きっと、怖いんだ。

想定していることであっても。

もう、答えは分かっている。
けれど、その言葉を聞けるだけの精神状態と忍耐力、体力を持ち合わせてはいない。

死んだこころに死体蹴りをし続け、され続け早く死ぬタイミングだけを伺っている。

けれど、そのタイミングが来るかもしれない。
わたしにとっては、大きなチャンスを手に入れられるのかもしれない。

生きていたって、辛くて苦しいことのほうが多いのならもう楽になりたい。
どうせ、死んだらすぐに斎場に直行で誰にも知られずに焼かれるだけなのだから。

生きる苦しみと、死ぬことの苦しみ。
今は、死ぬことの苦しみを選ぶ方が楽になれるのだろうか。

けれど、本当は死ぬことが怖いんだ。
だから、余計に辛いんだ。

いつまで、わたしはこころが死ぬ続けて死体蹴りされ続けることに堪えないとならないのだろうか。

「そんなつもりはない」
「お前の勘違いだから」
「気持ち悪い」

そんな言葉で片付けられる未来。
分かっているのに、その言葉たちにまた傷付けられることが怖いんだ。

わかっている答えを、改めて聞くこと。
それは、ある意味自暴自棄なのかもしれない。
死ぬにはうってつけなのかもしれない。