no title【37】


期待したって、天地がひっくり返っても無理なこと。
そんなことは、分かりきっている。

YouTubeのタロットリーディングを見たって、現状が何も変わることなんてない。
あれは個人鑑定ではなく、多量のエンタメ要素を含んだ全体向けリーディング。

そんなことは、分かりきっている。
それでも、見てしまうわたしは気持ち悪いし愚かだ。

タロットリーディングで直感で選んだカードを見ると、現状や現実とは真逆な答えばかり言われる。

忖度なしリーディングも見ることはある。
そちらの方が当たっているのかもしれない。

相手は、パートナーがいないと話していたことはあるが、赴任先ではということかもしれない。
というか、元々パートナーがいる癖に嘘をついている可能性は高いと思っている。


ある人達のリーディング見ていると、涙が溢れてしまう。
決してアゲ鑑定ではない。
けれど、現状を当てられることが多い人達。

全体向けだから信じてはならないし、期待してもならない。
そんなことは分かりきっている。
けれど、そうだったらいいな、なれたらいいなと思ってしまう。

だから、涙が溢れてしまうのかもしれない。
現実は、真逆で地獄なのだから。
死んでいるこころに、更なるとどめを刺すことになっているのだから。


これも、愚かで気持ち悪い非人間の末路なのかな。

タロットリーディングでは、夢見させてもらって。
現実では嘲笑われ、罵られ、悪者扱い。

生きる希望を削がれてばかり。
わたしが早く生きることを諦める手助けを、あの人やその周辺はしてくれているのか。


「考えすぎ」
「些細なことを過敏に捉えすぎ」
「だから、お前(Nagomi)が悪い」


愚かで気持ち悪い非人間だと、教えてくれてありがとう。
感情を持つなと教えてくれてありがとう。
死んだこころにとどめを刺すよう仕向けてくれてありがとう。

もうこころは死んでるので、とどめを刺すように仕向けてくれなくていいんだよ。

何処までわたしを惨めにさせれば気が済むの?
わたしが完全なる死を選び行動するまで、それは終わらないの?

わたしが加害者ですと言わないとならないの?


もう、しんどいや。

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