境遇でないと頭では分かっているのに 愚か者 どこでどう死のうかってまた考えてる もうこんな繰り返し

          憂いに酔う

          紺碧の湖

          雷に打たれて 枯れてなお 力放つ 杉 物言いたげにかがんだ姿勢 ぼくを じっと見てる ごめんなさい あなたの言葉は この荒んだ胸にうまく響くかわからないから 今は遠慮します ぼくは下を向いたまま 日々の憂いを 口にしてみる 土に浸みこむ… 泣きながら 赴く先は 紺碧の湖 静寂を湛えた水面に そっと 指先浸し 心なだめる ひび割れた轍 引き返した跡はどこにもなく 湖の底へと続いている 泥にまみれた器 鬼に

          紺碧の湖

          山手線でゆく季節

          冬から春にかけて 凝り固まりつつある心 今年もこの季節が窓を飾り 巡り周る…私が人として存在する限り もうそろそろ脱線してもいい? 輪状の路線道は気が遠くなる 何度も何度も こんなに苦いのを味わうのに なんで胃に穴が空かない? 「いちぬけた」が言えればどんなにいいか 無理なのは 私が既に敷かれた線路と組み合っていて その上を滑るのがさだめだから あー…… 横から誰か突撃でもしてくれないかなぁ もしくは内部に時限爆弾を設置してくれれば なんて軽くぼやいてみたんだけど そ

          山手線でゆく季節

          正気ガス

          草木も眠る 午前2時半 鈍い痛みで目を覚ます身体 眠る前に毎日吸っているあの“薬”を 忘れてしまったんだね 『正気ガス』で荒んだ心に麻酔して 今夜もぐっすり眠れればいい 朝まで 生きる 犯した罪を 笑い飛ばすことで 疼く傷に蓋をして 許して… こうでもしなければもう 正気を保てないから 「消えたい」なんて言葉を盾に 護ってもらおうとするわたし 逃げて逃げて卑怯な自分を 甘やかしていただけ? そしてこれからも 『正気ガス』で歪んだ心に麻酔して 束の間の安らぎを偽ればいい

          正気ガス

          診察にて

          自殺幇助の殺し屋とコンタクト取ったと主治医に報告したら、ごもっともな正論と説教で片付けられた。 『あなたも国家のものなんだから自分だけの命じゃない』と。 自分が国の“所有物”とは初めて聞いた。 余計に消えたくなった。

          診察にて

          冬桜🌸

          あなたが教えてくれた 桜の木の例え話 冬には枯れたように 全てを落として失くして見えても まだ生きていて 花を咲かせる準備をしていることを 知ってる人は その裸の木を 大切にするんだって 神様も あなたも それを知っていて 枯れてしまったような私に いつまでも寄り添った “もう私の花は咲かない このまま葉っぱさえ萌えずに終わるんだ” なんて苦笑いした私を 軽く蹴飛ばしたあなたの触れたところが まだ温かい まだ温かい。 大切なもの失って 失うばかりの人生を ちいさく嘆いた

          命の灯

          死にたいと毎日泣いた 殺してくださいと毎日願った 朝目覚めなければいいと毎夜呟いた 自分を消すための試みは数えきれない それでも心臓は鼓動をやめてくれないんだよね 知らん顔しているのか こんな私に対抗しているのか 絶え間なく命をただ灯している 誰かのために生きなさいなんて 言われて育ってきた 今更になって 世界は 自分のために生きろと提案してくる そういう対極論 振り回されるようで少し面倒だな まあ今の私にとってはどちらでもいい 自らの義の規準にやられて 泣いて泣いて苦し