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冬桜🌸

あなたが教えてくれた
桜の木の例え話
冬には枯れたように
全てを落として失くして見えても
まだ生きていて
花を咲かせる準備をしていることを
知ってる人は その裸の木を
大切にするんだって

神様も あなたも
それを知っていて
枯れてしまったような私に
いつまでも寄り添った

“もう私の花は咲かない
このまま葉っぱさえ萌えずに終わるんだ”
なんて苦笑いした私を
軽く蹴飛ばしたあなたの触れたところが
まだ温かい
まだ温かい。


大切なもの失って
失うばかりの人生を
ちいさく嘆いた私に
神様はすぐに応じてくださった
天使は私の目の前に
あなたを連れてきて
『こういう人たちを大切にしてごらん』と
教えるかのようにして

神様と 人々を愛し
愛を示すことを恐れず
相手の身になって考え
築き上げること目指す
それは
樹木の内側の準備 幸せの下ごしらえ

背中そっとさすってくれる あたたかい手
そんな愛に応えられず
諦めたような私に
神様の愛を感じるよう伝えてくれる
あなたは私の 胸に居座る

今 私の蕾がある
暖かな春を待つよう準備して
枝を天に捧げるよう 伸ばして
青空見上げる
それは神様と
あなたのおかげ
あなたのおかげ。

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